DJI Ronin-SCを購入したら一緒に用意しておきたいアクセサリーを解説します。初めてDJI Ronin-SCを購入される方やジンバル初心者の方へ参考になりましたら幸いです。
DJI Ronin-SCの詳しいレビューについては別の記事でまとめていますので、そちらもご覧ください。
私は、DJI Ronin-SC Proコンボを購入しました!
軽量でコンパクトなRonin-SCは、どこへでも気軽に持ち運べ、どのような状況にも対応できるので、映像やコンテンツ制作において作成の選択肢が広がります。Proコンボは、価格が安い通常版に加えてFocusモーターが含まれており、カメラ・レンズのピント調整をコントローラーから操作可能になります。
DJI Ronin-SCでは、残念ながら充電器が付属していません。但し、充電するためのUSBケーブルは付属しています。また、外部液晶やマイクを取り付けようと思うと専用のアクセサリーが必要になります。
当記事では、必ず買っておきたいモノから、あると便利なアクセサリーまで順番にご紹介していきます。
目次:DJI Ronin-SCのおすすめアクセサリー(付属品)
DJI Ronin-SC用のUSB充電器(ACアダプター)
冒頭でも触れましたが、Ronin-SCでは充電器が付属していません。これは通常版とProコンボの両者とも同じです。もし、USB充電器をお持ちでない方は以下がおすすめです。
場所を取らず、非常にコンパクトなUSB充電器です。
Ronin-SCの充電方法は、まず購入時に付属されるバッテリーグリップをジンバル本体に装着します。その後でジンバルのUSBポートから充電する事ができます。電流・電圧は5V2A
が必要となりますが、上記製品で充電可能です。
アームとカメラの衝突を防ぐカウンターウェイト
レビュー記事でも触れていますが、DJI Ronin-SCでは、カメラボディとアームが接触する問題が起こる事があります。そんな時にオススメなのがカウンターウェイトです。カウンターウェイトとは、重りのことです。
DJI Ronin-SCジンバルの専用プレートです。ジンバルに搭載するカメラのレンズが前方に重たい場合、Ronin-SCでは支えきれなくなりますので、このプレートとウェイトを併用すると支えることができます。ウェイト(おもり)は100gを2つ用意するのがオススメです。
また、現在できる対応策として金属製のケージを使うという方法があります。こちらはケージを重りとして使う方法なのですが、同時にカメラボディの保護にも役立ちます。
Sony α7RIIIとSony α7III専用のケージです。1/4,3/8インチネジによって外付けマイクやモニターなどを装着できます。
カメラ専用ケージはSmallRig製の他に、様々なメーカーから販売されているようです。私の場合は価格が抑えられたUURigというメーカーのケージにしました。
他のカメラ機種にも専用ケージが用意されていますので、チェックしてみてください。
私の場合は、SmallRigのカウンターウェイトや、専用プレートのSmallRig 2420を海外から取り寄せて試してみたのですが、上手くバランスを取ることができなかったのでMOZA AirCross2(別の解説記事へ)へ移行しました。
アルカスイス(ArcaSwiss)互換プレートでカメラを装着
撮影に使うカメラを頻繁に交換したり、他の三脚へ装着する機会が多いときには、以下のアルカスイス互換プレートに対応したクランプが便利です。
ジンバル専用に設計されたArcaSwiss(アルカスイス)規格のプレートです。汎用性の高いArcaSwiss互換プレートを使用して、ジンバルにカメラ装着を容易にします。底面は縦横方向に2つの1/4ネジを備え、ジンバルにしっかりと固定できます。また締め付けのノブは固定面に干渉しない小さな設計となっています。
特に、カメラをPeakDesignのストラップで持ち運んでる方にはオススメの組み合わせです。私も最近購入しました。
液晶やマイクを取り付けるチーズプレート(1/4・3/8ネジ穴)
DJI Ronin-SCのハンドル部分に、外付け液晶やマイクを取り付けたい場合はチーズプレートが必要になります。私の場合は、SmallRigからRonin-SとSCで使える安い製品を見つけましたので、そちらを購入しました。
DJI Ronin-S・Ronin-SC・RS2・RSC2の側面に備わっているM4ネジへ固定して、他の機器を接続するためのプレートです。機器は1.5kg以内のモニターやマイクなどが取り付け可能。3/8インチネジ穴(カメラ大ネジ)と1/4インチネジ穴(カメラ小ネジ)、ARRI穴、NATOレールマウントを備えています。ARRI穴では対応したマジックアームを活用して強固な固定も可能です。
マジックアームやサイドハンドルで手の負担を軽減
外部液晶やマイクを取り付けたり、DJI Ronin-SCを持つ際に両手持ちする事ができるアクセサリーも便利です。私はこちらのマジックアームやモニターアームを購入しました。
両側が1/4ネジとなっており、好きな位置にモニターやマイクを取り付けられます。2.5kg以下の物を搭載可能です。
SmallRigマジックアームをモニターに接続した様子(ジンバルは他製品) ©
外部モニターとマイクを同時に装着したい場合にはアーム型がおすすめです。
金属製アームです。360°回転させたり、決定した向きを、六角レンチによって締め付けて固定ができます。7-inchiを超える外付け液晶モニターだけでなく、アームに備えられた1/4ネジや、コールドシューマウントによって、小型LEDライトやマイクも追加搭載できます。
こちらは外部モニター兼レコーダーのNINJA Vと接続した様子です。
5インチモニターのNINJA VとRONIN-SCの使用イメージ ©
マイクや外部液晶を取り付けるとこのような雰囲気になります。比較的大きな7インチモニターでも、問題なく取り付けることができました。
また、Ronin-SCの重量が気になる方はサイドハンドル型がおすすめです。
DJI RoninS・Ronin-SC・Zhiyun Craneシリーズのために設計された木製ハンドルグリップです。接続部は1/4ネジと3/8ネジも備えておりマイクやビデオライトも装着です。またジンバルを両手で支えることも可能なので、手の負担を軽減したい方にもおすすめです。
こちらのタイプは、これから発売される予定のSmallRig 2386も注目です。
SmallRig Zhiyun Crane 3/Weebill Lab/ DJI Ronin S用モニターアーム2386