Sonyフルサイズミラーレス用レンズであるSONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSについてブログでレビューします。焦点距離は中望遠の100mmから超望遠域の400mmまでカバーしています。また、絞りはF4.5から5.6まで僅かに変動します。

Sony α7IIIとFE100-400mmF4.5-5.6 GMの装着例
Sony α7IIIとFE100-400mmF4.5-5.6 GMの装着例 ©

このレンズの良いところは以下の3つです。

  1. オートフォーカス(AF)が速くて正確

    子供の走るシーンや動きの速い動物、飛行機などの撮影におすすめです。

  2. かなり近寄れる

    花や小物の撮影にも最適です。最短撮影距離は0.98cm・最大倍率は0.35倍まで近づいて撮影できます。マクロレンズとまではいきませんが、かなり寄れます。

  3. 超望遠レンズとしては小型で軽量

    手持ち撮影やカメラバッグのへ収納がギリギリ可能な絶妙サイズに収まっています。重量は約1.4kg・全長は20.5cmです。

私自身は、運動会や学芸会の写真・映像撮影で愛用しています。また稀にポートレートでも持ち出していますので、作例は当ブログの後半でご紹介したいと思います。その他のSonyのEマウントレンズについては、こちらが参考になります。

Sonyミラーレスカメラ用のレンズについて
Sony α7III(a7m3)でおすすめのレンズ一覧|個性的なレンズで写真を満喫しよう

それではFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSについて、レンズの外観や動物・花・ポートレート写真撮影例を交えて詳しく使用感想をまとめたいと思います。

目次

FE100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの仕様と特徴

FE100-400mmGMは、Sonyのフルサイズ・ミラーレス一眼レフに装着できるFEマウント用の超望遠レンズです。超望遠レンズとしてはコンパクト・軽量に仕上がっています。

男性であれば、カメラバッグに持ち運ぶ際にも、他のレンズを一緒に持ち運ぶこともできる重量・サイズ感だと思います。また、手ぶれ補正も搭載しているので、暗い場所や手持ち撮影でも安定した写真撮影が可能です。

仕様 説明
寸法 93.9 x 205mm
重量 1395g
フィルター口径 77mm
最短撮影距離 0.98m
最大撮影倍率 0.35倍
製品名 sel100400gm

仕様を見てみると、特に際立っているのが最大撮影倍率です。後半でも花の撮影例を挙げますが、実用性の高い接写能力を持っています。

SONY FEレンズの望遠レンズは、その他に小型・軽量のFE70-200mmF4GFE70-200F2.8 GMがあります。

FE 70-200mm F4Gを実際に所有していますが、FE100-400mmと比較すると、FE70-200mmのAFの快適さや画質の満足度はやや落ちます。FE100-400mmは他のレンズと比べると価格と重量が重いのがデメリットなのですが、写りやAF性能に関しては一切不満が残らないレンズと感じています。

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FE100-400mmGMの撮影例(鳥・花)

続いて撮影例をまとめてみたいと思います。FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSで鳥や花を撮影してみました。FE100-400mmは遠い被写体を捉えることができますので、鳥のような小さい生き物の撮影にも向いています。

FE 100-400mm TEST 03822 | Sony α7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03822 | Sony α7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS  photo by tea ©

また、FE100-400mmでは花のクローズアップを撮影するのにもオススメです。今回は水面を浮かぶ睡蓮を撮影してみました。強力な手ぶれ補正のお陰で、花びらや中心部にじっくりピントを合わせる事もできます。

FE 100-400mm TEST 03867 | Sony a7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03867 | Sony a7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS  photo by tea ©

手前に障害物があり、近づくことが難しい被写体の撮影や、近づいて撮影したい時には最適です。

FE 100-400mm TEST 03871 | Sony A7R2 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03871 | Sony A7R2 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS  photo by tea ©

ボケ味は非常に綺麗ですが、鳥の写真のように、背景によっては少しザワツキを感じるケースもあるようです。この辺りは撮影時にアンルを工夫すれば、気にならない程度に抑えることもできると感じました。

FE100-400mmGMの撮影例(ポートレート)

次に、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSでを使って人物撮影を行ってみました。人物撮影する際には背景を大きくぼかしたり、手前に花を入れて撮影するなど、立体感のある写真を楽しむことができました。

Sana riv 00607 | Sony a7III + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 Sana riv 00607 | Sony a7III + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS  photo by tea ©

動きの速い物を撮影することもできますので、家族写真を撮る機会の多い方にも最適です。

denpark family 01644 | Sony A7M3 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 denpark family 01644 | Sony A7M3 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS  photo by tea ©

私は小学生の競争シーンの撮影にFE100-400mmを使っていますが、快適に撮影することができました。望遠レンズはSIGMAやTAMRONなどのレンズをMC-11などで利用することもできますが、オートフォーカス性能や連写性能を考慮すると、FE100-400mmがベストかと思います。その他の撮影例は、こちらが参考になります。

レンズの撮影・使用例
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS関する記事一覧

FE100-400mmGMの動画撮影例

FE100-400mmGMとSony α7IIIを使って4K映像を撮影してみました。一部ですがご覧ください。

下記の辺りで、レンズを使っています。

  • 1:49 〜 1:51
  • 1:55 〜 2:00

遠く離れた人物の表情を、手持ち撮影でもはっきりと捉えることができました。写真撮影のときと同じように、オートフォーカスも快適です。また撮影された映像はキメの細かい写りですので、満足度が高いです。

普段は子供の運動会や生活発表会(学芸会)にFE100-400mmGMを持ち出すことが多いですが、暗い場面でも非常に綺麗な映像を撮影することができます。

FE100-400mmGMのレンズ外観レビュー

続いてレンズの外観をレビューしてみたいと思います。Sony α7IIIへ装着してみると非常に迫力があります。

Sony α7IIIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(レンズフード付き)
Sony α7IIIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(レンズフード付き) ©

レンズ本体には三脚座が組み込まれており、三脚へ安定した装着が可能です。また三脚座が邪魔な場合は取り外しができます。レンズフードを外してみると、コンパクトな雰囲気になります。

FE100-400mmGMのレンズ伸縮について

FE100-400mmは焦点距離によってレンズの長さが変化します。例えば、焦点距離を100mmに合わせると最も短くなります。

100mmのレンズ全長は最もコンパクトに
100mmのレンズ全長は最もコンパクトに ©

逆に焦点距離を400mmへ合わせると、レンズ全長がもっとも長くなります。重心もレンズ前面へ移動します。

400mmでレンズ全長は最も長くなる
400mmでレンズ全長は最も長くなる ©

FE100-400mmGMの各種リングについて

続いてレンズ本体の右側を見ていきましょう。

レンズ右側の様子
レンズ右側の様子 ©

レンズ本体には3つのリングが備わっています。各リングは、レンズ前面から見て次の内容となっています。

  1. ピントリング
  2. ズームリング (100 〜 400mm)
  3. ウェイトリング (Smooth 〜 Tight)

ウェイトリングはズーム操作の硬さを調整することができます。Smoothに合わせるとズーム操作が最も軽くなります。撮影の時にはSmoothがおすすめです。ただし、Smoothに合わせると自重落下(重量によりレンズが勝手に伸びる現象)が起こります。持ち運びの際にはTightに合わせておき、撮影時にSmoothへ切り替えるか、SmoothとTightの中間に設定しておくと自重落下を防ぐことができます。

FE100-400mmGMの各種スイッチについて

FE100-400mmの左側を見ていくと、ボタンと4つのスイッチが見られます。

レンズ左側のスイッチ類
レンズ左側のスイッチ類 ©

ボタンはフォーカスホールド(オートフォーカスを無効にする)や、押した時の動作をカメラ側でカスタマイズできます。また各種スイッチでは以下のような内容となっています。

  • AF/MF切り替え

    オーフォトーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の切り替えができます。このスイッチ操作以外にも、カメラ本体のカスタムボタンからAF/MF切り替えが可能。

  • フォーカスリミッター

    ピントを合わせる範囲を限定することができます。FULL(全ての範囲)か、∞〜3mまでの範囲に限定できます。遠くのものを素早く撮影したい時は∞〜3mに切り替えるとオートフォーカスさせやすくなります。

  • 手ぶれ補正(OSS)

    手ぶれ補正を有効にするか無効にするか切り替えることができます。

  • 手ぶれ補正モードの切り替え

    手ぶれ補正の動作を変更することができます。通常は1で大丈夫です。車や素早く移動する被写体を追いながら撮影する時には2に切り替えます。

FE100-400mmGMのレンズプロテクターやNDフィルター

レンズの前面を保護できるプロテクターのサイズは77mmに対応しています。

FE100-400mmGMの少し気になること

FE100-400mmGMは性能と満足度が高いレンズなのですが、1つだけ気になる事があります。それは、レンズフードが傷に弱いことです。

レンズ本体と異なり、ちょっとした衝撃や摩擦で白い塗装が剥がれてしまいます(^^;)実際に数回持ち出しただけで、黒く剥がれてしまった箇所が何箇所か見られました。気になる方は予め保護用シールを貼ったほうが良さそうです。

現在は専用の保護シールが無いようですので、白色のガムテープなど貼るべきか迷っています。

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SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSのレビュー。撮影例とレンズ外観について https://photo-tea.com/p/1810/sony-fe-100-400mm-f45-f56-gm-review/

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自然風景や人物の写真撮影を行っています。その他は音楽や映像・メダカの鑑賞も好きです。ブログでは気になったことをメモ代わりにまとめていますので気軽にご覧ください(^^)

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