ワイヤレスでHDMIの映像をスマートフォンやiPadなどのタブレットから確認できるAccsoon CineEye 1080pを使ってみましたので、使い方や使用感想をブログで紹介したいと思います。

Accsoon CineEye 1080pは、価格が2万円代と安く抑えられており、カメラのホットシューに装着できる小型サイズの映像送信機(映像トランスミッター)です。送信機には、充電可能な内蔵バッテリーを備えており、スマートフォンやiPadなどのタブレットを最大4台までディスプレイとして表示させることができると、仕様上では謳われています。

Accsoon CineEye 1080pの外観
Accsoon CineEye 1080pの外観 ©

カメラ映像をスマートフォンから確認できる
カメラ映像をスマートフォンから確認できる ©

こんな方におすすめ!
  • Youtubeの自撮り撮影の様子をスマートフォンで確認したい
  • 映像をスマホに記録しSNSへ投稿したい
  • 手軽な映像トランスミッターを探してる
  • 送信機の重量が軽い製品が良い
  • シンプルに映像を表示・確認したい
  • 技適(日本の電波法)を取得しており安心して使える

詳しい特徴や内容物については動画でも簡単にご紹介していますので、併せてご覧ください。

実際に使ってみた感想としては、受信用のアプリの完成度がとても高いのが、この製品の最も優れている点です。中でもスマートフォンに入力映像を記録して、再生したり、日頃お使いの動画編集アプリを使えばスマートフォン上で動画編集も可能になります。

バッテリー内蔵のため、手軽に離れた位置からカメラ映像が確認できるのは便利でした!それでは、Accsoon CineEye 1080pについて、詳しく見ていきたいと思います!

目次:Accsoon CineEye 1080pの使用感想レビュー

Accsoon CineEye 1080pの使い方が分かる解説動画

Accsoon CineEye 1080pの使い方や使用時の動作感が分かるYoutube動画を用意していますので、そちらもご覧ください。

今回は、1台のスマートフォンで入力映像を確認してみましたが、カクつきや遅延も感じない安定した映像で確認できました。

Accsoon CineEye 1080pのスマホアプリ機能ついて

入力された映像は、iPhoneやiPad、Androidなどで用意されているアプリ「Accsoon」を使用すると、スマートフォンやタブレットで映像を確認することができます。また、アプリ内ではカメラ映像の適切な露出や、ピントを確認できる機能が用意されています。順番に見ていきましょう。

波形モニター(RGB統合および、RGB別)

Accsoon CineEye 1080pの波形モニターでは、横軸に対応した明るさ(輝度情報)を確認することができます。

AccsoonCineEyeの波形モニター
AccsoonCineEyeの波形モニター ©

こちらは以前、別の製品で解説した波形モニターの動画解説が参考になるかと思います。更に詳しく知りたい方は、以下の動画解説をご覧になってください。

単色表示(グレースケール・RGB)

映像をグレースケール(モノクロ)または、赤・緑・青の単色表示に切り替えることができます。こちらでは、映像のノイズを確認する際に役立つ機能です。

AccsoonCineEyeの単色表示
AccsoonCineEyeの単色表示 ©

フォーカスピーキング(ピントの山を確認)

カメラ映像のピント位置を確認したり、またスマートフォンの画面をピンチインすると、画面を拡大することが出来ます。

AccsoonCineEyeのフォーカスピーキング
AccsoonCineEyeのフォーカスピーキング ©

フォールスカラーとヒストグラム(明るさの確認)

Accsoon CineEye 1080pのアプリでは、入力された映像の明るさを正確に知ることができる機能が用意されています。

フォールスカラーは、画面内の各明るさを、カラーで表示させ、どの箇所が白飛びしているのか?黒つぶれしているのか?何%の明るさなのか、などを大まかに知ることができる機能です。こちらの機能は、動画をご覧になると分かりやすいかと思います。

例えば、赤色になっている箇所は白飛びに近い領域を示しています。

また、ヒストグラムはカメラに搭載されいる機能と同じく、明るい箇所から暗い箇所までの輝度分布を知ることができるグラフとなっています。

AccsoonCineEyeのフォールスカラーとヒストグラム(偽色表示)
AccsoonCineEyeのフォールスカラーとヒストグラム(偽色表示) ©

映像の明るさを知りたい時には、このヒストグラムとフォールスカラーを組み合わせると便利だと思います。

ゼブラパターン表示(縞々表示)

アプリ内で設定できる「露出レベル」よりも、露出が明るい箇所を、紫色の縞々模様で確認できる機能です。白飛びしやすい箇所などを把握するのに役立ちます。

AccsoonCineEyeのゼブラ表示
AccsoonCineEyeのゼブラ表示 ©

3D LUTの適用表示(カラーグレーディングの簡易シミュレート)

予め用意されている3D LUTファイルを使って、カラーグレーディング後の色合いをシミュレートすることができます。3D LUTファイルのリストを表示させるには、「lut」というアイコンを素早くダブルタップします。

AccsoonCineEyeの3D LUT適用表示機能
AccsoonCineEyeの3D LUT適用表示機能 ©

3D LUTのファイルを選択すると、グレーディングされた後の色合いを確認できます。

AccsoonCineEyeの3D LUT適用表示機能
AccsoonCineEyeの3D LUT適用表示機能 ©

セーフエリアや比率ガイド

画面の中心を知ることができるセンターマーカーや、セーフマーカー(セーフエリア)によって、全体画面の80〜96%内側のエリアを知ることができるガイドラインなど、映像作成時に役立つ機能がしっかりと搭載されています。

AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定
AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定 ©

AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定2
AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定2 ©

AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定3
AccsoonCineEyeのガイド機能と各種設定3 ©

各設定や機能は次の通りです。

  • センターマーカー

    画面中央を知ることができます

  • 比率マーカー

    映画の画面比率である2.35:1や、インスタグラムなどの1:1正方形など、様々な画面比率を枠線で知ることができます

  • マーカー色・マーカー太さ

    前述で紹介した各枠線の色や、太さを変更できます

  • ズームイン

    等倍から4倍までの拡大表示機能。画面をピンチインしても、同様の機能を呼び出せます

  • Anamorphic

    縦横比固定ではなく、特殊な画面比率で確認できます

  • 透明度

    枠線外のエリアを黒帯で表示しますが、その帯の透明度をここで指定できます

モニタリング機能の活用方法について

各モニタリング機能がどのように活用できるのかは、別製品になりますが、ATOMOS NINJA Vの動画解説も参考になりますので、併せてご覧ください。

カメラ映像をスマートフォンで録画&再生できる

正直、Accsoon CineEye 1080pでここまで出来ると思わなかったので、とても好印象だと感じた機能がこちらです。

スマートフォンで映像を確認できるだけでなくその映像をスマートフォンで記録して写真アプリなどのライブラリから、再生することができます。受信した映像はカクつきも無く、非常に安定しているので、手軽なレコーダーとしても活用できそうです。

AccsoonCineEyeのレコーダー機能
AccsoonCineEyeのレコーダー機能 ©

ちょっとした映像収録や、カメラの映像を素早く記録してSNSに投稿したい、といった目的もAccsoon CineEye 1080pで実現できます。

AccsoonCineEyeのレコーダー機能の再生(iOSの例)
AccsoonCineEyeのレコーダー機能の再生(iOSの例) ©

Accsoon CineEye 1080pの付属品と取扱説明書

続いて、Accsoon CineEye 1080pを購入すると何が付属されていくのか、見ていきましょう。付属品はこんな内容となっています。

AccsoonCineEyeの付属品
AccsoonCineEyeの付属品 ©

  • 本体
  • ホットシューアクセサリー
  • ホットシューアクセサリー2(赤いもの)

    私が記事冒頭のAmazonリンク先で購入した際に付属されたもの

  • USB Type-Cケーブル

  • HDMIケーブル3種類
  • 日本語の取り扱い説明書

購入してから、すぐに使えるよう、充電関連や映像信号ケーブルもしっかりと用意されています。また、特に良いなの思ったのが日本語の取り扱い説明書です。

AccsoonCineEyeの説明書
AccsoonCineEyeの説明書 ©

輸入元の日本企業が作成したもので、こちらには技適の表記もしっかりされており、安心感がとてもありました。

AccsoonCineEyeの説明書
AccsoonCineEyeの説明書 ©

日本で使用する際には、屋内での使用に限られますが、AccsoonCineEye 1080pの本体にも技適マークの表記がしっかりとされていますので、この辺りも含めてトラブルなく活用できそうです。

また、説明書には、保証書も一緒に記載がなされているので、この辺りのアフターフォローもしっかりしているのは有り難いことですね!

Accsoon CineEye 1080pの仕様

性能・特徴 説明
サイズ 90mm x 63mm x 21mm
重量 125g
バッテリー 内蔵(USB Type-Cから充電可能) 3500mAh 入力電圧は5V2Aの充電中動作に対応。
バッテリー持続時間 4時間
スマホ・タブレット表示 対応
HDMI出力・受信機 非対応
アクセサリー コールドシュー。カメラのホットシューに装着可能。また1/4インチネジに対応
カメラ設定コントロール 非対応
映像規格 入力:フレームレートは60fps・30fps・24fpsに対応。解像度は1080p・720p・480pに対応。出力:1080p 30fps
ワイヤレス規格 有効範囲:約100m、WIFI(5GHz・9チャンネル)+ Bluetooth(2.4G)
遅延(レイテンシー) iOS:140ms・Android:200ms

その他のワイヤレストランスミッターについては以下が参考になります。

現在では、Accsoon CineEye2やHollyland Mars400s PROなど、ハイエンド仕様の製品も登場しており、HDMI端子出力も備えた機器もあります。ただ、入力映像をスマートフォンで受信したいといった用途であれば、こちらの記事で紹介しているAccsoon CineEye1080pでも、ビデオトランスミッターとしては十分なスペックを備えていると思いました。

(ご協力:PERGEARさん)