雪山や冬の写真撮影でカメラ初心者が揃えておきたいアイテムや機材について情報をまとめました。
雪でも安心な服装(靴・手袋)や車内泊で使える寝袋などの防寒対策をはじめ、カメラ機材のおすすめグッズをご紹介します。冬場の撮影は、日頃と違って気をつけたい内容が違うかと思います。冬の撮影が初めてで何を揃えたら良いのか分からないという方の参考になりましたら幸いです。
目次
レンズヒーター
レンズヒーターとは、カメラのレンズが凍結して曇ってしまうのを防いでくれるアイテムです。撮影中にレンズが曇ってしまうと、なかなか回復させるのが難しいので、冬場の撮影では必ず揃えておきたいグッズの一つです。
星景や日の出の撮影に便利なグッズです。霜付きやレンズの曇りに対して役立ちます。
レンズヒーターはこの後でご紹介するモバイルバッテリーを電源にして、レンズを温めてくれます。
モバイルバッテリーとレンズヒーターを接続した様子 ©
予備バッテリーやモバイルバッテリー
冬場の撮影でカメラについて注意したいのがバッテリー(電池)の減りの速さです。平野部にくらべると、あっという間にカメラの電池が無くなってしまう事がよくあります。
そんな時の備えとして、カメラの予備バッテリーを用意しておきましょう。また、カメラによってはスマホで使われるようなモバイルバッテリーで充電しながら撮影できるモデルもあります。
モバイルバッテリーで充電しながら撮影できるカメラもある ©
モバイルバッテリーは以下のようなものがおすすめです。
また、モバイルバッテリーで充電できないカメラでは、以下のケースリレイというアイテムを使うと、充電しながら撮影ができるようになります。
氷点下やタイムラプス、動画撮影等のシーンでも、カメラに絶え間なく電源を供給できるアイテム。専用のカプラーと組わせて使います。電源は5V2Aまたは5V2.4Aのモバイルバッテリーが推奨されています。
詳しくは以下をご覧ください。
冬の服装について
まずは必ず揃えておきたい雪用の服装です。こちらはスポーツショップや登山アイテムを扱っているお店で売られているウィンターウェアを選ぶと良いと思います。
水や雪が服に入り込むのを防ぐスキーウェアです。レディースとメンズのどちらでも着用できます。いろんな柄やカラーバリエーションから選べて機能性も高くデザインもオシャレです。
私の場合は趣味でボードをやったりしますので、スキーウェアを代用着として撮影しています。暖かくて水や雪を通しませんのでおすすめです。
また、カメラの操作で指を出したいという瞬間はよくあります。そんな時には撮影用のグローブを揃えておくと良さそうです。
冬場の寒いシーンでもカメラ操作がしやすい手袋です。カラーバリエーションは黒と赤があります。撮影手袋についてはレビュー記事をご覧ください。
以下のように指を出し入れできる手袋です。
撮影用の手袋については以下で詳しく解説されていますので、ご覧ください。
ただし、雪が降るようなシーンでは防水性能が無く、手袋に水が浸透してしまう恐れもあります。雪が降る環境では以下のような手袋がオススメです。
表面に潑水加工、内側にTPU防水シートが施されており雨や雪の水分を侵入を防ぐ手袋です。
その他にも、靴やスノーシューを用意できれば万全だと思います。
降り積もった雪の上を歩くのに役たちます。比較的安くてコストパフォーマンスの良い製品で、傾斜の少ない雪山で愛用されています。
車内泊を考えてる方には寝袋がおすすめです。
氷点下を下回る環境で睡眠をとるために役立つ寝袋です。車内泊やスキー場のキャンプで人気があるアイテムです。
目以外を覆ってくれる暖かいマスクです。風貌は怪しくなりますが、実用性が高い防寒アイテムです。暑くなったらネックウォーマーとしても使えます。
日の出前の行動や、星空などの撮影のために暗所を歩く機会がある場合には、ヘッドライトを用意しておくと両手が空いて便利です。
付属のUSBケーブルで充電が可能な、重さを感じないライトです。角度調整や生活防水に対応しているので小雨程度なら使用できます。