MOZA Mini-S(モザミニエス)について、ブログで使い方や使用感想をレビューしたいと思います。

MOZA Mini-Sは、スマートフォンやアクションカメラに装着して写真や動画を撮影するための機材です。スタビライザーやジンバルと呼ばれており、Gudsenというメーカーからリリースされています。動画撮影では、歩いた時の振動を抑えてスムーズな映像を撮ることができます。当記事では、MOZA Mini-Sの使い方や撮影した動画をもとに、詳しく解説していきます。

また、モバイル対応のジンバル製品は数多くあるのですが、どのような製品があるのかについては、下記が参考になります。

目次:MOZA Mini-Sのレビュー

MOZA Mini-Sで撮影した動画作例について

まずはMOZA Mini-SとiPhoneXRで撮影した動画作例をご紹介していきます。また個人的によく使う機能の使い方も動画で説明していきます。

上の投稿では、1つ目でMOZA Mini-Sの使い方を解説しています。2つ目では簡単な使用方法と、この後で解説する各モードの活用方法を簡単にご紹介します。

MOZA Mini-Sの使用感想(長所と短所)

まずはMOZA Mini-Sを使ってみて良かったところ、気になったところを挙げてみたいと思います。

以下の長所と短所をまとめると、購入する際には、ジンバル本体の重さが許容でき、ジンバルの多彩な動きを使いこなしたい方には満足度が高い製品だと感じました。それではメリットとデメリットを見ていきましょう。

MOZA Mini-Sの長所

MOZA Mini-Sの長所は次の点です。

  1. コンパクトに持ち運びが可能
  2. 価格がライバル製品と比較して安い
  3. スタビライザーとしての機能を呼び出しやすい

    固定モードや、パンのみのフォロー、パン・チルトフォローを素早く切り替えられる点は嬉しい。

  4. チルト軸の可動範囲が広い

  5. アプリの機能性が高い

MOZA Mini-Sは折り畳んでコンパクトに持ち運びができます。また、同様の製品と比べると価格が安く設定されているのが良い所です。更に、使い方の解説項目でも説明していきますが、持ち手の近くにあるボタンやトリガーを使って、各撮影モードをすぐに呼び出すことができる点も優れています。

各撮影モードは

  • 旅行先の風景をゆっくりと撮影したい
  • 自撮り撮影の用途(Youtube配信やTV電話など)
  • 動きの速いお子さんやペットを追い掛け撮影
  • 多彩な動き(360回転やFPV)にも対応

などのシーンに素早く対応することができます。また、スマートフォンを支えるアームが大きくしっかりした造りで、折りたたみ式のスタビライザーとしては可動範囲も広めなのが良いところです。これによって、ジンバルの柔軟な操作が行いやすいのも良いところです。

スマートフォンアプリでは、被写体の追尾やタイムラプス、色合いをフィルム風に変更できる機能、スマートフォン・レンズの望遠レンズと広角レンズを切り替える機能などが搭載されており、機能は充実しています。

MOZA Mini-Sの短所

一方で、MOZA Mini-Sでは次のような短所があります。

  1. 競合する製品と比べて重たく大きい
  2. ジンバル・スピードのカスタマイズができない
  3. 魚眼や広角レンズを装着するとアームが映り込む可能性がある
  4. 現在のジンバルモードが何か把握できない
  5. 大きなスマホでアームが干渉し、強制的に停止してしまう事がある

重量は約500gと重たく、他メーカーの製品と比べると大きめの製品となっています。またジンバルやジョイスティック操作のスピードは調整や変更を行うことができず、シンプルな設計となっています。複雑でない事は良いことですが、裏を返せば自由度が狭い印象を受けます。

動作で1つ気になったのが、iPhoneXRなどの大きなスマートフォンを使用した際の問題です。大きなスマートフォンを使用すると、アームの一部がぶつかってしまい、MOZA Mini-Sが強制的に停止してしまう事がありました。この後で解説するインセプションモード等を使用する際には注意が必要です。

また、スマホ用の広角レンズや魚眼レンズを装着して撮影する場合には注意が必要です。スマートフォンを支えるアームの形状により、MOZA Mini-Sのアームが写り込んでしまう可能性があります。

また本体のボタンやトリガー操作により、多彩なジンバル・モードを楽しめますが、現在どのようなモードになっているのか把握しずらいのは残念です。

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MOZA Mini-Sを使う前に(バランス調整)

MOZA Mini-Sを使う際には、スマートフォンをMini-Sに装着します。スマホを装着する際には、重心位置を調整するバランス調整を行う必要があります。

バランス調整を行っていないと、撮影時にブレブレとなったり、Mini-S本体が熱くなったりしますので、必ず調整しておきましょう。

バランス調整の方法

1つ手前の項目で解説している動画をご覧頂くと分かりやすので、そちらも御覧ください。バランス調整の手順は次の通りです。

  1. MOZA Mini-Sの電源をOFFに
  2. MOZA Mini-Sにスマホを取り付ける
  3. スマホを横に傾け、手を離す
  4. スマホが傾く方向とは反対方向にずらす
  5. 傾きが無くなるまで調整する
  6. 続いてスマホの面、を机と同じ水平にする
  7. 手を離して、スマホが傾く方向と反対方向にずらす
  8. 傾きが無くなるまで調整する

手を話したときの傾きが無くなれば調整は完了です。これで本体の電源を入れて撮影できる準備が整いました。

MOZA Mini-Sの使い方と撮影方法について

それではMOZA Mini-Sの使い方について順番に解説していきます。動画の方でも簡単に説明していますので、2つ前の項目をご覧ください。

電源のONとOFF(赤いボタン長押し)

MOZA Mini-Sの電源をオンにするにはハンドル部分の左側面にある赤いボタンを長押しします。更に長押しすると電源オフとなります。

電源が入らない場合は付属しているUSBケーブルと、市販されているACアダプターを使って充電を行います。私の場合はACアダプターはこちらを使っています。

また本体にはLEDによるインジケーターが備わっており、3つのLEDでバッテリー残量を確認することができます。

  • 3つのLED表示

    バッテリー残量:70〜100%

  • 2つのLED表示

    バッテリー残量:40-70%

  • 1つのLED表示

    バッテリー残量:20〜40%。LEDの点滅表示でバッテリー残量が20%以下を示す。また充電中はLEDが赤く点灯し、充電が完了するとLEDが消灯する。

スリープモード(赤いボタン1回押し)

MOZA Mini-Sでは電源を1回押すと、スリープモードとなります。

スリープモードでは、ジンバルのモーターが停止して休止状態となります。こちらはスマホアプリと接続をした状態で、MOZA Mini-Sのバッテリーを節約したい時に便利です。

MOZA Mini-Sの通常操作

MOZA Mini-Sをはじめ、スタビライザーでは、ハンドルと呼ばれる握り手や、コントローラー類があるジョイスティックの上下左右操作によってスマホカメラの向きを操作します。

MOZA Mini-Sでは、本体の電源を入れたあと、ハンドルを握ると水平方向のみゆっくり動きます。こちらはパン・フォローモードと呼ばれています。

上下左右に動かす(トリガー1回長押し)

MOZA Mini-Sでは通常操作で、水平方向しか動かせません。上下にも動かしたい時には、ハンドルにあるトリガーを1回長押しします。トリガーを長押しすると、ハンドルの上下左右に連動してスマホカメラもゆっくりとアングルが変化します。

こちらはパン・チルトフォローモードと呼ばれています。

ジョイスティック操作

またMOZA Mini-Sではジョイスティックと呼ばれるスライド式の操作コントローラーがあり、上下左右に動かすことでカメラアングルを自由に動かす事ができます。

こちらはジョイスティックを動かす幅に応じて、カメラアングルの移動速度も大きくなります。

ハンドル操作に限らず固定(トリガー1回押し後、1回長押し)

こちらは私が普段撮影する時によく使ってるモードです。ハンドルの上下左右の動きに対して、反応せずスマートフォンの向きが固定されたままという動きです。固定させるには、トリガーを1回押したあと、素早く1回長押しします。

こちらはレイルを敷いたような真っ直ぐ進む動画を撮影したり、左右にスライドするような動画を撮りたいときに役立ちます。正式な名前はオール・ロック・モードです。

正面に戻す(トリガー2回押し)

MOZA Mini-Sのハンドル操作では、操作に対してゆっくりとアングルが追従する動作をするため、思った位置へ行かないときもあります。

そんな時に、トリガー2回押すとハンドルを向けている正面方向へカメラの向きが移動します。

FPVモードで素早い操作(左2回押し)

MOZA Mini-Sのジンバル操作を素早く動かしたい時に使用します。左ボタンを2回押すと、また正面方向を軸に回転させることもでき、カメラの水平を気にせず柔軟に撮影を楽しみたい時に便利です。

FPVモードを解除したい時は左ボタンを2回押します。

スポーツ・ギア・モード(下2回押し)

こちらもFPVモードと同じように素早く動かしたい時に使用します。FPVモードと異なるのは、水平の動きだけが速くなる点です。

360度回転させるインセプションモード(下3回押し)

特殊な効果を出すために、正面を軸として回転させたようなショットを撮りたい時に使用します。下ボタンを3回押すと、インセプションモードを呼び出すことができ、再び3回押すと解除できます。

スマートフォンアプリ接続時の操作方法

スマホアプリの「MOZA Genie」をインストールすると、次のような機能を呼び出せます。

  1. 撮影の設定(撮影サイズやフレームレート)
  2. 被写体の追尾
  3. タイムラプス
  4. カメラの微調整
  5. フォローフォーカス&ズーム
  6. ジンバルの設定
  7. キャリブレーション

また、MOZA Mini-Sのコントローラーから撮影を開始したり、メニューの操作が可能になります。接続にはBluetoothが必要となります。MOZA Genieの起動中には、前述した各機能に加えて、次のようなボタン操作ができます。

真ん中ボタンの操作(動画や写真撮影の開始)

MOZA Mini-Sのコントローラー部分の真ん中を押すと、次の機能を呼び出せます。

ボタン操作 機能の説明
1回押し 撮影の開始。動画の場合は再び1回押すと撮影が停止します。
2回押し(動画撮影中) 写真撮影を行うことができます。
長押し タイムラプスで設定したポイントへ動き出します。

上ボタンの操作(メニュー・写真と動画の切り替え)

MOZA Mini-Sのコントローラー部分の上ボタンを押すと、次の機能を呼び出せます。

ボタン操作 機能の説明
1回押し MOZA Genieのメニューを開くことができます。
2回押し 写真と動画撮影を切り替えることができます。

右ボタンの操作(撮影データの確認)

MOZA Mini-Sのコントローラー部分の右ボタンを押すと、次の機能を呼び出せます。

ボタン操作 機能の説明
1回押し 撮影したデータを確認することができます。もう1度1回押すと撮影画面に戻ります。
長押し タイムラプス撮影が開始されます。もう1度長押しすると停止します。

フォーカスボタン(ズーム)

MOZA Mini-Sの側面にあるフォーカスボタン(ズームボタン)を押すと、次の機能を呼び出せます。

ボタン操作 機能の説明
1回長押し ズームします。
2回押し 自動ズームしていきます。
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