Sony α7IV(ilce-7m4)の撮影に便利なカメラアクセサリーについて解説していきます。
カメラを購入したけど、他に何を揃えたら良いのか分からない!という方はこの記事を参考にしてください。重要度の高いと思う順番からご紹介していきます!これから撮影を楽しみたいとお考えの、カメラ初心者の方にも役立つアイテムだと思いますので、ぜひご覧ください!
目次:A7M4におすすめのカメラアクセサリー
α7IVの撮影に対応したメモリーカード
SONY α7IVで写真や動画撮影を楽しむ上で、絶対に必要となるのがSDカードです。
α7IVで使っているSDカード ©
SDカードには様々な規格がありますので、何を選んだら良いのか分からないという事はよくあります。詳しくは下記が参考になるので、ご覧になってみてください。
α7IV対応の液晶保護フィルムで傷を守る
続いて、こちらも必須と言えるアクセサリーです。カメラを購入したら、真っ先に購入した方が良いのが液晶保護フィルムです。カメラの背面液晶ディスプレイはカメラを構えた時に、肌が触れれるだけでなく、タッチ操作や塵・埃による摩擦で知らない間に細かな傷がつく事が多い箇所です。
液晶保護フィルムは値段が安いものが多いので、保険の意味でも用意しておくのがおすすめです。
対応機種:SONY α7 IV。表面硬度9H、傷が付きにくく、厚さはわずか0.33mm。飛散防止加工によって,万が一割れても安心。貼りやすい自己吸着性を持ち、誰でも綺麗に貼り付けできます。専用のORMYクリーナーセット付き、液晶画面の清掃は従来より簡単になります。
私の場合は上記の液晶保護フィルムにしてみました!
カメラを傷から守るシリコンカバー
手軽にカメラ本体を傷から保護できるシリコン製の柔らかいカバーです。手軽に装着したり取り外したりもでき、場合によってはハサミなどで切り取りすることも可能な素材です。
α7IVやα7SIIIに対応するシリコン製ソフトカバー。衝撃を吸収し、耐久性が最も効率的で、最も効率的な夫を採用しています。
私はオレンジ色を購入してみましたが、無難な黒や迷彩柄も用意されています!
シリコンカバーを装着した様子(カメラはα7SIII) ©
先ほど挙げた液晶保護フィルムに加えて、こちらのカバーを導入すれば、落下時の衝撃や日常的にカメラを使って傷がつくトラブルを軽減してくれること間違い無しの製品です!私の場合は、後述するカメラケージを愛用していますが、カメラ重量を軽くしたい時にシリコンケースをα7IVやα7SIIIに装着して使っています。
Sony α7IV対応のカメラリモコン
ワイヤレスリモコンをα7IVに装着して三脚として利用 ©
Sony α7IVで旅行時や夜景などで三脚を使って写真撮影する際に便利なのが、カメラのリモコンです。Sony α7IVで使えるリモコンはこちらがオススメです。
グリップ形状のミニ三脚型リモコンです。Bluetooth対応によりケーブル不要で、最大10mの離れた距離からカメラの写真&動画の撮影が開始できます。またカスタムボタンC1や電動ズームレンズの操作も可能となっています。SONYでは、更にコンパクトで価格の安いRMT-P1BTもあります。詳しくは解説レビューもご覧ください。
リモコン自体がグリップ形状となっているため、カメラの底部にネジ込んでカメラを握ったり、三脚で自立させることもできます。もちろん、離れた場所からリモコンのボタンを押すと、シャッターを切ることができるワイヤレスリモコンとして操作が可能です。
上記は、Bluetoothに対応しているので、カメラとリモコンの位置を意識することなく遠隔操作ができる優れモノです。一昔は赤外線センサーやUSBケーブル(USBマルチ端子)を採用しているものが主流でしたが、Bluetoothタイプが間違いなく快適です。
家族で集合写真を撮ったり、風景写真でシャッターボタンを押した際の振動を無くしたい時には揃えておきたいアクセサリーでしょう!またYoutubeやその他のSNSで動画を配信したい時にはカメラを握りながら喋ったり、自分自身を離れた場所から撮影したい時に役立ちます。
SONY製のレンズには電動ズームを備えているものも存在しますので、ワイヤレスリモコンと組み合わせると最強です!!
α7IV対応のバッテリー充電器と予備バッテリー
SONY α7IVを購入した際に付属するバッテリーは、一度の充電で長時間使うことができます。ただし、うっかりしてバッテリー残量が0になっていたというご経験はないでしょうか!?私は結構やってしまいます 😅
バッテリーが長持ちするので、今回は充電しなくても大丈夫だろう…と思っていると、あれ?かなり減っていた!なんて事もあります(笑)
そんな時に持っていると安心なのが、予備バッテリーと充電器です!
α7IVでは、残念ながら充電器が付属していないので、付属されるUSBケーブルとACアダプターを繋いで充電する形式となっています。そこで、予備バッテリーと充電器があれば、万が一の時には本体のバッテリーと交換して、片方を充電しておくことも出来ます。
SonyバッテリーのNP-FZ100を1本充電する事ができるSony純正の充電器です。
従来の容量を大きく改善したソニー純正の新型バッテリーです。Sony α9・α7RIIIやα7IIIなどの新しいカメラで使用できます。
バッテリーチャージャー(SONY純正)と純正バッテリー ©
特にイベント事や旅行などで荷物を軽くしたい時には、バッテリーの予備が1つあるだけで心強い存在になります。移動しながら長時間撮影する機会が多い方は是非とも揃えておきたいアクセサリーです。
その他に、充電器はSONY純正品以外にも下記のような製品もあります。
カメラストラップが自由に取り外しできるアクセサリー
カメラユーザーの間では、かなり有名なアクセサリーの1つです。私も長年愛用していますが、PeakDesign Anchor Links(アンカーリンクス)というアクセサリーを、カメラとストラップの間に使うと、カメラストラップの脱着が簡単になります。
カメラストラップを自由に取り外し可能になるアイテムです。カメラ本体とカメラストラップの間に装着して使います。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
AnchorLinksはカメラとストラップの間に装着する ©
特に役立つのはカメラを三脚に固定して、風景写真を楽しむ時ではないでしょうか。ストラップがあるとフラフラと振動を拾ってしまうため、写真撮影中のブレ発生源となってしまいます。
そんな時に、アンカーリンクスを挟んでいると、すぐにストラップを取り外すことができます。面白いのが、複数の箇所へストラップを付けておくと、別の機材にもストラップ装着が可能になる点です。これはとっても便利でおすすめです!
どういう事なのかは、次の動画をご覧いただくと分かりやすいです!
私の場合は、風景写真以外にも、動画撮影などでジンバルへ取り付けてお出掛けしたい時に使っています。上記の動画のように、7:36
では使わない時にストラップを外したり、08:38
のように機材を持ち運びしたい時には、ストラップを装着しています。
アンカーリンクスについては、下記の解説記事でも説明をしていますので、併せてご覧ください。
α7IVのカメラとレンズを保管する除湿ケース
カメラを保管する際に気をつけたいのが湿気対策です。
特に春から夏にかけてや、梅雨の時期は湿気やホコリによるカビが気になるところです(^^;)カメラを保管する際には簡易のドライボックスや防湿庫があると便利です。
カメラやレンズの保管に最適な湿度で管理する事ができる。小柄で場所を取らず、比較的安い価格帯なので初めて導入する方にもオススメです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
α7IVで自撮り撮影や大きな液晶画面で見たい
ファインダーではなく、大きな画面で撮影した写真を見たいという時があります。また、Youtubeなどの動画配信では自分自身を確認したり、離れた場所で映像を確認したいという時がありますよね!
そんな時に役立つのが外部モニターです。外部モニターには様々なタイプと用途がありますので、詳しくは次の記事を参考にすると良いでしょう。
α7IVの撮影で役立つレンズは?
SONY α7IVに対応しているおすすめのレンズについては、以下の記事が参考になります。初めてソニーのカメラ使う方や、レンズをこれから揃えたい!と考えている方はご覧ください。
基本的には旧モデルのSONY α7IIIと同じレンズがオススメです。
α7IVを衝撃や傷から守り、液晶・照明・マイクを装着できるケージ
ここからは、こだわりの撮影を楽しみたい方向けのアクセサリーになります。液晶モニターや外部マイク、照明機材を取り付けた動画撮影や写真撮影を楽しみたい方にオススメなのが、カメラ用ケージです。
本体の形状にフィットしカメラをしっかり保護します。1/4インチネジやARRI位置決め穴、コールドシュー、などをサポートしており、スライダー、ハンドル、マイク、LEDライト、モニターを装着しやすくなっています。更に底部はARCA Swissクイックリリースプレートに対応しています。詳しい使用感はレビュー記事で解説しています。
標準のARCAクイックリリースプレートを採用しており、三脚の横撮影と縦撮影の変換が素早く切り替えることができます。詳しい使用感はレビュー記事で解説しています。
α7IV 2台にそれぞれ異なるケージを装着してみた ©
こちらの製品は
- 側面からの衝撃から守る
- 外部機材への拡張性を高める
ことができます。見た目からも伝わってきますが、頑丈な金属製のフレームによって、外部からの衝撃を守ったり、側面のカメラネジによって、いろいろな機材を後から取り付けられます。例えば、次のような使い方ができます。
上記ではSONY α7IVにFE 100-400mm F4.5-5.6 GMというレンズを装着した上で、さらに色々と取り付けています(笑)
このようにケージを活用すると、撮影シーンに応じて、後から色々なアクセサリーや機材を取り付けるのに便利です。私の場合は動画撮影も楽しんでいることが多いので、イベント行事では上記のような組み合わせで撮影を楽しむこともあり、非常に助かっています。
特に、底面はアルカスイス互換になっているなど、使い勝手が改良されているので、三脚やジンバルなどの動画撮影用機材への取り付けも行いやすくなっています。
α7IVと動画撮影機材のジンバルを組み合わせた撮影例。ケージは取り外しが多いシーンで相性が良い ©
私もSONY α7IV用に2種類購入したので、上記のケージとL型ブラケットを1点ずつ装着して使っています。
SmallRigケージとL型ブラケットのレビューは別の記事で詳しく書いていますので、そちらもご覧ください。
長時間の写真・動画撮影に便利なバッテリー
続いて今度は、カメラ購入時に付属される純正バッテリーでは対応できない、長時間撮影で役に立つ機材の紹介です。
純正バッテリーでは2-3時間の動画撮影を行うことができます。写真撮影となれば更に長い連続撮影ができますので、厳しい環境や特殊な条件を除けば十分なスペックだと言って良い性能かと思います。
また、バッテリー持続時間のちょっとした補助を行いたい時にはモバイルバッテリーを使って、USB給電しながら撮影する方法が簡単です。α7IVでは9V3A
によるUSB PD(USB Power Delivery)に対応しています。
ノートPCにも急速充電:USB PD対応のUSB-Cポートは最大60Wの高出力に対応し、お使いのMacBookやLenovo、HPなどのUSB-C対応のノートPCにフルスピード充電が可能です。3台同時充電:USB PD対応のUSB-Cポートを1つとUSB-Aポートを2つ搭載し、3台同時に合計最大60W出力で充電できます。
ただ、イベントなどの動画収録やインターバル撮影で、どうしても長時間撮影が必要なシーンがあります。そんな時には、次の3つを揃えるのがオススメです。
NP-FZ100規格のバッテリーを使うソニー製カメラα7R3・α7M3・α7R4・α6600・α9・α9II・α7IV等のカメラに給電する為にバッテリーと同型のケースと配線となっている製品です。
防犯カメラ、ネットワークカメラ、ポータブル電源、ACアダプター、BUFFALO無線ルーター、エフェクター、赤外線LEDライト、HTC viveのベースステーション、ポンプ、DC扇風機、レコーター、LEDテープ、看板などで使える電源の用延長ケーブルです。5.5mm x 2.1mm端子:オス-メス(プラグ-ジャック)
バッテリーアクセサリー ©
長時間の撮影にも対応できる ©
こちらは特に2-3時間を超える写真撮影やタイムラプス。動画撮影による長回しで役に立ちます。実際に使ってみた結果はバッテリープレートのレビュー記事をご覧ください。
工夫次第では、NP-Fダミーバッテリーを活用すると、家庭用電源コンセントからもカメラへ電源供給が可能になり、Youtube配信やライブ配信で非常に頼もしい存在です。長時間撮影が多い場合には検討してみると良いでしょう。
また、SONY α7IVで長時間の動画撮影を行っていると問題になるのが熱停止です。熱停止についてはカメラが熱で強制停止するのを防ぐ方法と放熱の工夫が役に立ちますので、そちらもご覧になってみてください。
α7IVで照明を使って綺麗にライティングを楽しむ
ポートレートや商品撮影に便利なのがストロボ(照明機材)です。最近のストロボは、Sony純正製品以外にも様々な製品が登場しています。私はこちらのストロボを使っています。
大容量リチウム専用バッテリに対応したストロボです。Sony α7・α9シリーズ、α6000で使用することができ、ワイヤレス発光やTTLに対応しています。旧機種としてV860II(2型)があります。詳しくは解説レビュー記事をご覧ください。
α7IVと離れた位置からストロボ発光できる ©
最近の製品はワイヤレス式となっているので、カメラと離れた位置にストロボを配置して、光を当てることができます。
Rainy day ©
詳しいレビューを別の記事でまとめていますので、こちらも宜しければご覧ください。
また、YoutubeなどのVlogや、動画撮影時にはLEDビデオライトが役に立ちます。詳しい解説がありますのでそちらをご覧ください。