MOZA AirCross2では便利なアクセサリーが豊富に用意されています。当記事では、Aircross2で使うと便利なアクセサリーをまとめました。実際に使ってみた製品や、オススメしたい内容を厳選していますので、スタビライザーを購入する際の参考にしてください☺️
MOZA AirCross2に外部モニターやライトを装着した様子 ©
また、Aircross2の使い方や外観、操作方法については以下の記事が参考になります。
それではアクセサリーについて順番に見ていきましょう。
目次:MOZA AirCross2で便利なアクセサリーと拡張機能のまとめ
MOZA Aircross2用のバッテリー単品
MOZA Aircross2では本体の購入時にバッテリーが1つ付属しているのですが、長時間撮影したり、旅行時に使い続けたい時には、予備バッテリーを用意しておくと安心です。
モニター固定用のマジックアーム
カメラのモニターを拡大したり、露出やピントなどの詳しい情報を確認するために、外部モニターが便利です。モニターについては様々な製品があるので、詳しくは下記をご覧ください。
外部モニターを固定する際には、以下のマジックアームがおすすめです。ボールの固定力が強く耐荷重も大きいので、私も使っています。
2kg以内の液晶やその他のパーツを自由な角度で調整&固定できます。片端はArri位置決めピンの構造と3/8インチネジを備えており、接続部の回転ずれ落ちに対して強い構造です。またArriピンを除いた汎用性の高いSMALLRIG 2070もあります。
購入したマジックアーム2115。先端に2本の固定軸(Arri)が備わる ©
マジックアームを選ぶ際に気になるのが、固定力と回転防止機能です。この後の項目で紹介する専用チーズプレートと、上記のSMALLRIGのマジックアームを組み合わせると、回転や脱落する事を防げる堅牢な機材構成を作ることができます。
Aircross2用チーズプレート(SmallRig製の三脚ネジ穴)
MOZA Aircross2を使う際に、液晶モニターやマイクといった複数の機器を同時に取り付けたい時がありますよね。そんな時に便利なのが、多くのネジ穴を備えたマウントプレート(チーズプレート)です。
MOZA AirCross 2ジンバルの拡張性を高める為にデザインされています。マウントプレートには四つのねじれ防止ピンがありますから、安定性が高く長時間使用してもガタつきが発生しません。マジックアーム2115やコールドシューマウント2260、モニターマウントBSE2386が装着可能です。これにより、モニター、外部マイク、LED電気を装着できます。
購入したAircross2用マウントプレート(チーズプレート) ©
チーズプレートとは、一言で説明するとネジ穴の数を拡張できるアクセサリーです。MOZA Aircross2の背面にあるネジ穴形状にフィットするよう専用設計されており、アイディア次第では色々な機材を取り付けられる優れたアクセサリーです。
MOZA AirCross2に外部モニターやライトを装着した様子 ©
個人的には、真っ先に買っておきたいオススメアクセサリーだと思っています。
このチーズプレートについて、特に注目したいのが3/8インチのArri穴を備えている点です。重たい液晶モニターやその他の機材を取り付ける際に、Arriネジに対応したマジックアーム等を装着すると、勝手に緩んだり、回転してしまうのを防いでくれます。前項で紹介したマジックアームと組み合わせて使うのがおすすめです。
また、自由に向きを変えられるアームではなく、固定のアームをお探しの場合は次のものを装着することができます。
金属製アームです。360°回転させたり、決定した向きを、六角レンチによって締め付けて固定ができます。7-inchiを超える外付け液晶モニターだけでなく、アームに備えられた1/4ネジや、コールドシューマウントによって、小型LEDライトやマイクも追加搭載できます。
別のジンバルですが、次のような使い方ができます。
DJI RONIN-SCに液晶を装着してみた ©
私の場合はRonin-SCを使っていた時期に、このアームを購入していました。前述で説明したAircross2用のプレートの側面にも、このアームを装着できることに気づいたので、今後はこちらも使ってみようと考えています😄
Aircross2でアルカスイス(ArcaSwiss)互換プレートを使う
MOZA Aircross2に付属されている固定用のプレートは、誤ってカメラが脱落することがなく、しっかりとした造りになっています。しかし、複数台のカメラを交換したり、一般的な三脚へ装着する際には、以下のようなアルカスイス互換プレートに対応したクランプが便利です。
ジンバル専用に設計されたArcaSwiss(アルカスイス)規格のプレートです。汎用性の高いArcaSwiss互換プレートを使用して、ジンバルにカメラ装着を容易にします。底面は縦横方向に2つの1/4ネジを備え、ジンバルにしっかりと固定できます。また締め付けのノブは固定面に干渉しない小さな設計となっています。
MOZA AirCross2にジンバル専用汎用ArcaSwissプレートクランプを装着した様子 ©
MOZA AirCross2にハンディカムを装着した様子 ©
ジンバルに固定したカメラを三脚など他の機器へ固定する頻度が多い方や、カメラをPeakDesignのストラップで持ち運びたい方にはオススメの組み合わせです。私も最近購入しました。
Aircross2でカメラストラップを装着できるプレート
Aircross2にカメラストラップを装着できると非常に便利です!そこでおすすめなのが、ジンバル用ストラップホール付きのプレートです。
両端に紐を通す穴を備えていますので、Peak Design(ピークデザイン)のカメラストラップを取り付けたりするのに役立ちます。
MOZA AirCross2にストラップ付きプレートを付けた様子 ©
ピントを手動操作できるiFocus-M
iFocus-Mを使用するとMOZA Aircross2のコントロラーホイールから、カメラのレンズのピント位置を遠隔操作できるようになります。
iFocus-M ©
iFocus-Mの端子 ©
iFocus-Mの付属品 ©
フォローフォーカスでピント位置などを遠隔操作できる ©
電源はiFocusMに付属されるピンジャックを経由してAircross2から供給されます。
ギア溝を備えたシネレンズや、iFocusMの購入時に付属されるゴム製のギアベルトをレンズに巻きつけると、レンズとiFocusMのギアを噛み合わせる事が可能となりますが、操作の様子は以下のYoutubeの04:01以降をご覧ください。
MOZA Aircross2用のグリップ(吊り下げ撮影用)
MOZA Aircross2では専用のグリップが2種類用意されています。逆さ持ち(吊り下げ撮影)や、低い姿勢で撮影したい場合には以下のグリップがおすすめです。
また、外部モニターを装着したい場合には以下のグリップがオススメです。
スタビライザーのMOZA Aircross 2 に対応したL型グリップです。取り付けられると、feelworld f6、feelworld t7などの外部モニターを装着可能になります。
MOZA SlypodとSlypodEとのリンケージ操作(一脚型の電動スライダー)
MOZAにはSlypod(スライポッド)と呼ばれる一脚のような外観をした電動スライダーが用意されています。Slypodでは伸縮するスライダーの動きを楽しむことができます。
一脚型の電動スライダーのSlypod(軽量素材)やSlypod Pro(可動域52cm)の廉価版です。本体重量は919g。通常版に付属される自由雲台などの付属品を省略し、素材をアルミニウムに変更することで、価格を大幅に抑えたモデルとなっています。耐荷重は最大垂直負荷9kg、水平負荷4kgと通常版と変わりません。本体はMOZA Masterアプリからカメラの移動距離、速度、加速度を調整することで、正確なカメラの動きを簡単にプログラムできます。詳しくは解説レビューを御覧ください。また、同メーカーのAircross2とも連携できます。
Slypodでは、スマートフォンアプリのMOZA MasterからAircross2とSlypodを組み合わせた連携動作(リンケージ制御)ができるのが特徴です。
MOZA SlypodEを三脚に固定した様子。 ©
MOZA SlypodEを三脚に固定した様子。MOZA Aircross2とも連携できる ©
Slypodの詳しい解説は以下が参考になります。