ATOMOS NINJA Vの使い方や外観についてブログで詳しくレビューします。NINJA V(アトモス・ニンジャ・ファイブ)は、カメラ等のHDMI出力を本体の5インチモニターに表示したり、4K 60Pの非圧縮データとしてSSDに記録できるモニター・一体型レコーダーです。
HDMI入出力が可能なモニター・一体型の映像レコーダーです。重量は360g。最大で4K 60PのProRes/Avid DNx・8bitまたは10bitの4:2:2でSSDや専用設計されたSSDminiに収録が可能。液晶モニターは5.2型フルHD IPS液晶によりHDRの表示が可能。3D LUT適用機能やi1 DisplayやSpyderでキャリブレーションできます。詳細はレビュー記事をご覧ください。
発売日は2018年10月17日で、一眼レフやミラーレスカメラ等と組み合わせて使用する際に、バランスが良い大きさとなっています。
ATOMOS NINJA VとSONY αIIIの装着イメージ ©
ATOMOS NINJA Vとジンバル(RONIN-SC)の使用イメージ ©
NINJA Vを使うと何ができるのか?については、以下のYoutube動画が参考になります。使用方法についてはこちらも参考にしてください。
カメラのHDMI端子などから出力される映像データは、カメラ内部で記録される映像データよりも高画質である事が多いそうです。ATOMOS製品では、その外部出力を高画質で記録可能にするのが大きな特徴です。
また、液晶表示機能も充実しているのですが、主な特徴を簡単にまとめると次の通りです。
NINJA Vの特徴
高画質で映像記録が可能に
→ 一眼レフやミラーレスカメラの映像出力データを、HDMI経由により最大で4K 60p・ProRes/Avid DNxで記録可能。SDI入力は別売りのアクセサリーで入力可能です。映像サイズはカメラの映像出力の仕様に依存し、記録される映像は8bitまたは10bitの非圧縮データ、そして4:2:2で記録可能。対応メディアは別売りのSSDやSSDmini。
高機能なモニター
→ 忠実な色味を表現する液晶。波形・フォルスカラー・ゼブラによる輝度確認、ピーキングによる合焦位置確認・ベクトルスコープによる色合いの確認が可能。更にカスタム3D LUT適用後の色合いをモニターで確認できる。詳しい使い方は、Youtube動画やモニタリング機能の使い方についての解説記事を御覧ください。
SSDを直接挿し、動画編集しやすいProResやAvidで記録が可能
モニターはタッチスクリーンに対応。タッチパネル操作やキャリブレーションが可能です。モニター・レコーダーともに豊富な機能が盛り込まれています。
タッチパネル操作が可能 ©
その他の詳しい製品情報はATOMOS JAPANさんのサイトをご覧ください。
ATOMOS −アトモス− モニター&レコーダー
今回は、ATOMOS社製品を扱っているMEDIAEDGE株式会社さんより、実機をお借りする事ができました。まずは、NINJA Vの外観や付属品の機能をご紹介していきます。そして簡単な使い方も見ていきたいと思います。当記事が初めてATOMOS製品を扱う方への参考となりましたら光栄です。
それでは順番に見ていきましょう。
目次:NINJA V(ニンジャファイブ)の外観レビュー
ATOMOS NINJA Vの簡単な使い方について
まず初めに、ATOMOS NINJA Vの簡単な使い方を見ていきます。NINJA Vではタッチパネル操作となります。
電源を入れる方法
ATOMOS NINJA Vの電源を入れるには、液晶正面から見て右側面にある電源ボタンを押します。動画では9:32以降が参考になります。
ATOMOS NINJA V本体の右側面 ©
電源ボタンは短い間隔で押します。ワンテンポ遅れて液晶側のLEDが赤く光りますので、起動まで待ちましょう。
ファームウェアのアップデート
電源ボタンを長押しすると本体のファームウェアの強制アップデートが開始されます。電源ボタンの長押しはアップデートしたい時に限定して行いましょう。
ファームウェアの更新では、SSDの中に配置したアップデートファイルを探しにいきます。ファイルが見つからない時はそのままフリーズしますが、バッテリーを抜いて強制的に電源を落とした後、電源を入れると正常に起動します。
電源オフの方法
ATOMOS NINJA Vで電源をOFFにするには、本体液晶から以下の操作が必要となります。動画では13:07以降が参考になります。
- 画面右上部のバッテリーアイコンをタッチ
- 表示メニュー中心の電源アイコンを4秒以上長押しする
- 画面が消灯して電源オフとなる
収録中に誤ってボタンに触れて電源が切れてしまわないように、敢えてこのような設計となっているそうです。
画面右上部のバッテリーアイコンから電源メニューを呼び出す ©
電源アイコンを4秒以上長押しすると電源オフとなる ©
電源ボタンを軽く押すと、画面ロック機能(誤操作防止機能)がON/OFF
となります。NINJA Vの設定にあるDisplay off(ディスプレイオフ)機能と組み合わせると、ディスプレイ表示を消灯させながら動作させる事ができます。この機能は省電源で使用したい時に便利な機能です。
電源ボタンを長押して、NINJA Vを電源OFFしようとすると強制終了モードとなるので注意してください。
映像の記録を行う方法(赤ボタン)
続いて動画の記録方法を説明していきます。Youtubeでは10:48以降が参考になります。ATOMOS NINJA Vでは、カラフルなユーザーインターフェースが特徴的です。外部から入力された映像を本体に記録するには左下の赤い丸ボタン(Rec)を押します。
ATOMOS NINJA Vの画面。左下に記録・再生ボタン等が配置 ©
記録データの再生する方法(緑ボタン)
記録した映像を確認するには緑の三角ボタン(play)を押します。緑の三角を押すと、直前に記録したデータを再生できます。
更に、過去の記録データを再生したい時には、画面右上のFILE
と記載されたファイル名(以下の画像ではNINJAV_S001_S001_T007
と表記された箇所)をタップします。
過去の記録データを選択するための再生リストが表示される ©
過去の映像データを再生するには、記録データ名をタップすると表示されます。また記録データ名を2回タップすると再生が開始されます。
RecトリガーをONに設定しよう(同期記録開始)
ATOMOS NINJA Vでは、カメラ側の映像記録開始タイミングを検出し、本体で記録開始する同期機能が搭載されています。これをRecトリガー(連動Rec)
と呼んでいます。Recトリガーを活用すると、カメラの録画ボタン操作だけで、カメラ本体とNINJA V本体の記録が行えるようになります。
Recトリガーを使うには、カメラとNINJA Vの両機とも設定を行う必要があります。例えば、SONY α7IIIではセットアップ3
→HDMI設定
→レックコントロール(入)
でRecトリガーの信号が有効になります。
(例)SONY α7IIIのRecトリガー設定 ©
(例)SONY α7IIIのRecトリガー設定 ©
更に、ATOMOS NINJA Vでもレックトリガーの設定を行います。画面上部の左から1つ目のIN
から続く文字列(下記画像ではIN UHD 23.98 HLG
)をタップします。
左上の文字をタップするとATOMOS NINJA Vの設定画面(input)が開く ©
開いた設定画面の中で、上から2つ目のTRIGGER
という項目でHDMI
を選択します。更にTrigger
というスイッチアイコンをONすると、Recトリガーを使用できるようになります。カメラ側で録画開始を行い、ATOMOS NINJA Vも記録が開始されるのか確認してみましょう。
ATOMOS NINJA Vの外観と機能について
続いて、NINJA V本体の外観を見ていきたいと思います。
視認性の高い液晶モニター
NINJA Vの液晶は5インチのIPS液晶となっており、コンパクト性も両立した画面サイズです。一般的なカメラの背面液晶にくらべれば大きい画面サイズで、映像や写真を確認する事ができます。
ATOMOS NINJA V本体の外観 ©
カメラとのサイズ比較 ©
ボディは軽量アルミニウム合金ボディとなっており、実際に触ってみると金属の質感が伝わるシックなデザインです。液晶は1,000nitと高輝度で、晴天時の太陽光の下でも十分にモニタリング可能です。
NINJA Vの保護シリコンカバーやリグ
従来製品のNINJA ASSASSINでは、購入時にシリコンカバーが付属しているのですが、残念ながらNINJA Vでは本体を保護するシリコンカバーは付属していません。
NINJA V本体の保護やケーブル類を守りたいときには以下のケージがあると便利です。
トラベルケース・バッテリー(5200mAh)x2・急速充電対応 バッテリーチャージャー・AC アダプター(海外変換プラグ付き)・サンフード・スクリーンプロテクターがセットになったアクセサリーです。対応機種:NINJA V/SHINOBI/SHINOBI SDI
個別で購入する場合には以下のようなアクセサリーがあります。
また、NINJA Vの液晶を保護するフィルムも販売されています。
ATOMOS NINJA Vの液晶を保護するフィルムです。
購入時に揃えておくと役に立つかと思います。
ネジ穴は3/8と1/4に対応
液晶の上下には三脚やマジックアーム等と接続可能なネジ穴を備えています。ネジ穴は、3/8インチのネジ穴に1/4インチ変換アダプターが装着されています。更に、ARRI回転防止マウントシステムも搭載されています。
ネジ穴は3/8と1/4に対応 ©
ATOMOS NINJA Vをミニ三脚に装着した例 ©
ATOMOS NINJA Vをジンバル用アームに装着した例 ©
接続にはボール雲台やマジックアームが便利です。
見た目は金属感のある耐久性に優れたボールヘッドです。最大耐荷重は25kgを謳っており安定力が高そうです。ボールとは別に、360度の水平回転が可能になっており非常によく出来たボール雲台です。
金属製アームです。360°回転させたり、決定した向きを、六角レンチによって締め付けて固定ができます。7-inchiを超える外付け液晶モニターだけでなく、アームに備えられた1/4ネジや、コールドシューマウントによって、小型LEDライトやマイクも追加搭載できます。
液晶は大型なので、写真撮影においてはピントの山を掴みやすそうです。
HDMI入出力と映像表示の仕方について
続いてNINJA Vの左側面を見ていきましょう。主に映像入力端子があります。
ATOMOS NINJA Vの左側面 ©
各端子を上から順に見ていくと次の通りです。
HDMI入力端子
→ カメラ等から出力されるHDMI映像信号をこの端子に接続すると、本体で映像が記録可能となります。入力映像はHDR(PQ/HLG)に対応しています。
HDMI出力端子
→ HDMI入力端子に入力された映像をこの端子から出力可能です。出力される映像は、4K、HD、720pのほか、4K映像をHD(フルハイビジョン)にダウンコンバートすることも可能です。その他に3DLUTが適用された映像やHDR(PQ/HLG)も選択が可能になっています。
最もよく使うのは1番目のHDMI入力端子です。使用するには、カメラをはじめとする映像出力端子からケーブル接続します。
また、ATOMOS NINJA VではSDI入力端子を備えていませんが、NINJA V用SDIモジュールのAtomX SDI expansion module 12G SDI入力出力ポートで使用する事ができます。
カメラ側のHDMI出力とケーブルを接続 ©
接続には別売りのHDMIケーブルが必要です。私は使い勝手の良い細めのHDMIケーブルを使っています。詳しくは以下が参考になります。
ケーブルが直径3.2mmと細い形状でできたHDMIケーブルです。太くなりがちなHDMIケーブルが嫌いな方にはおすすめです。
続いてケーブルをNINJA VのHDMI入力端子に繋ぎます。
ケーブルとNINJA VのHDMI入力端子を接続 ©
この手順でモニターに映像を表示できるようになります。
映像出力端子で複数のモニター表示が可能
また、NINJA VのHDMI出力端子と別のモニターを接続すると、そのモニターでも映像の表示ができます。写真はATOMOS NINJA ASSASSINの例ですが、HDMI OUTと他のモニターのHDMI INをHDMIケーブルで接続すると、次のように表示が行えます。
出力機能によって別のモニターにも同時表示が可能(写真はATOMOS NINJA ASSASSINの例) ©
映画撮影など複数人で映像のモニタリングを行い時に便利な機能です。
電源ボタン・音声入出力・REMOTE端子について
次にNINJA Vの右側面を見ていきましょう。主に電源ボタンや音声入出力端子、リモート端子があります。
ATOMOS NINJA V本体の右側面 ©
各端子を上から順に見ていくと次の通りです。
電源ボタン
→ 電源を入れたい時に押します。長押しすると本体のファームウェアが初期化されますので注意してください。
MIC/LINE端子(3.5mmミニステレオジャック)
→ 音声入力端子です。3.5mmステレオミニジャック端子にマイクレベル(-40dBu)とラインレベル(-10dBu)のアナログ入力が可能で、外部からの音声を収録したい時に使います。
ATOMOS NINJA V本体の音声レベルメーター画面 ©
上記画面の例では、カメラからの音声がHDMIにより収録される設定となっています(1/2
と表示されている箇所です)。またANALOG
ではMICレベルやLINEレベルの入力も独立して収録が可能になっています。録音したい場合にはL RECとR RECをタップします。
またそれぞれの音声を確認したい時は、各チャンネルのヘッドフォンアイコンをタップします。
ヘッドフォン端子(3.5mmミニステレオジャック)
→ 別売りのヘッドフォンやイヤホンから音声を確認できます。
REMOTE端子
→ 主にカメラと同期記録(連動Rec)を行うために使用する端子です。SONYやCanonのトリガーケーブルを使用可能です。HDMIによるRecトリガーを使うケースが殆どであるため、使用頻度は低いようです。
またi1 Display Proによるモニターキャリブレーションで専用ケーブルを使う時にREMOTE端子を利用します。
ATOMOS NINJA Vのアクサリーと使い方について
続いて付属品・オプション品の使い方や各部の解説を行います。NINJA Vでは購入時に以下の付属品が含まれています。
取扱説明書
日本語のクイックスタートガイド
電源コード(AC電源アダプター 12V-3A)
NINJA Vを電源コンセントから駆動させて使用したい時に使います。
バッテリーエリミネーター
バッテリー形状をしており、電源コードを挿入するとNINJA V本体に電源供給できる部品です。
マスターキャディ2と取付ネジ
別売りの2.5インチSSDをNINJA Vに装着する際に使用することになる筐体です。
上記の付属品についても順番に解説していきます。初めてATOMOS製品を使用する場合には、上記の他にHDMIケーブルやバッテリー、バッテリー充電器、SSDmini(またはSSD)が必要となります。
バッテリーについて
次にNINJA Vの背面を見ていきましょう。背面にはバッテリーとSSDの挿入口があります。
背面はバッテリーとSSDの差し口を備える ©
バッテリーはソニーNP-Fシリーズ互換(Lバッテリー)
NINJA VのバッテリーはSONY NP-Fシリーズと互換性があります。NP-FシリーズはNP-F330・NP-F530・NP-F550・NP-F570・NP-F970等が有ります。
またATOMOSには専用バッテリーが用意されており、安心して使用する為にはこちらのバッテリーの使用がおすすめです。
ATOMOS製品に対応したバッテリーです。バッテリー容量は2600mAh、5200mAhバッテリー(NP-F770同等品)、7800mAh(NP-F970同等品)がラインナップされています。
ATOMOS バッテリー(NP-F互換)では、バッテリー容量によって以下の持続時間で使用できます。
バッテリー容量 | 持続時間の目安 |
5200mAh (NP-F770相当) | 最長2時間 |
7800mAh (NP-F970相当) | 最長3時間 |
長時間の撮影を考えている場合には、ACアダプターから電源供給するのが良さそうです。
SSD・SSDmini・HDDの記録メディアについて
続いて記録媒体と取扱方法について解説していきます。NINJA VをはじめとするATOMOS製品では、SDカードやCFカードなどのメデイアは対応しておらず、SSDが必要となります。SSDを使用するには、マスターキャディ2が必要となります。また、ATOMOS製品に直接挿して使用が可能となる専用設計されたSSD miniもあります。
HDDも挿入可能だが…
NINJA Vでは、記録メディアとしてSSDやSSD miniの他にHDDの挿入も可能です。しかし、衝撃に弱く、4K映像の収録時にはHDDでは転送速度が足りずに対応できないため、SSDやSSD miniが推奨されています。
SSDminiはNINJA V用のSSDとして最適化された記録媒体
NINJA Vの記録用メディアとして推奨されているのがSSDminiです。
ATOMOS社のレコーダー用にカスタムメイドされた、プロフェッショナル・ストレージ・ソリューションです。わずか640x770mmという大きさで、従来のSSDよりも20%小さく、550MB/s以上の連続読出速度と500MB/s以上の連続書込速度を実現し、最大でProRes RAW HQ 5.7K/30pの記録に対応します。
一般的に市販されている2.5インチのSSDをNINJA Vに装着すると、筐体の先端がはみ出てしまいます。
マスターキャディ2に入れたSSDを装着すると、大きくはみ出る ©
SSDminiではコンパクトな外見となっており、NINJA Vに収まるサイズ感となっています。以下はマスターキャディー2に入れたSSDとSSDminiの比較です。
マスターキャディー2(SSDの装着に必要)
NINJA Vでは前述で解説したSSDminiの他に、2.5インチのSSDが使用可能です。記録媒体は衝撃に強いSSDが推奨されており、中でも以下のSONY製品がおすすめとの事です。
私の場合は値段が抑えられている以下のSSDを使うことにしました。使用前にMEDIAEDGE(株)さんより動作確認を頂くことができました。
SSDはそのまま挿入する事ができず、マスターキャディー2という専用の筐体に収める必要があります。
HDDやSSDを入れて本体に装着させるためのケース。マスターキャディと呼ばれている
マスターキャディー2はプラスチック素材の箱となっており、SSDを収納した後は側面をネジで固定していきます。
SSDとマスターキャディーの様子 ©
筐体の強度がそれほど強くないため、ネジは軽く留める程度で大丈夫とのことです。
SSDをマスターキャディーに収納し、側面をネジで固定する ©
マスターキャディに収納した後はNINJA Vの背面へ「カチッ」という感触が確認できる位置まで挿入します。
NINJA VにSSD挿入 ©
ドッキングステーション(USBによるSSDの読み出し)
ATOMOS NINJA Vで撮影したデータは、SSD・SSDminiとPCをUSB接続できるドッキングステーション(Docking Station)を使用します。
HDDやSSDからPCにデータを取り込むためのクレードル。ドッキングステーションと呼ばれている
ドッキングステーションはSSDminiや、マスターキャディーをUSBディスクとして装着するためのアクセサリー ©
ドッキングステーションによって、SSD・SSDminiのデータをPCに取り込んだり、メディア内の映像データを直接編集するのに役立ちます。
ドッキングステーションによってSSD・SSDminiのデータをUSB経由で読み出せる ©
ACアダプター(バッテリー充電器と駆動用電源)
ATOMOS NINJA VではACアダプター(駆動用電源)が付属しており、バッテリー充電器は別売りとなっています。
駆動用電源ACアダプター
コンセントから電源供給してNINJA Vを使用することができます。同じく購入時に付属する、バッテリーエリミネーターと組み合わせて使用します。
充電器専用ACアダプター(別売り)
バッテリーを充電するためのACアダプターです。車のシガーライターに対応したACアダプターも含まれます。
駆動用電源ACアダプター(12V-3A)
NINJA Vを購入時に付属しているACアダプターとバッテリーエリミネーターを使うと、NINJA V本体に電源供給を行う事ができます。
1.駆動用電源ACアダプター(左)とバッテリーエリミネーター(右) ©
バッテリーエリミネーターは、NINJA Vで使用できるバッテリーと同じ形状をしたパーツとなっています。
バッテリーエリミネーターとACアダプターを本体に接続した様子 ©
ACアダプターの先端はネジ込み式となっており、バッテリーエリミネーターとの接続時に、誤って外れてしまいわないような設計が施されています。
屋外で電源供給し続けながら撮影したい時には安心感が高いと感じました。
充電器専用ACアダプター(別売り)
バッテリーは、ファーストチャージャーと呼ばれる充電器によって充電が可能です。
2.充電器専用ACアダプター。右は車用電源ケーブル(別売り) ©
電源ケーブルはACアダプターとシガーソケット用に対応しており、車の移動時にもバッテリー充電が可能です。
2.充電器専用ACアダプターによりバッテリーの充電ができる ©
ATOMOS NINJA Vの取扱説明書(PDF)
その他の詳しい使い方や説明書については以下を御覧ください。
NINJA Vユーザーズマニュアル ーATOMOS JAPANー
いかがだったでしょうか。また、ビデオカメラや一眼レフ用の外部モニターとして便利な製品については、以下の記事でも随時まとめていきますので、用途に応じたモニター選びの参考にしてただければ幸いです。
NINJA Vの画面の色合いが黄色い場合の対処方法
実際にATOMOS NINJA Vをお使いになっている方から、画面が黄色いというご質問を頂きました。
ATOMOS株式会社さんのFacebookページでは「Ninja Vの一部製品の色味についてお知らせ」というアナウンスがされています。もし色味に関してご不明な点がございましたら、以下のページをご参考になさってください。
ATOMOS株式会社 Facebookページ
Ninja Vの一部製品の色味についてお知らせ
該当する製品は”D”で始まるシリアル番号の一部のもので、症状は表示の色合いが極端に黄色みがかった全体的に暖色の傾向になっているものがあります。
具体的な対処方法としては、外付けのキャリブレータ X-Rite i1 Display Proと専用のATOMOSシリアルUSBケーブルによって、キャリブレーション(色合い補正)することができるようです。また、機器をお持ちでない方に対しても対応して頂けるとの事です。
ディスプレイ、ラップトップ、プロジェクタのプロファイル作成。白色点、輝度、コントラスト比率、ガンマなどを詳細に選択・設定できます。プリントを観察する照明条件の測定に基づいて、最適なディスプレイ輝度を自動的に判断。マルチモニターにも対応。