ホタルの撮影時におすすめのカメラやレンズ、また雨の対策で必要になるものについて書きたいと思います。こちらの記事を読めば、蛍の撮影の準備が万全になるはずです(^^)

ホタルの写真撮影が初めての方にも参考になりましたら幸いです。また、ホタルの撮影方法についてはこちらをご覧ください。

ホタルの撮影に必要なもの 目次

必要な物の概要

蛍の写真撮影で最低限必要になるアイテムはこちらの3つです。

  • カメラ(スマホや一眼レフ)
  • レンズ
  • 三脚

また、その他に用意しておくと便利なものはこちらです。

  • 足元を照らす夜景用ライト
  • カメラの光を覆うもの
  • レインコート(カメラ用と人用)
  • 長靴
  • カメラのリモコン
  • 予備電池またはモバイルバッテリー
  • 腕時計(秒針が蓄光塗料で確認できるもの)

上記については、これから詳しく見ていきたいと思います。

蛍の撮影でおすすめのカメラについて

蛍の撮影は一眼レフを使うと綺麗に写真撮影ができます。カメラは色々な種類のカメラがありますが、もし選ぶとしたら次のようなミラーレス一眼レフがオススメです。

ミラーレスのカメラはファインダーと呼ばれる、のぞき穴の部分が液晶になっている製品があります。ファインダーが液晶になっていると暗い場面でもピント合わせが比較的便利です。また、カメラの機種によっては見た目よりも明るく表示したり、拡大できるようになモデルもあります。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

蛍の撮影でおすすめのレンズについて

蛍の写真を撮影する時にオススメしたいレンズは明るい単焦点レンズです。

明るい単焦点レンズとは「50mm F1.4」や「50mm F1.8」のようなF値と呼ばれる値が小さいレンズ製品の事を言います。F値が小さいレンズは、暗いシーンで撮影しやすいのが特徴です。一例を挙げると以下のようなものがあります。

各メーカーに対応した、おすすめの単焦点レンズをまとめた記事もありますので、詳しくはこちらもご覧ください。

蛍の撮影でおすすめの三脚について

蛍の飛ぶ場所はとても暗いです。手持ちで写真撮影しようとすると、写真が必ずと言っていい確率でブレてしまいます。ホタルの撮影では長時間露光といって20秒~30秒の間はじっとして撮影をすることになります。

そこで必ず用意しておきたいのが三脚です。三脚は様々なものがありますが、下記のような安いものでも十分です。

その他にも初心者の方が気軽に購入できる三脚をまとめていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

蛍の撮影時に雨や水滴からカメラを守るレインカバー

ホタルが多く飛ぶ時期は、雨が多くてジメッと蒸し暑い季節です。撮影時にはレインコート(雨ガッパや傘)を準備しておくと良いでしょう。ここで見逃しやすいのが、カメラやレンズの雨対策です。

そこで活躍するのが、カメラ用のレインコートです。レインコートは以下のようなものがあります。

カメラ用レインコート OPTECHレインスリーブ
カメラ用レインコート OPTECHレインスリーブ ©

その他にレインコートは色々な物がありますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

カメラのリモコン(レリーズ)選び

ホタルの撮影はカメラを三脚に固定し、長い時間撮影することになります。ただし、シャッターボタンを押すと、押した振動で写真がブレてしまう事が多いです。

そんな時に活躍するのがカメラのリモコン(別名:レリーズ)です。

リモコンがあると、カメラを遠い所からシャッターを切る事ができるようになります。カメラ本体を触る事がありませんので、写真がブレてしまうのを避ける事ができます。

セルフタイマーで代用できる

実はリモコンが無くても、カメラに内蔵しているセルフタイマー機能でリモコンの代用ができます。カメラに内蔵されている機能なので、お使いのカメラ名に合わせて設定方法を確認しておきましょう。

予備電池またはモバイルバッテリー

ホタルの撮影では長時間撮影する機会が多いです。そこで心配になるのがバッテリー切れです。

バッテリー切れが心配な方は、カメラの予備バッテリーを予め準備しておきましょう。また、USBから充電可能なカメラではモバイルバッテリーを準備しておくと便利です。

各カメラメーカーごとの詳しい解説はこちらをご覧ください。

ライトの光漏れ対策とマナー

蛍のいる暗い場所を歩くときは、足元を照らすライトがあると便利です。ライトは100円均一で売られているLEDライトやスマホのライト等でも十分です。

ただし、注意しておきたいのは人口の光がホタルにとって害になる事です。ライトは足元だけを照らし出せる最小限の光量に抑えられると良さそうです。

例えば上記のように、ライトの先端をアルミホイルで覆ったり、カラーセロファンで発光部分を覆って光の強さを弱めておくのがオススメだと思います。

また、カメラの液晶の光や、カメラに内蔵されているランプも、蛍への影響や他の撮影者にとって迷惑行為となる事があります。下記の記事のように光の対策を行っておきましょう。