冬の雪景や日の出のシーン、または星や夜景を撮影しているとレンズ表面が曇ってしまう事があります。これを防いでくれるのがレンズヒーター(レンズウォーマー)というアイテムです。
星景や日の出の撮影に便利なグッズです。霜付きやレンズの曇りに対して役立ちます。
今回はレンズヒーターについてや、冬場の撮影に便利なグッズについて詳しくまとめました。
目次
レンズが曇る理由
レンズが曇ってしまう理由はいくつかあります。
主に温度差による霜付きや氷結、結露という現象が原因です。レンズヒーターの熱によってレンズやカメラを温めるとレンズ曇りを避ける事ができます。氷点下の寒い地域や温度差の激しい場所で写真を撮る際に準備しておくのがオススメです。
今回は、私も実際に使っているレンズヒーターやその他の便利なアイテムをまとめました。
オススメのレンズヒーター
私も撮影で実際に使っているのがこちらの組み合わせです。
星景や日の出の撮影に便利なグッズです。霜付きやレンズの曇りに対して役立ちます。
各ポート2.4A、合計で4.8A出力が可能なモバイルバッテリーです。フルスピード充電技術によって超高速充電を実現。缶ジュース1個分(350g)ほどの重さしかないのが特徴です。価格が抑えられたAnkerPowerCore13000も人気が高い。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
レンズヒーターは別売りのバッテリーが必要になります。バッテリーは、スマホを充電するために使うモバイルバッテリーで十分です。値段はお手頃なのですが、いざという時に十分活躍してくれます。
モバイルバッテリーとレンズヒーターを接続した様子 ©
レンズにレンズヒーターを巻くと、以下のようになります。
上記はNikon AF-s 85mm F1.8/Gに使用した様子です。太さは70mm前後だと思いますが、上手く巻くことができます。
上記はTAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USDで使用した例です。90mm前後の太いレンズでもギリギリなんとか使用できます。
レンズヒーターには窓口があるので、太いレンズでもズームリングやピントリングを操作する事ができるのが嬉しいポイントです。
窓口から各リングを操作できる ©
あまり荷物になりませんので、どこかへお出かけする途中で、凍った湖や山の景色を撮りたい!と思った時にも、気軽に持ち運びができるのが嬉しいポイントではないでしょうか。私の場合は、東京へ行く途中で富士山を撮りに行ったりします(笑)
カメラのバッテリーが減っても安心
茶臼山高原の朝日と樹氷 | Sony a7 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR (snowfielda) ©
冬場の撮影では、暖かい地域に比べるとカメラのバッテリーがすぐに無くなってしまう事が多いです。こういったシーンでも、カメラの種類によってはモバイルバッテリーから直接充電しながら撮影する事ができます。
モバイルバッテリーで充電しながら撮影できるカメラもある ©
また、モバイルバッテリーから直接充電できないカメラでは、予め予備の電池を用意しておいたり、CASE RELAY(ケースリレイ)と呼ばれるアイテムを使うと、モバイルバッテリーから電源を供給しながら撮影する事ができるようになります。
雪の撮影が多い方や、バッテリーの減りが心配な方は事前に用意しておくと安心でしょう。ケースリレイはお使いのカメラによって使える型式が異なるので、詳しくはこちらをご覧ください。
レンズヒーターが使えるカメラやレンズメーカーに制限はあるの?
カメラメーカーは様々なものがあります。
- Canon
- Nikon
- Sony
- Olympus
- FUJIFILM
レンズヒーターは、基本的にどのメーカーのレンズでも使うことができます。レンズヒーターは、レンズの周りをヒーター付きの布で巻きつけて使用する事になります。ですので極端に太くて長いレンズでなければ大丈夫です。
一応、カメラの一覧を貼ってみたいと思いますが、例えば次のようなカメラでレンズヒーターを使うことができます(^^)
カメラ初心者が冬のシーズンに揃えておきたいアイテムとは?
雪山や冬の写真撮影でカメラ初心者が揃えておきたいアイテムや機材についても、情報をまとめました。こちらも宜しければ参考にしてください。