Sony α7IVやα7III、α7SIIIそしてα7C、α7RIII・α7RIV・α9で使えるオススメのEマウントFEレンズについてまとめてみました。日常で使えるレンズや、旅行で持ち出せるもの、夜景やお子さんなどの家族写真、フィルムのような写真を楽しめるレンズ、風景写真で迫力のある写真を撮るためのレンズなど各ジャンルごとにまとめていますのでご覧ください。
Sony α7SIIIとSony FE 20-70mm F4 G ©
Sony α7シリーズは初代から愛用しているカメラで、現在はα7IV、α7SIIIなどを使っています。SONY用のレンズについては相当な時間をかけて調べました!これからおすすめするレンズをご覧いただくと、レンズ選びについて詳しく知ることできます。また、Sony α7IVやα7IIIに役立つアクセサリーについても解説していますので併せてご覧ください。
それでは話を戻しまして、当記事ではレンズについて詳しくご紹介していきます!
目次:Sony α7IVとα7IIIでおすすめのレンズ一覧
旅行や入学式や運動会におすすめのレンズ
カメラを使うのは旅行や入学式、運動会などのライフイベントのみ!…という方も多いのではないでしょうか!?そんな方に最初の1本としておすすめなのが、広い範囲からより遠くまで撮影が楽しめる「28-200mmレンズ」がオススメです。ズーム倍率が高く、軽量&コンパクトなのが特徴です。
ソニーEマウント対応の高倍率ズームレンズです。軽量で価格が安く、このレンズ1本で近い範囲から遠い範囲まで撮影することができます。詳しくは解説レビューをご覧ください。
このレンズは、TAMRONというメーカーから作られているレンズなのですが、SONY α7IVやα7IIIでも使用することができ、価格も手頃なレンズが多いのが特徴です。
もし、ご予算があれば、SONY FE 24-240mmというSONY製品の純正レンズもおすすめですよ☺️
幅広いズーム領域をカバーしているのである程度のシーンをこのレンズ1本で撮影することができます。旅行などで荷物を極力軽くしたい時に便利なレンズです。
最初におすすめした28-200mmレンズは、純正レンズの24-240mmに比べると価格が安く広い範囲から遠くまで、レンズ1本でカバーすることができるレンズです。
Sony α7RIIIとTAMRON 28-200mm F2.8-5.6の装着例 ©
28-200mmレンズのメリットは、まとめると次の利点があります。
- 軽く、値段も安め
- 購入するレンズは1本だけで済ませたい
- とにかく便利さを追求したい
- 遠くまで撮影したい
詳しくは下記のYoutube動画でもご紹介していますので参考してみてください。
ミラーレスカメラを購入して「どのレンズを購入したら良い?」と聞かれたら真っ先に推奨する便利レンズです。ぜひ詳しいレビュー記事もチェックしてください。
暗いシーンやボケ味を楽しめる単焦点レンズ
続いてオススメしたいのが、FE 50mm F1.8という単焦点レンズです。さらなるボケ味を活かした写真や、夜景などの暗いシーンで綺麗な写真撮影を楽しむことができます。こちらも価格が安いので、初心者の方にも導入しやすいのがメリットです。
Sonyの純正レンズの中でも価格が安くて軽いレンズなので、ズームキットレンズと一緒に持ち運ぶのにも最適です。
また、同じような距離感で撮影できるレンズとしてFE 55mm F1.8 ZAや、滑らかなボケ味に定評があるFE 50mm F1.4 ZAがあります。こちらは初めに挙げたFE 50mm F1.8よりも高性能で、価格が高めの製品です。もし予算があれば、こちらもおすすめしたい1本です。
α7IIIとFE55mmF1.8 ©
FE 55mm F1.8 ZAは、私も長年愛用しているレンズです。
二人の良き日(名古屋市市政資料館ウェディングフォト) 03386 | Sony A7R2 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ©
最初におすすめしたFE 50mm F1.8と同じように、小柄なレンズでありながら写りのきめ細かさや、オートフォーカスに定評があります。詳しくは下記で作例や使用感をまとめています。
FE 50mm F1.8については、以下の記事で詳細にまとめられているので参考になります。
デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座のあおぞらレフ
SONY FE 50mm F1.8 SEL50F18Fの実写レビュー。メリット・デメリット
迷ったら日常的な視野をカバーできるレンズ TAMRON 17-50mm F4
広い範囲から、人間の視野に近い範囲をレンズ一本でカバーできるレンズもおすすめです。それがTAMRON 17-50mm F4というレンズです。
超広角から標準範囲まで。F4でリッチなボケ味で高度な光学性能。コンパクトで軽量なボディと内部ズームで快適な撮影。高速・高精度AFは非常に静かで、動画や静止画の撮影に最適です。詳しくはレビュー記事で解説しています。
こちらのレンズは近くを広く撮影するのも得意なレンズです。お出かけ先のカフェやペット、小さなお子さんの動き回るシーンにも対応できるので、目の届く範囲をコンパクトなレンズで楽しみたい!と言った方におすすめです。
詳しい作例は下記のYoutubeや記事でもご紹介しています。
コスパ最強の標準ズームレンズ TAMRON 28-75mm F2.8
続いてオススメするのが、大口径と呼ばれている標準ズームレンズです。先ほどオススメした28-200mmレンズや、FE 50mm F1.8の中間的な使い方ができる「TAMRON 28-75mm F2.8」になります。
ソニーEマウント対応の大口径標準ズームレンズです。絞りがF2.8となっており、ある程度暗い場所でも撮影でき、サイズや価格がコンパクトにまとまっているのでコスパ重視したい方におすすめの1本です。レンズプロテクターはフィルター口径67mmに対応。
室内の暗い場所でも撮影したり、ボケを取り入れられます。ズーム倍率はそれほど高くありませんが、日常的に使いそうな広いエリアから、近くの人物を撮影するのに適したレンズです!
私も4年以上愛用しています。こちらのレンズは小型軽量に造られていて、性能(画質)とコストパフォーマンスが絶妙な仕上がりなのが特徴です。そこまでズーム倍率は必要ないけど、室内やお出かけで気軽に撮影したい!という方にはおすすめです。
Sony α7IIIとTAMRON 28-75mm F2.8 G2の装着例 ©
TAMRON 28-75mm F2.8については、以下の動画と記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
日常でよく使う広いアングルや、ポートレート(人物撮影)で利用できそうな中望遠域までカバーしています。実際に使ってみると、オートフォーカス速度が純正レンズ並に速いので、子供の動き回るシーンを簡単に撮影することができました!
さらに画質や性能を重視したい方には、SONYで作られている純正レンズのFE 24-105mm F4Gや大三元レンズのFE 24-70mm F2.8 GMをおすすめします。最近では軽量で広い範囲も撮れるFE 20-70mm F4G(解説記事へ)というレンズも登場していて私も2本目として使っています。
風景で迫力感ある1枚に凝縮できる超広角レンズ
風景写真では、手前から奥まで迫力のある写真を1枚に収めたい事が多いですよね。そこでオススメなのがFE PZ 16-35mm F4G(解説記事へ)という超広角ズームレンズです。
Gレンズならではの高い解像性能と美しいぼけ描写、オールラウンドで活躍できる優れた操作性を、軽量化で実現したかつてない広角パワーズームレンズコンパクトながらズーム全域で高い描写性能フルサイズならではの大きなぼけを柔らかく表現し、印象的な映像作品づくりをサポート。
Sony α7SIIIとSony FE PZ 16-35mm F4 G ©
私の場合は風景だけでなく、旅行で気軽に使ったりすることも多いので人物も風景も1枚に収めたい!という方には最高の1本だと思います。詳しくは以下の記事で詳しく使用感想をご紹介しています。
このレンズは気軽に持ち運べるコンパクトな重量のレンズなのも非常にメリットです。最近は動画を撮影される方も多いので、レンズが軽いというのは荷物にならず良いですね 😄
Sonyの超広角レンズは、この他にFE 12-24mm F4G(解説記事へ)や、より画質を重視したFE 16-35mm F2.8 GMや大三元レンズのFE 16-35mm F2.8 GMなどがあります。
よりワイドで広いエリアを撮影したい時はFE12-24mmがおすすめで、望遠ズームの端が24mmでは足りないと感じる方には、FE16-35mmをおすすめします。
α7IVやα7IIIでオールドレンズを楽しむ
フィルムカメラ時代のレンズ(オールドレンズ)を使って写真を楽しむことができます。Sony α7IVα7IIIでフィルムカメラのような懐かしい写りを楽しみたい方には、ヘリオスがおすすめです。
フレアや優しい雰囲気の写真が撮れる人気のレンズです。オールドレンズとしては安い価格帯であり、ソニーミラーレス一眼カメラ用のマウントアダプターがセットになっているので、Sonyのカメラですぐにオールドレンズが楽しめます。
Sony α7IIIとHELIOS44 ©
こちらはオールドレンズの中でも安い価格帯でありながら、フィルムっぽさを楽しめるレンズです。オールドレンズを初めて使う方にも気軽に楽しめる1本となっています。
また、フィルムカメラの写ルンですで撮ったような写真を楽しみたい方におすすめなのが、Utulensというレンズです。
Sony α7IIIとUtulens ©
こちらは、写ルンですの使用済みカメラから、実際にレンズを取り出して一眼レフ用のレンズとして製品化された商品です。詳しくは次の動画が参考になります。
SONYのミラーレスで使えるEマウント用も用意されているので、そのまま装着することができます。その他にも、次のようなレンズがあります。
CanonやNikonの一眼レフ用レンズをα7IVで使う
記事の前半からご紹介していますが、SONYのミラーレスカメラではSONY製の純正レンズ以外にも、SIGMAやTAMRONといった他メーカーで作られたレンズも装着して使用することができます!
またミラーレスカメラではなく、一眼レフ時代のレンズもSONY α7IVやα7IIIなどのミラーレスで使用することができます!!例えば次の写真のような感じです。
α7III・MC-11・TAMRON 15-30mm(キャノン用レンズ)を装着した例 ©
一眼レフ用レンズは、現在では発売から年数が経過しており、安価に入手することができるのがメリットです。CanonやNikon、Pentax、Sonyなどのレンズ以外に、SIGMAやTAMRONなどの他メーカーがSONYに対応しています。純正レンズが高すぎて買えない…とお悩みの方には以下の記事をご覧になってみてください。
その他のSony Eマウントレンズ
Sony α7IVやα7IIIでは、その他にも次のようなレンズを使うことができます。
運動会や遠い被写体に最適なレンズ TAMRON 70-180mm F2.8
Sony α7RIIIとTAMRON 70-180mm F2.8の装着例 ©
やや遠い位置にある人物や動物を撮影したり、ボケを楽しみたい方にはTAMRONの70-180mmがおすすめです。
ソニーEマウント対応の大口径望遠ズームレンズです。絞りがF2.8となっており暗い場所でも撮影が楽しめます。非常に小型で軽量なレンズなので、持ち運びを重視したい方におすすめの1本です。レンズプロテクターはフィルター口径67mmに対応。
こちらのレンズについてはYoutubeでも詳しく使用感を解説していますのでご覧ください。
Sony α7RIIIとTAMRON 70-180mm F2.8の撮影例 ©
タムロン70-180mmは小型で軽量ですが、ポートレートや風景など幅広いジャンルに活用できます。詳しい使用感はこちらが参考になります。
より遠くのものを撮影したい方には、FE 100-400mmGMや、価格が抑えられたFE 70-300mmがおすすめです。
動きの遠い被写体を快適に撮影できるSonyの超望遠ズームレンズです。望遠側でもキメの細かい描写を維持し、美しいボケ味に定評があります。また、望遠側で400mmをカバーするレンズとしては重量が軽くてコンパクトです。接写能力も高く、花の撮影にも便利です。レンズフィルター口径は77mmに対応。
Sony α7IIIとFE100-400mmF4.5-F5.6GM ©
FE100-400mmGMは私も現在愛用しています。子供の運動会やポートレート撮影だけでなく、近寄って撮影ができますので花の撮影なども楽しめます。実際に入手してみると意外に出番が多いレンズです。
花の撮影やポートレートが得意なFE 90mm F2.8 Macro
花や小物を撮影したり、ポートレート(人物)や少し遠くにいるお子さんを撮るのにオススメなのがFE 90mm F2.8 Macroという単焦点マクロレンズです。
SONYフルサイズ用のマクロレンズです。特に開放F2.8で色収差が見られない点や隅々まで解像する良所は、マクロ撮影や風景撮影で威力を発揮してくれるはずです。また本体内蔵のフォーカスリミッタースイッチを活用すると動く人物に対してAFの追従性が高いのも見逃せないポイントです。マクロや風景以外に子供の撮影にも活躍できるFEレンズの中でもおすすめレンズです。
私も実際に花の撮影や商品撮影、また動きの速い子供の撮影で使用していますが、オートフォーカスが速いレンズなので、走ってるお子さんを快適に捉える事ができます。きめ細かい写りをするレンズですので、撮っていて爽快感を味わうことができます。
マクロレンズは、価格を抑えた小柄なマクロレンズとして人気のFE 50mm F2.8 Macroもあります。コンパクトなレンズで花の撮影を楽しみたい方はこちらがオススメです。
フルサイズ用のマクロレンズです。近寄って花や小物を撮影したり、日常のスナップ撮影にも向いています。小型・軽量でリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
α7IIIでポートレート撮影におすすめのFEレンズ
α7IIIでおすすめのポートレートレンズはこちらです。Sonyのレンズはボケ味の評価が高いものが揃っています。背景をぼかして浮き上がるような人物撮影を楽しむことができます。例えば私の場合はこちらの135mmを愛用しています。
シャープな描写と柔らかいぼけ、オートフォーカスの快適さ、最大撮影倍率0.25を生かして近寄った撮影も可能な大口径中望遠単焦点レンズです。レンズフィルター口径は82mmに対応しています。
Sony α7IIIとSONY FE 135mm F1.8 GMの装着例 ©
詳しい写真撮影例はこちらをご覧ください。
その他にもポートレートレンズとして以下のようなレンズがあります。
広角の単焦点レンズ
Gレンズならではの高い解像力とぼけの美しさを小型軽量で実現。静止画に加えて動画撮影にも最適な大口径超広角単焦点であり、超広角20mmで開放F1.8からの高解像を画面全域で実現。
開放F値1.4から妥協のない高解像性能。小型で軽量設計の大口径広角単焦点レンズであり、超高度非球面XAレンズを採用した光学設計となっています。
標準域の単焦点レンズ
フルサイズ対応 大口径小型軽量設計開放F1.8から画面全域で高解像。追随で静粛なAFにより、静止画だけでなく動画にも最適です。
Sony純正の広角〜標準単焦点レンズです。ボケの柔らかさに定評があるので、ポートレートなど背景を綺麗にぼかしたい時におすすめのレンズです。
281gと軽量で見た目がコンパクトながら、ポートレートや風景にも使える高解像度なレンズです。レンズフィルター口径は49mmに対応しています。
美しい自然なボケに定評があるSonyの単焦点レンズです。ポートレートや立体感のある写真を楽しみたい方におすすめです。
中望遠の単焦点レンズ
シャープな描写と柔らかいぼけを生かし、ポートレート撮影を手軽に楽しめる大口径中望遠単焦点レンズです。オートフォーカスの快適さも定評があります。