Sonyフルサイズミラーレス用レンズであるSONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを購入しましたのでブログで使用感想や外観写真をレビューします。私はこちらのレンズを2018年頃に購入して以来、描写とサイズ、AF動作の機敏さ、重量感がお気に入りでずっと愛用しています ☺️

焦点距離は中望遠の100mmから超望遠域の400mmまでカバーしています。また、絞りはF4.5から5.6まで僅かに変動します。カメラに装着した様子はこのような感じになります。

Sony α7IIIとFE100-400mmF4.5-5.6 GMの装着例
Sony α7IIIとFE100-400mmF4.5-5.6 GMの装着例 ©

レンズの外観は当記事の後半で詳しくご紹介します。また、このレンズの良いところは次の3つです。

  1. オートフォーカス(AF)が速くて正確

    子供の走るシーンや動きの速い動物、飛行機などの撮影におすすめです。

  2. かなり近寄れる

    花や小物の撮影にも最適です。最短撮影距離は0.98cm・最大倍率は0.35倍まで近づいて撮影できます。マクロレンズとまではいきませんが、かなり寄れます。詳しい作例は後半でご紹介します。

  3. 超望遠レンズとしては小型で軽量

    手持ちの撮影や、一般的なカメラバッグのへ収納がギリギリ可能になりそうな絶妙サイズに収まっています。重量は約1.4kg・全長は20.5cmです。

私自身は、野鳥を撮ったり、お祭りの撮影、子供の運動会や学芸会(生活発表会)などのイベント行事で写真・映像撮影するためにFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを愛用しています。時折、舞台やステージの動画撮影を依頼される事があるので、そんな時もFE 100-400mmGMが役に立っています!

例えば、次のYoutubeではSONY α7SIIIとFE 100-400mm GMを使って、遠くの祭り人をスローモーションで撮影してみましたので、動画をご覧ください!人物をアップで撮影しているシーンは全てFE100-400mmGMを使って動画撮影しています。

たまに野鳥を動画撮影することもあるので、こちらもYoutubeで公開しています。次の動画では、メジロをスローモーションで撮影してみました!動画後半でもFE100-400mmGMの外観をご紹介しています。

中でも、FE100-400mmGMは、演奏会や学芸会、運動会などの家族イベントでは大変心強いレンズで、遠い被写体を綺麗に撮影するのに役立っています。毎年セッティングが変わりますが、最近の運動会の様子はこちらです(はい変態ですね。笑)SONY α7IVで動画を撮りたかったのでマイクや冷却などを考慮してリグを組んでみました。

もちろん、写真撮影ではここまでやる必要はなく、手持ちで気軽に撮影が楽しめます!最近は写真よりも動画撮影の機会が増えましたので上記のような機材の組み合わせ(別記事にて解説)で撮影しています。

動画撮影時のFE100-400mmF4.5-5.6 GMの構成例
動画撮影時のFE100-400mmF4.5-5.6 GMの構成例 ©

その他には、ポートレート撮影でも持ち出していますので、記事後半で作例をご紹介していきたいと思います。それではFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSについて、レンズの外観や動物・花・ポートレート写真撮影例を交えて詳しく使用感想を見ていきましょう!

目次

FE100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの仕様と特徴

FE100-400mmGMは、Sonyのフルサイズ・ミラーレス一眼レフに装着できるFEマウント用の超望遠レンズです。超望遠レンズとしてはコンパクト・軽量に仕上がっています。

男性であれば、カメラバッグに持ち運ぶ際に、他のレンズを一緒に持ち運ぶこともできる重量・サイズ感だと思います。また、手ぶれ補正も搭載しているので、暗い場所や手持ち撮影でも安定した写真撮影が可能です。

仕様 説明
寸法 93.9 x 205mm
重量 1395g
フィルター口径 77mm対応するレンズプロテクター
最短撮影距離 0.98m
最大撮影倍率 0.35倍
製品名 sel100400gm

仕様を見てみると、特に際立っているのが最大撮影倍率の高さです。後半でも花の撮影例を挙げますが、実用性の高い接写能力を持っています。

似たタイプのレンズとしては、FE 200-600mm GM OSSがあり、FE100-400mmより遠くの対象物を撮影できます。この他にはサードパーティレンズとしてTAMRON 150-500mmなどのレンズが価格が安く人気です。

TAMRONやSIGMAのレンズに比べると、当記事で紹介しているFE 100-400mm GMでは、SONY α9やα9IIなどの連写速度に優れたカメラで最大のパフォーマンスを引き出せるメリットがあります。

小型・軽量のレンズではFE70-200mmF4GFE70-200F2.8 GMがあります。

FE 70-200mm F4GTAMRON 70-180mm F2.8を所有していますが、FE100-400mmと比較すると、FE70-200mmF4GのAFの快適さや画質の満足度はやや落ちます。FE100-400mmは他のレンズと比べると価格と重量が重いのがデメリットなのですが、写りやオートフォーカスの性能に関しては一切不満が残らないレンズだと感じています。

FE100-400mmGMの写真撮影例(鳥・花)

続いて撮影例をまとめてみたいと思います。FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSで鳥や花を撮影してみました。FE100-400mmは遠い被写体を捉えることができますので、鳥のような小さい生き物の撮影にも向いています。

FE 100-400mm TEST 03822 | Sony α7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03822 | Sony α7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ©

また、FE100-400mmでは花のクローズアップを撮影するのにもオススメです。今回は水面を浮かぶ睡蓮を撮影してみました。強力な手ぶれ補正のお陰で、花びらや中心部にじっくりピントを合わせる事もできます。

FE 100-400mm TEST 03867 | Sony a7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03867 | Sony a7RII + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ©

手前に障害物があり、近づくことが難しい被写体の撮影や、近づいて撮影したい時には最適です。

FE 100-400mm TEST 03871 | Sony A7R2 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 FE 100-400mm TEST 03871 | Sony A7R2 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ©

ボケ味は非常に綺麗なのですが、先ほど挙げた鳥の写真のように、背景によっては少しザワツキを感じるケースもあるようです。この辺りは撮影時にアングルを工夫すれば、気にならない程度に抑えることが出来そうです。

FE100-400mmGMの写真撮影例(ポートレート)

次に、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを使って人物撮影を行ってみました。人物撮影する際には背景を大きくぼかしたり、手前に花を入れて撮影するなど、立体感のある写真を楽しむことができました。

Sana riv 00607 | Sony a7III + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 Sana riv 00607 | Sony a7III + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ©

こちらはご依頼頂いたカップルフォトです。手前にある菜の花と合わせて、奥の桜まで一緒に写すことができました!FE100-400mmレンズでは、かなり遠くの位置からも撮影できますので、望遠域のレンズ圧縮効果と合わせて、色々なオブジェクトを一緒に写すことが可能になります。

その他、動きの速い物を撮影することもできますので、お子さんなどの家族写真を撮る機会が多い方にも最適です。

denpark family 01644 | Sony A7M3 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
 denpark family 01644 | Sony A7M3 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ©

私は、小学生の競争シーンの撮影にFE100-400mmを使っていますが、快適に撮影することができました。望遠レンズはSIGMAやTAMRONなどのレンズをMC-11などで利用する事も出来ますが、オートフォーカス性能や連写性能を考慮すると、FE100-400mmがベストだと感じます。その他の撮影例は、こちらが参考になります。

FE100-400mmGMの動画撮影例

FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSとSony α7IIIやα7SIIIを使って4K映像を撮影してみました。

暗いシーンでも綺麗に動画撮影できる

冒頭でも作例動画としてご紹介しましたが、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの良いところは、超望遠レンズでありながらF値が5.6に抑えられている点が優れています。特に室内の舞台や卒業式、学芸会、演奏会などのイベント撮影や、お祭り行事でも、ノイズが少ない写真や動画撮影が可能です。

ソニーの純正レンズで有名な超望遠ズームレンズと言うと、FE 200-600 F5.6-6.3 G OSSも人気の高いレンズなのですが、レンズの明るさはE 100-400mm F4.5-5.6 GMの方が有利です。

運動会や学芸会・ライブ演奏の撮影に最適

FE 100-400mm GMはイベントを動画撮影するのに便利なレンズです。下記の動画では、室内のライブ演奏を撮影してみました。

上記の映像では、演奏者のアップを撮るためにFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを活用しています。会場全体を撮影するアングルは28-75mmを使いました。

動画撮影では速いシャッタースピードが必要ありません。上記の動画では1/60秒で撮影していますが、絞り値がF4.5〜5.6である当レンズでもISO 100ISO 200前後で綺麗に撮影する事ができました。撮影雰囲気は下記のような感じです。

運動会や学芸会、生活発表会(学芸会)、ダンスイベントや演奏会などでも活躍すること間違いなしです。

遠い人物の表情を切り抜くのにおすすめ

下記の辺りで、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを使ってみました。

遠く離れた人物の表情を、手持ち撮影ではっきりと捉えることができました。写真撮影のときと同じように、動画撮影時のオートフォーカスも快適です。また撮影された映像はキメの細かい写りでした。

FE100-400mmGMのレンズ外観レビュー

続いてレンズの外観をレビューしてみたいと思います。Sony α7IIIへ装着してみると非常に迫力があります。

Sony α7IIIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(レンズフード付き)
Sony α7IIIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(レンズフード付き) ©

レンズ本体には三脚座が組み込まれており、三脚へ安定した装着が可能です。また三脚座が邪魔な場合は取り外しができます。レンズフードを外してみると、コンパクトな雰囲気になります。

FE100-400mmGMのレンズ伸縮について

FE100-400mmは焦点距離によってレンズの長さが変化します。例えば焦点距離を100mmに合わせると、レンズの全長が最も短くなります。

100mmのレンズ全長は最もコンパクトに
100mmのレンズ全長は最もコンパクトに ©

100mmの時とは逆に、レンズ焦点距離を400mmへ合わせると、レンズ全長がもっとも長くなります。重心もレンズ前面へ移動します。

400mmでレンズ全長は最も長くなる
400mmでレンズ全長は最も長くなる ©

FE100-400mmGMの各種リングについて

続いてレンズ本体の右側を見ていきましょう。

レンズ右側の様子
レンズ右側の様子 ©

レンズ本体には3つのリングが備わっています。各リングは、レンズ前面から見て次の内容となっています。

  1. ピントリング
  2. ズームリング (100 〜 400mm)
  3. ウェイトリング (Smooth 〜 Tight)

ウェイトリングはズーム操作の硬さを調整することができます。Smoothに合わせるとズーム操作が最も軽くなります。撮影の時にはSmoothがおすすめです。ただし、Smoothに合わせると自重落下(重量によりレンズが勝手に伸びる現象)が起こります。持ち運びの際にはTightに合わせておき、撮影時にSmoothへ切り替えるか、SmoothとTightの中間に設定しておくと自重落下を防ぐことができます。

FE100-400mmGMの各種スイッチについて

FE100-400mmの左側を見ていくと、ボタンと4つのスイッチが見られます。

レンズ左側のスイッチ類
レンズ左側のスイッチ類 ©

ボタンはフォーカスホールド(オートフォーカスを無効にする)や、押した時の動作をカメラ側でカスタマイズできます。また各種スイッチでは以下のような内容となっています。

  • フォーカスモードスイッチ(AF/MF)

    オーフォトーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の切り替えができます。このスイッチ操作以外にも、カメラ本体のカスタムボタンからAF/MF切り替えが可能。

  • フォーカスレンジリミッター

    ピントを合わせる範囲を限定することができます。FULL(全ての範囲)か、∞〜3mまでの範囲に限定できます。遠くのものを素早く撮影したい時は∞〜3mに切り替えるとオートフォーカスさせやすくなります。

  • 手ぶれ補正(OSS)

    手ぶれ補正を有効にするか無効にするか切り替えることができます。

  • 手ぶれ補正モードの切り替え

    手ぶれ補正の動作を変更することができます。通常は1で大丈夫です。車や素早く移動する被写体を追いながら撮影する時には2に切り替えます。

FE100-400mmGMのレンズプロテクターやNDフィルター

レンズの前面を保護できるプロテクターのサイズは77mmに対応しています。

FE100-400mmGMはレンズフードが傷つきやすいのが難点

FE100-400mmGMは性能と満足度が高いレンズなのですが、1つだけ気になる事があります。それは、レンズフードが傷に弱いことです。

レンズ本体と異なり、ちょっとした衝撃や摩擦で白い塗装が剥がれてしまいます(^^;)実際に数回持ち出しただけで、黒く剥がれてしまった箇所が何箇所か見られました。気になる方は、予め保護用シールを貼ったほうが良さそうです。

現在は専用の保護シールが無いようですので、白色のガムテープなどで代用しようか迷っています。

ただ、次第に傷が増えてくると「そのままでいっか」と慣れてしまいました…(笑)レンズ本体の塗装は、強度がありそうなので神経質になる必要は無さそうです。写りや性能は申し分ないレンズですので、今後も愛用していきたいと思います。

如何でしょうか!? FE100-400mm GMはバランスが良く、遠くまで撮影ができる超望遠ズームレンズとして非常におすすめできる1本です。その他のSonyのEマウントレンズについては、こちらが参考になりますので引き続きご覧ください。