4KハンディカムのSony FDR-AX700におすすめのSDカード(SDXCカード)や、バッテリーなどの揃えておくと便利なアイテムについて解説します。

AX700では、SDカードのダブルスロットに対応しており、同時に2枚のSDカードを使用することができます。また、その挿入口の1つはメモリースティックPROデュオに対応となっています。具体的にはこちらのSDカードがおすすめです。

FDR-AX700ではこちらの様な動画を撮ることができました!

SDカードの他に用意しておくと良いものを説明していきたいと思います。

FDR-AX700に便利なアイテム
FDR-AX700に便利なアイテム ©

目次:FDR-AX700におすすめのSDカードとバッテリーについて

FDR-AX700に必要なSDカードスペックについて

初めに解説しましたが、Sony FDR-AX700ではClass10UHS-IU3という規格を満たしたSDXCカードを購入することで、4K撮影の高画質撮影が可能になります。

FDR-AX700のレンズ保護フィルターや液晶保護フィルム

Sony FDR-AX700では本体前面のレンズを衝撃やホコリから守ってくれるレンズフィルターが使用できます。レンズフィルターは62mmに対応しており、次のようなものがおすすめです。

また、液晶についてはタッチ操作も可能になっていますが、指紋や傷などから守ってくれる液晶保護フィルムが用意されています。

FDR-AX700で使えるバッテリーについて

4KハンディビデオカメラのFDR-AX700では、以下のバッテリーに対応しています。

  • NP-FV50A

    FDR-AX700に装着すると、カメラ全体の重量は約985gとなる。バッテリーの持続時間はおよそ1〜1.5時間程度

  • NP-FV70A (本体に付属品)

    購入時に付属しているのがこちらのバッテリーです。カメラを含めた総重量は約1030gとなります。バッテリーの持続時間はおよそ2.5〜3時間程度

  • NP-FV100A

    大容量タイプのバッテリー。NP-FV70Aよりも更に長時間の撮影が可能になったモデルです。カメラを含めた総重量は約1080gとなります。

通常であれば、購入に付属しているNP-FV70Aでも十分かと思いますが、旅行時など長時間の撮影によっては、上記のようなバッテリーを予備として用意しておくと良いでしょう。私の場合はNP-FV70Aを2個用意しました。

レンズを広角に変換できるコンバージョンレンズ

Sony FDR-AX700は、9.3-111.6mm(35mm換算すると29.0-348.0mm)の画角の間を12倍ズームできる便利なカメラです。しかし、広角端は29mmとなっており、やや画角が狭いのが難点です。

AX700で、より広い範囲を撮影したい場合には以下の広角変換レンズがあると便利です。

FDR-AX700におすすめのリモコン

FDR-AX700では本体にズームボタンなどを備えていますが、そのズーム操作によって手ブレや振動が動画に入ってしまうことがあります。そこでおすすめしたいのが以下のリモコンです。

FDR-AX700にリモコンを装着した様子
FDR-AX700にリモコンを装着した様子 ©

FDR-AX700に対応したリモコンは、無線タイプと有線タイプがありますが、私の場合は有線ケーブルのリモコンにしてみました。

赤外線によって遠隔コントロールしたい時には以下のリモコンが便利です。

FDR-AX700におすすめの三脚

FDR-AX700は1kg前後の比較的軽いビデオカメラに位置するため、三脚については小型軽量なものでも撮影を楽しめます。

FDR-AX700におすすめのジンバル(スタビライザー)

FDR-AX700はSONYのハンディカムの中でもハイグレードなモデルに位置するのですが、FDR-AX55やAX45のような機種に搭載されている空間光学手ブレ補正が残念ながら搭載されていません。ただし、一眼レフカメラと同じような光学式手ぶれ補正(アクティブレンズ方式)が搭載されているので、少しのブレでしたら何とか補正してくれます。

こういったデメリットを補う方法として、上記のようにジンバル(スタビライザー)を装着して撮影するという方法もおすすめです。

FDR-AX700にジンバルを装着した様子
FDR-AX700にジンバルを装着した様子 ©

ジンバルは歩いた際の大きな振動を抑えてくれる機材です。残念ながら縦揺れや横揺れは手ぶれ補正できませんので、しっかりとした撮影では三脚とビデオ雲台がオススメなのですが、持ち運びが多い方には良い選択肢になるかと思います。

私の場合は以下のジンバルを使っています。

詳しい解説は以下が参考になります。

主に運動会や、旅行のときに一眼レフやレンズなどを沢山持ち出せない場所、三脚や一脚を立てるのが難しい場面で、手持ちであってもある程度のブレは補正してくれますし、ビデオ雲台のようなスムーズなアングル変更も出来るようになります。

FDR-AX700におすすめのマイク

FDR-AX700では、小型の内蔵マイクが搭載されています。さらに高画質な音声を収録したい場合には外部マイクやアクセサリーが必要となります。SONYでは外付けマイクや、XLR端子からの音声入力が可能な純正アクセサリーが一眼レフ用に用意されていますが、AX700でも問題なく使用することができます。

その他に、AX700の本体には3.5mmステレオ・ミニジャック端子が備わっていますので、オーディオケーブルを接続して外部音声を入力・収録することも可能です。私の場合は持ち運びに便利なこちらのガンマイクをAX700の音声入力端子に接続して使っています。

カメラとの接続例(こちらは一眼カメラ)
カメラとの接続例(こちらは一眼カメラ) ©

マイクを使って音声を撮ってみた結果は、次のYoutube動画が参考になります。

その他に、用途に応じた適切なマイクがありますので、詳しくは以下の解説ご覧ください。

FDR-AX700におすすめのカメラモニター(外部液晶)

FDR-AX700では、一般的な4Kハンディカムと同じように液晶ディスプレイが備わっています。また内蔵のファインダーも搭載されているので昼間などの太陽光の下でも、液晶が見やすいカメラです。

ただし、高い位置から撮影したい時や、スタビライザー(ジンバル)の装着時にバランスを取るのが難しい場合には外部液晶があると大変便利です。

外付けの外部液晶では、カメラの画面を表示させることができる。大画面で確認したり日光下で見やすいモデルが多い。
外付けの外部液晶では、カメラの画面を表示させることができる。大画面で確認したり日光下で見やすいモデルが多い。 ©

外部液晶については様々なものが有りますが、詳しくは以下が参考になります。

FDR-AX700におすすめのライト(照明機材)

FDR-AX700では薄暗いシーンの撮影もそれなりにキレイに撮影できるのですが、光が乏しい暗い環境では照明機材があると便利です。AX700でおすすめのビデオライトについては以下が参考になります。

特にAX700ではホットシューと呼ばれる、カメラアクセサリーが装着できる箇所が用意されています。上記で解説されているビデオライトでは、ホットシューに装着できるコンパクトなライトが解説されています。