SONYのワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」を購入してみましたので、使用感想をレビューしていきます。

SONYの一眼ミラーレスカメラ等で離れた位置から写真や動画撮影を開始できるのでオススメのリモコンです。遠隔操作可能な距離は、Bluetoothにより10mまで接続可能です。

ワイヤレスの反応も早く、従来式のUSBマルチケーブル(有線ケーブル)タイプと殆ど変わりません。バルブ撮影にも対応しているので、花火の撮影も問題なく楽しめます♪

製品名で「ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ」と呼ばれている通り、カメラの底部に装着してグリップとしても使うことができます。

SONYワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」
SONYワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」 ©
ワイヤレスリモコンをα7IVに装着した様子
ワイヤレスリモコンをα7IVに装着した様子 ©

私の場合はYoutubeの撮影で離れた位置から撮影を開始したい時に使っています。次の動画では、所々でワイヤレスリモコンを手に握っている姿が登場しますので、是非ご覧になってみてください(笑)

α7IV購入時に便利なカメラアクセサリーの1つとして入手しましたが、特に三脚へカメラを固定した状態で風景写真を撮影したり、動画撮影ではビデオ雲台のパン棒へ装着して使っていこうと思います。その他に、Youtubeで撮影風景を記録する際に、離れた位置から動画撮影ができるので非常に役立っています。

特に、GP-VPT2BTにしかない良い機能もありますので、記事後半で詳しく見ていきたいと思います。

目次:SONYワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」のレビュー

α7やα9でワイヤレスに撮影開始できる

GP-VPT2BTは、一眼ミラーレスカメラのSONY α7IV・α9II・α1などを始めとしたミラーレスカメラで、離れた場所から撮影を開始できます。Bluetooh接続となりますので、対応しているカメラであれば簡単に使うことができます。

SONYワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」の外観
SONYワイヤレスリモコン「GP-VPT2BT」の外観 ©

基本的には従来まで一般的だった赤外線方式のリモコンや、USBマルチケーブルで接続する方式のリモコンと似たような操作感で遠隔コントロールが可能です。

赤外線方式のリモコンと大きく異なるメリットは、リモコンとカメラの位置関係を意識しなくても良いことです。

Bluetooth方式のお陰で、カメラの裏側や側面から撮影開始ボタンを押してもコントロールできます。赤外線方式では、カメラ側の受光窓にリモコンの赤外線が当たるように、リモコンの向きを意識する必要がありましたが、GP-VPT2BTではその必要がありません。これは実際に使ってみると凄くストレスフリーで良かったです。

GP-VPT2BTのボタン操作方法

リモコンの各ボタンについて
リモコンの各ボタンについて ©

ボタンを見ても、操作できる内容が何となく伝わりそうですが、次のような機能が遠隔で操作できます。

ワイヤレスリモコンで操作できること
  1. 写真撮影タボン(Photoボタン)

    半押しでAFオンとなります。動画でもAFは機能します。また、ピントの合焦が完了するとLEDが赤く点灯して、手元でピント(オートフォーカスの合焦完了)が来ているのか知ることができます。

    類似のグリップリモコン製品としてSmallRig 3326という製品がありますが、その製品には搭載されていない便利な機能ですので、SONY GP-VPT2BTを選ぶメリットの1つです。

    ただし、ボタンが出っ張っており、ボタンの感触が柔らかいため、誤ってボタンを押してしまう恐れがあります。この後で紹介するLOCKレバーで誤動作防止しておく事をおすすめします。

  2. 動画撮影ボタン(Movie)

    ボタンを押すと動画撮影が開始されます。撮影中はLEDが点灯して撮影中であることを教えてくれます。

  3. ズームボタン(T・W)

    電動ズームレンズでズームを開始したり、ワイドに切り替えられます。

  4. C1ボタン

    カメラ本体で設定しているC1(カスタムボタン1)の設定を呼び出すことができます。呼び出せる設定内容はカメラに登録している機能によって動作内容が異なります。

  5. LOCKレバー

    このレバーが有効になっていると、前述の1から4の操作ができません。主に誤動作防止機能として利用できます。

  6. インジケーター(赤色のLED)

    Photoボタンとズームボタンの上部にあるランプです。オートフォーカスの合掌時や写真・動画撮影中に赤く点灯します。

特に、SONY GP-VPT2BTならではのメリットとして、撮影中やオートフォーカスの合焦時にLEDが赤く点灯する機能が便利です。各状態をカメラから遠く離れていても知ることができるのは助かります。私の場合は自撮りをしている最中に、カメラの背面液晶を見なくても撮影中であることが分かり、リモコンを購入して良かったと思える機能でした。

リモコンがグリップ&ミニ三脚になる

外観を詳しくみていきましょう。リモコンのグリップ部分は三脚になりますので、自立させることもできます。

リモコンの反対側は三脚となり足が開くような構造になっている
リモコンの反対側は三脚となり足が開くような構造になっている ©
リモコンの反対側は三脚となり足が開くような構造になっている
リモコンの反対側は三脚となり足が開くような構造になっている ©
三脚となり自立させることが出来る
三脚となり自立させることが出来る ©

ちなみに、裏側にはバッテリーの収納スペースも用意されていて、ボタン電池を交換することもできます。

バッテリーはボタン電池式となっている
バッテリーはボタン電池式となっている ©

実際にカメラの底面に装着してみると、次のような外観になります。

カメラに装着してみた
カメラに装着してみた ©

例えばSONY FX3や、カメラにケージを装着した状態であれば、カメラ底面だけでなく、好きな向きにリモコンを装着することもできます。

上にも装着してみた
上にも装着してみた ©

この後でもご紹介していきますが、リモコンとカメラの装着付近は、好きな角度に折り曲げることができます。

上にも装着してみた
上にも装着してみた ©

ただ、リモコンの強度があまり高くないので、上記のように吊るし上げてグリップを握るような用途には不向きなようです。あくまで、ちょっとした補助グリップとして活用する分には問題なさそうです。

側面も装着してみた
側面も装着してみた ©

リモコンの回転部分について

GP-VPT2BTでは、先端に1/4インチカメラネジを備えていますが、その付け根となる付近に2つの回転軸が用意されています。1つは水平軸(パン)で、もう1つは垂直方向(チルト)の回転軸です。

例えば、リモコン本体の側面にある丸いボタンを押しながら、角度を決めます。そしてボタンを離すと指定した角度で固定されます。

チルト方向の回転は側面の丸いボタンを押しながら調整していく
チルト方向の回転は側面の丸いボタンを押しながら調整していく ©
アングルを決めたら丸いボタンを話すと固定される
アングルを決めたら丸いボタンを話すと固定される ©

水平方向にも回転できます。こちらはネジ付近のボタンを押すと、回転と固定が出来るようになります。

同様に水平方向にも回転→固定ができる
同様に水平方向にも回転→固定ができる ©

よく勘違いされる内容として、上記の回転機構は電動ではありません。

電動でカメラアングルを自由に動かしたり、一定速度でカメラパンできるような機能ではなく、あくまでカメラのアングルを自由に調整して固定する機構となっていますので、注意が必要です。カメラアングルを電動で操作したい時にはジンバルを購入しましょう。

GP-VPT2BTのBluetoothペアリング方法

リモコンを使用するにはカメラ側でBluetoothリモコンとして予め登録しておく必要があります。

カメラ側でペアリング接続と登録の設定を行っていきます。初めに、ネットワーク>Bluetooth>Bluetooth機能を「入」に設定しておきます。

Bluetoothのペアリングと設定方法
Bluetoothのペアリングと設定方法 ©
Bluetoothのペアリングと設定方法
Bluetoothのペアリングと設定方法 ©

続いてペアリングという項目を選択します。

Bluetoothのペアリングと設定方法
Bluetoothのペアリングと設定方法 ©

今度はリモコン本体側でBluetoothのペアリングを開始させておきます。ペアリングを開始させるには、リモコンのTボタン(ズームボタンの上部)とPhotoボタンを同時に長押しします。

リモコンのTボタン(ズームボタンの上部)とPhotoボタンを同時に長押しする
リモコンのTボタン(ズームボタンの上部)とPhotoボタンを同時に長押しする ©

この手順でカメラ側がリモコンを認識しますので、登録を行っておきます。続いて、設定メニューでネットワーク>転送/リモート>Bluetoothリモコンを選択しておきます。

Bluetoothのペアリングと設定方法
Bluetoothのペアリングと設定方法 ©
Bluetoothのペアリングと設定方法
Bluetoothのペアリングと設定方法 ©

以上の流れで、GP-VPT2BTから撮影を開始することが可能になります。