Sonyのミラーレスカメラで動画(映像)撮影するときにおすすめのレンズをまとめました。映像では三脚やビデオ雲台に据え付けたり、電動スタビライザー(ジンバル)に装着したカメラで撮影することができます。今回はSony α7・α9などのフルサイズ用のレンズと、α6000やα5000などのAPS-C用レンズに分けてご紹介します。
α7IIIとTAMRON 28-75mm F2.8 ©
また、その他のSonyのEマウントレンズについては、こちらが参考になります。
動画作例は次のYoutube動画をご覧ください。
その他はYoutubeのプレイリストから、まとめてご覧いただけます。こちらも宜しければご覧ください。それでは、動画撮影におすすめのレンズを見ていきましょう。
目次
フルサイズ編:動画撮影におすすめのSony Eマウントレンズ
Sony α7RIVやα7III・α7sII、そしてSony α9でおすすめの動画撮影用レンズをまとめます。
標準から超広角域をカバーできる FE 16-35mm F4G
まず始めにオススメしたいのが、FE 16-35mm F4GというSony純正FEレンズです。動画撮影で撮影しやすい標準〜超広角のアングルを1本でカバーする事ができます。
Sonyの超広角ズームレンズです。比較的軽量で絞ると光芒が美しいレンズです。迫力ある風景写真などを楽しみたいときにオススメのレンズです。
レンズの重量が軽量となっており、レンズフィルターも装着できるのでシャッタースピードをコントロールしやすいのも扱いやすいポイントです。
標準〜中望遠域を1本で動画撮影できる TAMRON 28-75mm F2.8
続いて揃えておくと便利なのが、TAMRON 28-75mm F2.8という標準ズームレンズです。
ソニーEマウント対応の大口径標準ズームレンズです。絞りがF2.8となっており、ある程度暗い場所でも撮影でき、サイズや価格がコンパクトにまとまっているのでコスパ重視したい方におすすめの1本です。レンズプロテクターはフィルター口径67mmに対応。現在は後継機「TAMRON 28-75mm F2.8 G2」が登場しています。
F2.8の大口径レンズとしては、安価かつ小型軽量に作られている1本です。特にレンズの重量が550gなので、ジンバルに搭載するなど活用シーンは広いのが長所です。もちろんフィルターも装着可能です。レンズの詳しいレビューは下記が参考になります。
APS-C編:動画撮影におすすめのSony Eマウントレンズ
続いてα6000やα5000などのAPS-Cカメラで使える動画撮影レンズについてまとめます。
電動式ズームで映像撮影できる E 18-105mm F4G
Sony EマウントのAPS-Cレンズでおすすめなのが、E18-105mmF4Gです。広い範囲から望遠までこれ1本で撮影できるのが特徴です。更に、このレンズには電動ズームスイッチが搭載されており、滑らかにズーム操作ができます。
お子さんの学芸会や旅行などの記録にもぴったりです。レンズの重量は約427gと軽量なので、持ち運びもしやすいのが嬉しいポイントです。
持ち運びが楽な単焦点レンズ E 35mm F1.8
先ほど挙げたE18-105mmと合わせて揃えておくと便利なのがE 35mm F1.8です。
こちらは夜景や室内などの暗いシーンや、ボケを動画撮影で楽しみたいときにおすすめのレンズです。
3軸電動スタビライザーの活用で広がる表現
番外編となりますが、ミラーレスカメラと合わせて使用するのにオススメなのが、電動スタビライザーです。一例をあげると以下のような製品があります。
一眼レフやミラーレスカメラで滑らかな映像を撮ることができます。自動調整(Autotune)やダイヤルによるフォロースピードやジョイスティックの調整も簡単にでき、細部にわたり完成度の高いジンバルです。使い方は解説レビューもご覧ください。更に、同メーカーの電動スライダーSlypodとも連携できます。※現在は後継機種となるAirCross3が登場しています。
こちらは3つのモーターによって歩いた時の振動を手ぶれ補正しながら、滑らかな動画を撮れる機材です。
電動スタビライザーは色んな種類があるのですが、お使いのカメラ構成別にジンバルを解説していますので、以下も宜しければご覧ください。