今年買って良かったカメラ関連の便利グッズをまとめました。撮影を快適に楽しんだり、より撮影の幅を広げられるアイテムが多数ありますが、その中でもこれは役に立った!というものを挙げて行きますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです☺️✨
まず、こちらを読んでいらっしゃる方は初心者の方や、プロのカメラマンさんもいらっしゃるかもしれません。当記事の前半では、誰にでも役立つオススメの物を見ていきます。そして、後半に進むにつれてプロの方もこれは便利!と思えるものをマニアックに厳選していきます(笑)
それでは順番に見ていきましょう!!💁♂️✨
目次:買って良かったカメラ便利グッズのまとめ
3つの端子がセットになった充電用USBケーブル
まず最初に、素朴ながら地味に役立つアイテムを見ていきましょう。
カメラやその周辺機材を使っていると煩雑になりがちなのが、充電ケーブルや充電機器ではないでしょうか?最近はカメラ機材もUSB充電に対応しているのが一般的になってきましたが、USB端子が様々な形状でバラバラであることに頭を悩ませている方も多いと思います。
そんな時に役立つのが3つの端子がセットになっているUSBケーブルです。
【巻取りケーブル一本で3役実現できる】スマホ、デジカメ、ゲーム機、タブレットなどiPhoneコネクタ、Micro USBコネクタ、Type-Cコネクタ(Macbookに対応できません)を搭載しているデバイスに適用です。
- USB Type-C
- USB Micro (Type D)
- Lightning (iPhone用向け)
の端子が1つになった製品です。最近はQC3.0などの急速充電にも対応している機器が多いのですが、おすすめはこちらの充電器です。
2ポートともQC3.0やQC2.0に対応しており少スペースで済む充電器です。2台同時に充電可能、合計36w出力できます。デバイスが1つだけ接続されている場合、1つのポートで最大3A出力です。
シンプルな2ポートを備えた充電器ですが、両方ともにQC3.0に対応していて限られたコンセント端子のスペースを有効に使えるので、色々な機器を素早く充電できます。
伸びるカメラストラップ
8-9年くらい普通のカメラストラップを使っていたのですが、久々に買い替えしてみて良かったのが、こちらのカメラストラップです。
中空テープ内蔵ゴムで自在に片側約10cm伸縮させることができるバンジーシステムを搭載。ストラップを短く調整しカメラを身体にしっかりと固定した状態から撮影ポジションへと瞬時に移行可能。ストラップをぴんと張ることで、バリアングル撮影や動画撮影時にカメラを安定できブレを軽減できます。
両サイドにゴムがあり、特に重たいカメラ機材を持ち運ぶ時の負担が軽くなったり、撮影時だけゴムを伸ばしてカメラを構えたりできます!私の場合はカメラに中望遠レンズ、超望遠レンズを装着している時や、動画撮影用の機材を持ち運ぶ時に愛用しています。
一風変わったカメラストラップですが、中々面白いアイディア商品ですよ!良かったら試してみてください。
そして、カメラの着脱を助ける物として有名なアンカーリンクスと組み合わせると、更に快適となります!どのストラップでも好きなタイミングで付け外しが出来るので、使ったことが無い方はぜひ導入してみてください!
カメラストラップを自由に取り外し可能になるアイテムです。カメラ本体とカメラストラップの間に装着して使います。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
アンカーリンクスを使うとストラップが取り外し可能になる ©
初心者やプロも満足できる!軽くて剛性が高いトラベル三脚
カメラを始めると三脚が必要になるシーンが沢山ありますよね!!夜景に花火に、ホタルに、花、小物の撮影などなど(笑)カメラで写真撮影をしていると必ず1本は購入することになるのが三脚だと思います。
価格が安く、比較的小型でしっかりした三脚としてオススメなのがこちらです。
最近試しに使い始めた三脚メーカーですが、サイズ・重量・剛性(ブレに強い)のバランスが、実に上手くまとまっていて驚いた製品です。
これから三脚を選びたいけど、何が良いのか分からない!という方や、既に大きな三脚を持っていて、サブとして1つ手軽なトラベル三脚が欲しい!という方にもオススメです。私も極力荷物を軽くしたい時には、こちらを愛用しています☺️
三脚の付け外しが簡単になるクイックリリースプレート
三脚だけでなく、他の機器へカメラやモニターを装着&脱着する機会が多い時に役立つのがこちら。ワンタッチでプレートが外れるので、以下のクイック・リリースプレートを複数用意しておくと、カメラ関連機器の素早い移動と固定が可能になります!
カメラや三脚・一脚・スタビライザー・モニターをネジで固定するよりも簡単につけ外しが簡単になる製品です。耐荷重最大70kgという剛性の高さも安心感があります。
繰り返し使える除湿乾燥剤
カメラやレンズの保管には防湿庫があると便利なのですが、外見のサイズの割には収納容量が少なかったり、スペースの問題で導入をためらっている方も多くいらっしゃると思います。そんな時に役立つのが、繰り返し使える除湿剤です。
繰り返し使えるシリカゲルの除湿剤です。除湿剤はカメラやレンズを湿気やカビから守る事ができます。ヒーターを内蔵しているので、電源コンセントに繋いでシリカゲルの除湿性能を復活させる事ができ、何度も使用できる便利なアイテムです。別売りのドライボックスと組み合わせると、カメラやレンズの保管に便利です。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
ドライユニットは電源に挿して除湿能力の回復ができる ©
内部にヒーターを搭載しているので、除湿剤が蓄えた水分を繰り返し蒸発させ、除湿剤の性能を復活させることができます。
離れた位置から撮影開始できるワイヤレスリモコン
昔は有線タイプのカメラリモコンが主流でしたが、今はBluetooth経由でワイヤレスに撮影を開始できる物が充実してきました!離れた場所から撮影を開始できるので、Youtubeの撮影などの自撮りにも便利です。
ワイヤレスリモコンをカメラに装着した様子 ©
例えば、SONYのカメラではグリップ型のワイヤレスリモコン(解説記事へ)があります。
グリップ形状のミニ三脚型リモコンです。Bluetooth対応によりケーブル不要で、最大10mの離れた距離からカメラの写真&動画の撮影が開始できます。またカスタムボタンC1や電動ズームレンズの操作も可能となっています。SONYでは、更にコンパクトで価格の安いRMT-P1BTもあります。詳しくは解説レビューもご覧ください。
カメラの保護と外付けを可能にするカメラケージ
カメラを側面からの衝撃から守ったり、マイクや液晶モニターをカメラに取り付ける時に役立つのがカメラケージです。またカメラ三脚に取り付ける際には、わざわざ三脚用プレートを取り付ける手間を省ける物もあります。
L字ブラケット(左)とカメラケージ(右) ©
カメラボディに対応したカメラケージが作られているので、撮影時に色々な機材を取り付けたい方におすすめです!
離れた位置からファインダーを確認できるワイヤレス映像モニター
カメラから離れた位置から、どのような構図で撮影しているのかを確認したいシーンはありませんか!?そんな時に役立つのがワイヤレスモニタリング製品です。
AndroidとiOSプラットフォームの両方に対応するアプリ「CineEye」によって最大4台のiPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットに映像を表示させることができます。価格が安く、内蔵バッテリーのため軽量。そしてアプリのモニタリング機能の完成度が高いのも特筆。ピント位置や露出、撮影フレーム、3DLUT表示・スマホ内で動画記録なども可能。詳細は解説レビューからもご確認ください。現在はバッテリーが交換でき、長時間撮影に最適なAccsoon Cine Eye2も登場しています。
カメラ映像をスマートフォンから確認できる ©
カメラファインダー像をスマートフォンで確認できますので、自撮り撮影や、何人かのスタッフで撮影を進めていくシーンで役に立ちます。ワイヤレスモニタリング製品は色々なタイプがありますので、詳しくはモニタリング製品の解説記事をご覧ください。
動画を綺麗に撮影できるジンバル
最近は写真以外にも動画の機能が充実してきて、映像を撮りたいという方も増えています。そんな時に役立つのがジンバルです。
ジンバルにSONYを搭載した様子 ©
見た目は大柄ですが、手持ち時の振動を抑え、まるで映画のような動画を撮影することができます!有名なものだと、次のような製品があります。
DJI RS 2は、今までのジンバルの常識を超え、躍動感ある撮影を可能にする、他に類を見ないカメラスタビライザーです。価格を抑えた通常版と、アクセサリーの充実したProコンボが用意されています。購入時に液晶保護フィルムを購入しておくと便利です。
ジンバルには、小さいサイズや大きなものまで様々な種類がありますので、詳しくはジンバルの解説記事をご覧になってみてください。
音声がクリアに録音できるマイクとICレコーダー
動画の撮影で欠かせないのがマイクです。音声を記録する際にはコンパクトなマイクやICレコーダーがあると便利です。最近ではYoutubeなどの配信を行っている人も増えてきました。そういったシーンでは次のようなマイクとICレコーダーの一体型がおすすめです。
多目的プロフェッショナル・ハンディレコーダーです。プラグインパワーのマイク入力(1系統)や4つのXLR入力端子とレベル調整つまみ、液晶モニター、交換可能な専用マイクを備えており、USBや単3電池4本で駆動させる事ができます。またPCと本体をUSB接続するとオーディオインターフェースとして音声入力(LINEレベル)できます。
ICレコーダーの使用例 ©
この他にも、ショットガンマイクやピンマイクなどの色々な種類があります。シーンによって向き不向きがありますので、マイクの解説記事をご覧ください。
ポートレートや商品の写真の腕前が上がる!?ストロボ照明
撮影機材に加えるだけで写真のクオリティが上がるのが照明機材です!最近はストロボ製品もワイヤレス式が主流になり、様々なタイプが登場しています。
Godoxのストロボ製品をワイヤレスで制御できます。16グループと32チャンネルでコントロールし発光させることができます。
Sony α7・α9シリーズ、α6000シリーズで装着できるストロボです。ワイヤレス発光に対応しており離れた場所からストロボを使うことができます。安価ですが、TTLに対応していないのでマニュアル操作で使用する方におすすめです。
ストロボにも大きく明るい照明から、小さくコンパクトな製品までありますので、詳しくはストロボの解説記事をご覧ください。
動画撮影でワンランク上の映像が撮れるビデオライト
こちらも照明機材になりますが、動画用のライトの話になります。映像用の照明は、写真の瞬間光と違って常に発光する定常光。現在はカラーも自由自在にコントロールできる製品が充実しています。
発光面積が20x20cmほどのLEDライトです。パネル背面に搭載されたノブによって色温度や明るさ、カラーを自由に調整できます。更にスマートフォンのアプリからも色合いを変更できます。付属される電源コードによる電源供給だけでなく、別売りのNP-Fバッテリーで持ち運びが可能。ライトスタンド(三脚)・ソフトボックスにも対応しています。詳しくは使い方の解説レビューをご覧ください。
LEDライトはカラーに対応している製品も充実 ©
映像用の照明を利用すると、Youtubeや動画撮影でクオリティが一気に上がりますのでオススメです!ビデオライトもやはり、大きな物から小さくコンパクトな製品が多数あります。詳しくはビデオライトの解説記事をご覧ください。
正しい色が表示されるディスプレイ
どれだけキレイな写真が撮れてもデータを確認するためのディスプレイで正確な色合いを確認できなければ意味がありません😅
今はMacなどのディスプレイが綺麗なPCやタブレット、スマートフォンなどが充実していますが、写真や映像を確認するにあたって、そのディスプレイの色が正しいのか確認したり、調整する必要が出てきます。そこで役立つのがキャリブレーションツールです。
ディスプレイの色合いを計測し、適切な色合い調整してくれる製品です。この他に、計測器が内蔵され、色合いを自動調整できるディスプレイもあります。私の場合はEIZO ColorEdge CGシリーズという4Kディスプレイを使っています。現在はBenQのディスプレイも有名ですね!
照明の性能を数値で把握できるカラーメーター
複数の照明機材を駆使して撮影をしたい方、そして前項のディスプレイを鑑賞するための照明を管理するのに役立つのがカラーメーターです。
様々な光源(LED、HMI、タングステン、蛍光灯、自然光、フラッシュ光等)を380nm-780nmの波長範囲で測定可能。CRI、SSI 、TLCI、TLMF、TM-30-15の評価モードを搭載、各種の演色評価モードに対応。x,y色度座標やHue、Saturtionのテキスト表示が可能。
照明の光だけでなく、人間の目を通して見ているものは、順応してしまい正確な色合いを把握するのが難しいのですが、カラーメーターを使えば、数値として色合いを把握することができます。
カラーメーターを使った測定例 ©
主に商品撮影や動画撮影で照明を使っている際に役立つ計器です。詳しくはカラーメーターのレビューをご覧ください。