4KハンディカムのSony FDR-AX700におすすめのSDカード(SDXCカード)や、バッテリーなどの揃えておくと便利なアイテムについて解説します。
像面位相差AFセンサー273点 AFカバー範囲最大84%高精細で低ノイズな映像と、美しいぼけ味を実現する1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmorを搭載。RS搭載ズーム倍率 光学12倍 全画素超解像ズーム 18倍 (4K)/24倍(HD)
AX700では、SDカードのダブルスロットに対応しており、同時に2枚のSDカードを使用することができます。また、その挿入口の1つはメモリースティックPROデュオに対応となっています。具体的にはこちらのSDカードがおすすめです。
UHS-I U3 Class10に対応したSDカードです。現在では64GBのSDカードも比較的お手軽な価格で入手ができます。
FDR-AX700ではこちらの様な動画を撮ることができました!
SDカードの他に用意しておくと良いものを説明していきたいと思います。
FDR-AX700に便利なアイテム ©
目次:FDR-AX700におすすめのSDカードとバッテリーについて
FDR-AX700に必要なSDカードスペックについて
初めに解説しましたが、Sony FDR-AX700ではClass10
・UHS-I
・U3
という規格を満たしたSDXCカードを購入することで、4K撮影の高画質撮影が可能になります。
FDR-AX700のレンズ保護フィルターや液晶保護フィルム
Sony FDR-AX700では本体前面のレンズを衝撃やホコリから守ってくれるレンズフィルターが使用できます。レンズフィルターは62mmに対応しており、次のようなものがおすすめです。
レンズ前面に装着でき、傷や埃から守ってくれます。コーティング:マルチコート面反射:1%枠材質:アルミ枠の特徴:ローレットフィルターケース:角Pケース製造国:日本
また、液晶についてはタッチ操作も可能になっていますが、指紋や傷などから守ってくれる液晶保護フィルムが用意されています。
対応機種 SONY デジタルビデオカメラ ハンディカム FDR-AX700 / FDR-AX100国産9H素材を採用。従来の保護シートと比較して表面硬度が向上。傷がつきにくくなっています。安心の国産素材使用。加工もすべて国内で行っております。この商品は初期不良のみの保証になります。液晶保護シートをお買い求めの際のご注意点をまとめております。こちらをご覧ください。
FDR-AX700で使えるバッテリーについて
4KハンディビデオカメラのFDR-AX700では、以下のバッテリーに対応しています。
NP-FV50A
FDR-AX700に装着すると、カメラ全体の重量は約985gとなる。バッテリーの持続時間はおよそ1〜1.5時間程度
NP-FV70A (本体に付属品)
購入時に付属しているのがこちらのバッテリーです。カメラを含めた総重量は約1030gとなります。バッテリーの持続時間はおよそ2.5〜3時間程度
NP-FV100A
大容量タイプのバッテリー。NP-FV70Aよりも更に長時間の撮影が可能になったモデルです。カメラを含めた総重量は約1080gとなります。
コンパクトで扱いやすいスタミナ高容量タイプ「インフォリチウム」Vシリーズ対応のハンディカムに使用可能。ハンディカムでは分単位でのバッテリー残量表示が可能なインフォリチウム機能搭載大きさ:約 幅31.8×高さ41.5×奥行45.1mm容量:13.8Wh/1900mAh
通常であれば、購入に付属しているNP-FV70Aでも十分かと思いますが、旅行時など長時間の撮影によっては、上記のようなバッテリーを予備として用意しておくと良いでしょう。私の場合はNP-FV70Aを2個用意しました。
レンズを広角に変換できるコンバージョンレンズ
Sony FDR-AX700は、9.3
-111.6
mm(35mm換算すると29.0
-348.0
mm)の画角の間を12倍ズームできる便利なカメラです。しかし、広角端は29mmとなっており、やや画角が狭いのが難点です。
AX700で、より広い範囲を撮影したい場合には以下の広角変換レンズがあると便利です。
0.43倍の広角レンズに変換できる製品です。全面ガラス製(マルチコート光学系)、動画や静止画撮影用途としてレンズフィルターを取り付けられるようネジ状になっています。
FDR-AX700におすすめのリモコン
FDR-AX700では本体にズームボタンなどを備えていますが、そのズーム操作によって手ブレや振動が動画に入ってしまうことがあります。そこでおすすめしたいのが以下のリモコンです。
FDR-AX700にリモコンを装着した様子 ©
FDR-AX700に対応したリモコンは、無線タイプと有線タイプがありますが、私の場合は有線ケーブルのリモコンにしてみました。
ケーブルタイプのリモコンです。マルチ端子搭載のリモートコマンダーでシャッターロック、動画撮影、ズーム操作できます。付属のリモート端子用接続ケーブルを使用することで、α Aマウントカメラでも静止画撮影が可能になります。
赤外線によって遠隔コントロールしたい時には以下のリモコンが便利です。
赤外線によってカメラから離れた位置で写真や動画撮影を行うことができます。
FDR-AX700におすすめの三脚
FDR-AX700は1kg前後の比較的軽いビデオカメラに位置するため、三脚については小型軽量なものでも撮影を楽しめます。
FDR-AX700におすすめのジンバル(スタビライザー)
FDR-AX700はSONYのハンディカムの中でもハイグレードなモデルに位置するのですが、FDR-AX55やAX45のような機種に搭載されている空間光学手ブレ補正が残念ながら搭載されていません。ただし、一眼レフカメラと同じような光学式手ぶれ補正(アクティブレンズ方式)が搭載されているので、少しのブレでしたら何とか補正してくれます。
こういったデメリットを補う方法として、上記のようにジンバル(スタビライザー)を装着して撮影するという方法もおすすめです。
FDR-AX700にジンバルを装着した様子 ©
ジンバルは歩いた際の大きな振動を抑えてくれる機材です。残念ながら縦揺れや横揺れは手ぶれ補正できませんので、しっかりとした撮影では三脚とビデオ雲台がオススメなのですが、持ち運びが多い方には良い選択肢になるかと思います。
私の場合は以下のジンバルを使っています。
一眼レフやミラーレスカメラで滑らかな映像を撮ることができます。自動調整(Autotune)やダイヤルによるフォロースピードやジョイスティックの調整も簡単にでき、細部にわたり完成度の高いジンバルです。使い方は解説レビューもご覧ください。更に、同メーカーの電動スライダーSlypodとも連携できます。※現在は後継機種となるAirCross3が登場しています。
詳しい解説は以下が参考になります。
主に運動会や、旅行のときに一眼レフやレンズなどを沢山持ち出せない場所、三脚や一脚を立てるのが難しい場面で、手持ちであってもある程度のブレは補正してくれますし、ビデオ雲台のようなスムーズなアングル変更も出来るようになります。
FDR-AX700におすすめのマイク
FDR-AX700では、小型の内蔵マイクが搭載されています。さらに高画質な音声を収録したい場合には外部マイクやアクセサリーが必要となります。SONYでは外付けマイクや、XLR端子からの音声入力が可能な純正アクセサリーが一眼レフ用に用意されていますが、AX700でも問題なく使用することができます。
信頼性・運用性・耐久性に優れたXLR端子対応アダプターキット2チャンネル入力による細やかなオーディオセッティングが可能マルチインターフェースシューを装備したコンパクトデザイン新たに開発されたマイクホルダーにより、低域の振動ノイズを低減風によるノイズを低減できるファータイプのウインドスクリーンを採用
その他に、AX700の本体には3.5mmステレオ・ミニジャック端子が備わっていますので、オーディオケーブルを接続して外部音声を入力・収録することも可能です。私の場合は持ち運びに便利なこちらのガンマイクをAX700の音声入力端子に接続して使っています。
回転式のショットガンマイク2本を搭載し、角度を自由に変えられるマイクです。指向性を変えられ、1つのマイクで超指向性や単一指向性、双指向性に近い集音が可能に。重量は130gと軽量。寸法サイズは122x65x62mm。内蔵バッテリーを備え、USB-Cケーブルで充電やファーウェアのアップデートも可能。充電しながらの使用もサポートします。風切り音を低減できるウインドウジャマーや収納ケースも付属しており、かなり軽量にできています。
カメラとの接続例(こちらは一眼カメラ) ©
マイクを使って音声を撮ってみた結果は、次のYoutube動画が参考になります。
その他に、用途に応じた適切なマイクがありますので、詳しくは以下の解説ご覧ください。
FDR-AX700におすすめのカメラモニター(外部液晶)
FDR-AX700では、一般的な4Kハンディカムと同じように液晶ディスプレイが備わっています。また内蔵のファインダーも搭載されているので昼間などの太陽光の下でも、液晶が見やすいカメラです。
カメラ用モニターとしては価格が安く、入門機としてもオススメ!一眼レフ、ミラーレスカメラ、アクションカメラ、ゲームなどの映像を画面表示できます。撮影や自撮りなどにも幅広いシーンで使える外付けモニターです。画面サイズは5.5インチで、広視野角IPSパネルの1920x1080フルHD解像度に対応。電源は別売りの電源は別売りの電源アダプターやNP-Fバッテリーに対応しています。
ただし、高い位置から撮影したい時や、スタビライザー(ジンバル)の装着時にバランスを取るのが難しい場合には外部液晶があると大変便利です。
外付けの外部液晶では、カメラの画面を表示させることができる。大画面で確認したり日光下で見やすいモデルが多い。 ©
外部液晶については様々なものが有りますが、詳しくは以下が参考になります。
FDR-AX700におすすめのライト(照明機材)
FDR-AX700では薄暗いシーンの撮影もそれなりにキレイに撮影できるのですが、光が乏しい暗い環境では照明機材があると便利です。AX700でおすすめのビデオライトについては以下が参考になります。
特にAX700ではホットシューと呼ばれる、カメラアクセサリーが装着できる箇所が用意されています。上記で解説されているビデオライトでは、ホットシューに装着できるコンパクトなライトが解説されています。