小型のジンバル「Feiyu Pocket 3」を使ってみましたので、ブログで使用感想をお伝えしていきます。Feiyu Pocket 3は、手のひらサイズのコンパクトなカメラと、コントローラーからなるカメラ製品です。特徴的なのが、カメラとコントローラーが切り離せることです!

Feiyu Pocket3の外観
Feiyu Pocket3の外観 ©

Feiyu Pocket 3はAmazonや楽天市場から購入できます。

撮影した動画や使ってみた雰囲気はYoutubeでもご紹介していますのでご覧ください。

コントローラとカメラは分離して使える
コントローラとカメラは分離して使える ©
ワイヤレスで操作可能。例えば車載カメラとしても便利!
ワイヤレスで操作可能。例えば車載カメラとしても便利! ©

カメラと三脚などを組み合わせて色々なスタイルで撮影が楽しめるのもFeiyu Pocket 3の大きなメリットです。

自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子
自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子 ©
スマホでカメラ映像を確認しながら撮影することもできる!
スマホでカメラ映像を確認しながら撮影することもできる! ©

カメラの映像をワイヤレスで飛ばして手元のコントローラーのディスプレイで確認したり、離れた場所からカメラのアングルを変えたり、撮影開始が可能です。とっても便利ですね!

動画の画質は最大で4K 60fps2.7K 60fps1080p 120fpsなどの設定をして撮影を楽しむ事ができます。

Feiyu Pocket 3は独特な外見のカメラですが、ジンバルと呼ばれる製品になります。ジンバルは、歩いた時の振動を抑えながら滑らかな動画撮影ができるので、非常にスムーズな映像を録ることができます!

手のひらサイズで旅行や荷物を軽くしたい時に便利!
手のひらサイズで旅行や荷物を軽くしたい時に便利! ©

今回はFeiyuTechさんよりFeiyu Pocket 3の実機サンプル機をご提供いただきました。当記事ではその特徴と使い方を解説していきたいと思います。

目次:Feiyu Pocket 3の使い方レビュー

磁石でカメラの取り付けが簡単

Feiyu Pocket 3のカメラ底部にはマグネットベースと呼ばれる磁石吸着面を備えており、電柱や冷蔵庫などの壁面に貼り付ける事も可能です。そして、離れた場所からリモコンを使って映像を確認しながら撮影を開始できます。

電柱やスチール材質の壁などに貼り付けて固定できる
電柱やスチール材質の壁などに貼り付けて固定できる ©

自撮りだけでなく、自転車やボード、頭にカメラを取り付けて身軽な動画写真撮影ができるので、普通では難しいシーンを楽しめます!

また付属品として拡張ベースが用意されており、Feiyu Pocket 3の底部に装着すると、底部の1/4インチネジ穴にミニ三脚を装着したり、自撮り棒を使ってカメラを固定することもできます。

カメラ側の底面と、付属される拡張ベース+ミニ三脚
カメラ側の底面と、付属される拡張ベース+ミニ三脚 ©

底部はマグネットに加えて、アリ溝という脱落防止ロック機構が備わっていますので、装着するとしっかり固定されます。

ミニ三脚と組み合わせると、小型なカメラに変形!
ミニ三脚と組み合わせると、小型なカメラに変形! ©
手持ちで撮影している様子(カメラに拡張ベースとミニ三脚装着した時)
手持ちで撮影している様子(カメラに拡張ベースとミニ三脚装着した時) ©

また、拡張ベースには溝が用意されています。そこへ付属のリストバンドを溝に通すこともできるので、腕や頭に装着しているヘルメットなどへ縛り付けてカメラを固定できます。ハンディタイプのカメラとして、アクションカメラに近い使い方もできるので、動きのある動画撮影にはぴったりですね!

少し残念なのが、防水への非対応です。雨などの水滴や泥の舞うシーンでは故障の原因となってしまうので、あくまで晴天時の利用がメインとなりそうです。

幸い、Feiyu Pocket 3では水中の中でも撮影が楽しめる防水ケースがオプション品として提供されています。雨や水滴だけでなく、海や川などのダイビングなどでもジンバルによる滑らかな動画撮影が楽しめるようになっています!

Feiyu Pocket 3におすすめのSDカード

Feiyu Pocket 3では、カメラ側の側面にmicro SDカードの挿入口があります。SDカードは購入時に付属されていませんので、予め入手される必要があります。

Feiyu Pocket 3のカメラSDカード挿入口とSDカード(裏面)の様子
Feiyu Pocket 3のカメラSDカード挿入口とSDカード(裏面)の様子 ©

推奨されているSDカードのスペックはUHS-I、スピードクラスU3という規格を満たしていれば、滑らかな動画を撮ることができるようです。私の場合は以下のSDカードを入手しました!

海外ではTFカードと呼ばれています。撮影したデータは付属されるSDカードアダプターを使って、PCに読み込んだり、スマートフォンアプリの「FeiyuCam」からWi-fi経由でスマートフォンへデータ転送することも簡単です。

Feiyu Pocket 3の動画作例と画質について感想

実際にFeiyu Pocket 3を使って、動画撮影を行ってみました!まずはオート撮影モード(自動露出モード&通常のカラー)で撮影した動画データを見ていきましょう。

カメラの設定をオートで撮影した動画例
カメラの設定をオートで撮影した動画例 ©
カメラの設定をオートで撮影した動画例
カメラの設定をオートで撮影した動画例 ©
カメラの設定をオートで撮影した動画例
カメラの設定をオートで撮影した動画例 ©
カメラの設定をオートで撮影した動画例
カメラの設定をオートで撮影した動画例 ©
カメラの設定をオートで撮影した動画例
カメラの設定をオートで撮影した動画例 ©

Feiyu Pocket 3の動画画質について見ていくと、カラーバランスが良く自然な写りだと感じました。同様の小型カメラやアクションカメラと比較しても平均的な画質で、このカメラのサイズ感を踏まえると上手くまとまっている方だと思います。

私の場合は一眼ミラーレスカメラで動画を撮っていることが多いので、画質面で少し細かい部分も見ていくと…

超広角モードで撮影し、4Kモニターで確認していくと、四隅に近い周辺部分が流れている(ボケている)部分もあり完璧な描写とは言えませんが、他のカメラと同程度の性能だと感じます。普段使ってるOSMO Action3でもこういう描写に近いので、まあこんな物なんでしょう。ただ、周辺の描写については、動きながら撮影する事が多いカメラでは気にならない事が殆どだと思いますし、恐らくFHDのディスプレイやiPhoneなどのスマホ鑑賞なら気にならないレベルだと思います。

気になった方はYoutubeの動画撮影例をご覧になってみてください。

Feiyu Pocket 3では、広いエリアを撮影できる「超広角モード」だけでなく、画角を広角や標準などの切り替えもできます。撮影したい雰囲気に応じて、カメラで写し撮るエリアを設定変更できますので、撮りたい雰囲気に合わせて調整できます。

この他で少し気になるのが、太陽光や街灯などの極端に明るい光が入り込んだ際の描写です。

逆光時の様子
逆光時の様子 ©
逆光時の様子
逆光時の様子 ©

激しめのゴーストとフレアが入り込みます。

逆光では太陽光と影になる箇所の明るさを両立させるのが苦しそうで、太陽や空が真っ白に飛んでしまったり、影が真っ暗に潰れてしまいがちです。こういう描写が苦手な方は、光の向きを意識して撮影すると良いでしょう。太陽を背にしてカメラを構えると、夕方でもそれなりに綺麗な映像として撮影できるので、青空などを中心にキレイな動画が撮れました。

ログ撮影モード(Fy-logカラー)

Feiyu Pocket 3では、前述のような通常のオート撮影モードと、PROモードが用意されています。PROモードでは撮影設定(ISOやホワイトバランスなど)を細かくカスタム設定することができます。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

こだわった映像撮影を楽しみたい方には、Fy-logと呼ばれるログ撮影用カラーモードが搭載されており、通常よりもローコントラストなデータとして記録することもできます。

例えばFy-logモードで撮影した動画は次のような色合いになります。

Fy-logモードで撮影した動画(静止画に切り出し)
Fy-logモードで撮影した動画(静止画に切り出し) ©

通常の撮影モードよりも淡いので、後から動画編集でコントラスト調整したい方におすすめです!上記の動画の一部をカラーグレーディングしていくと、次のような結果になりました!

Fy-logで撮影した動画をカラーグレーディングした例(静止画に切り出し)
Fy-logで撮影した動画をカラーグレーディングした例(静止画に切り出し) ©

Fy-logモードで撮影して、後から動画編集ソフトでカラグレしてみた作例をご覧ください。

Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例
Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例 ©
Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例
Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例 ©
Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例
Fy-log(ログ)で撮影後、カラーグレーディングした撮影例 ©

Feiyu Pocket 3の付属品と外観について

それでは、Feiyu Pocket 3を購入すると何が入ってるのかアクセサリーを簡単に見ていきましょう。開封すると次のような物が入っています。

Feiyu Pocket 3はカメラとリモコン製品の2つに別れています。順番に見ていきましょう。

Feiyu Pocket 3のカメラ側の内容物

Feiyu Pocket 3のカメラ側 内容物
Feiyu Pocket 3のカメラ側 内容物 ©
カメラの内容
  1. Feiyu Pocket 3本体
  2. 拡張ベース
  3. ミニ三脚
  4. ジンバル保護ケース(防護カバー)
  5. USBケーブル(Type-C)
  6. リストバンド 2枚
  7. 収納用ポーチ
  8. 取扱説明書

記事後半の操作方法でもご紹介していきますが、カメラは単体でも操作ができるようボタンが用意されており、ミニ三脚を挿すと手に持って携帯することができます。

また、とっても嬉しい配慮なのが、ジンバル保護用のケースが同梱されている点です。

ジンバル保護用ケースを装着した様子。カメラ周辺を覆って保護してくれる
ジンバル保護用ケースを装着した様子。カメラ周辺を覆って保護してくれる ©
持ち運びに嬉しい配慮
持ち運びに嬉しい配慮 ©

持ち運び時にはカメラバッグやその他のカバンに入れることができるので安心です。

Feiyu Pocket 3のリモコン側の内容物

続いて、カメラ用のリモコンについても見ていきましょう。

Feiyu Pocket 3のリモコン側 内容物
Feiyu Pocket 3のリモコン側 内容物 ©
リモコンの内容
  1. リモコン本体
  2. USBケーブル(Type-C)
  3. 収納用ポーチ
  4. ストラップ
  5. 取扱説明書

名称は「Remote Handle for Feiyu Pocket 3」という製品名になっています。

リモコン側はシンプルな内容物です。カメラ本体に差し込んでセットで使う事になりますが、カメラの録画ボタンやモード変更、カメラのアングルを調整するためのジョイスティックが搭載されており便利です。

Feiyu Pocket 3のリモコンボタンや液晶表示の様子
Feiyu Pocket 3のリモコンボタンや液晶表示の様子 ©

液晶ディスプレイはカラー表示で、更にはタッチパネル操作に対応しているので、撮影中の映像を確認したり、Feiyu Pocket 3の詳細設定をその場で変更することもできます。

この他にオプション品にはなりますが、自撮り棒も用意されています。リモコンとカメラの間を繋ぐ伸縮可能なアクセサリーなので、自撮りする事が多い方には大変重宝するグッズです。

オプションの自撮り棒。カメラとリモコンの間に接続でき、伸縮が可能!
オプションの自撮り棒。カメラとリモコンの間に接続でき、伸縮が可能! ©

カメラとリモコンを組み合わせるとカメラ本体の充電が始まります。カメラ単体でのバッテリー持続時間は1時間ほどですので、残量が気になる場合には一度カメラとリモコンを接続しておくことをオススメします。充電を行いたい時には、リモコン側のUSB type-C端子にケーブルを接続すると、どちらも同時に充電可能となっています。(もちろんカメラとリモコンはそれぞれ別々に充電が可能!)

自撮り棒とスマホホルダー(追加オプション)

Feiyu Pocket 3は小型でコンパクトなカメラですが、自撮り棒も用意されています。これらは専用品で、リモコン部との接続部分が独自の形状となっています。

専用品:自撮り棒の形状
専用品:自撮り棒の形状 ©
自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子
自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子 ©
自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子(背面)
自撮り棒の形状をカメラとリモコンに接続した様子(背面) ©

この他にスマホホルダーも用意されており、こちらもリモコンとの接続部分が独自のマウント形状になっています。カメラの映像をスマートフォンアプリで閲覧しながら撮影できるので、大変便利です!リモコンの小さな画面では映像を確認しずらい時におすすめです。

専用品:スマホホルダー
専用品:スマホホルダー ©
スマホホルダーをカメラと三脚に接続した様子
スマホホルダーをカメラと三脚に接続した様子 ©

Feiyu Pocket 3のカメラ側の使い方

カメラ本体を見ていくと、有機EL液晶ディスプレイ(OLED)が搭載されています。ディスプレイは撮影画質や記録時間、ジンバルモードの確認が可能です。

カメラ側のOLEDディスプレイ
カメラ側のOLEDディスプレイ ©

またカメラ側にはボタンが3種類用意されており、カメラ単独でも、撮影開始やカメラのジンバル設定が一通りできるようになっています。実際に使って見ると、使い勝手はかなり良好で気に入りました!

カメラ側のボタン配置(液晶ディスプレイ側)
カメラ側のボタン配置(液晶ディスプレイ側) ©

Feiyu Pocket 3のカメラ側でボタン操作できる内容は次の通りです。

電源ボタン

ボタン操作 機能
長押し 電源ON・OFFの切り替え
1回短押し 写真・動画・最近使った機能の切り替え
カメラ側のボタン配置
カメラ側のボタン配置 ©

Mボタン(ジンバルモードボタン)

ボタン操作 機能
1回短押し カメラジンバルのモード切り替え(パン&チルトモード、オールフォローモード、パンフォロー)
2回短押し 中央に戻る(リセンター)
3回短押し セルフィーモードの開始と終了
長押し ロックモード

○ボタン(シャッターボタン)

ボタン操作 機能
1回短押し 録画開始と停止、写真撮影
長押し Wi-Fi通信の開始(スマホアプリとの連携)
カメラ側のボタン配置(反対側)
カメラ側のボタン配置(反対側) ©

Feiyu Pocket 3のリモコン側の使い方

Feiyu Pocket 3のリモコンでは以下のようなボタンやスイッチが用意されています。

  • Mボタン (カメラ側と操作は同じ)
  • 撮影開始ボタン
  • ズームイン・アウト
  • ジョイスティック (カメラのアングルを操作)

この他にディスプレイはタッチパネル操作に対応しており、上下左右にスワイプさせると各画面機能を呼び出せます。また、本体の側面には電源ボタンが用意されており、長押しで電源オン・オフができます。

側面に電源ボタンが配置
側面に電源ボタンが配置 ©

更に、カメラの起動中に電源ボタンを押すと、動画と写真撮影モードの切り替えが可能です。

撮影画質の設定(右スワイプ)

Feiyu Pocket 3の撮影画質を4Kや2.7K、1080Pなどに変更することができます。

撮影画質の設定
撮影画質の設定 ©

例えば「ビデオ」と表記されている隣の3点アイコンをタップすると、更に詳細な設定(解像度やフレームレート)が選べます。

撮影画質の設定
撮影画質の設定 ©

この他にタイムラプスやスローモーション、タイプラプス撮影機能を呼び出すことも出来ます。

撮影画質の設定(タイムラプス等)
撮影画質の設定(タイムラプス等) ©

撮影データのプレビュー(左スワイプ)

左側にスワイプすると、撮影したデータを確認することが出来ます。

撮影データのプレビュー
撮影データのプレビュー ©

ジンバルの設定(下スワイプ)

下方向にスワイプすると、ジンバルのモード変更を行うことができます。こちらは本体のMボタンを押しても切り替えることができます。

ジンバルの設定
ジンバルの設定 ©

この他に自撮りモードを呼び出したり、ジンバルの動きを「スムーズ」等に変更したり、握り手の動きに対して機敏に動作させることもできます。

ジンバルの設定
ジンバルの設定 ©

カメラの詳細設定(上スワイプ)

下方向にスワイプすると、カメラの詳細設定を呼び出すことができます。

カメラの詳細設定
カメラの詳細設定 ©

より詳細な設定やSDカードフォーマット設定

設定アイコンでは更に詳細なメニューを呼び出すことができます。詳細設定ではバッテリー残量の確認や、フリッカー低減機能、操作音、SDカードフォーマットなどの操作を呼び出すことが可能です。

カメラの詳細設定
カメラの詳細設定 ©

歯車のアイコンをタップすると、より詳細な項目を表示させることができます。

カメラの詳細設定(画面1)
カメラの詳細設定(画面1) ©
カメラの詳細設定(画面2)
カメラの詳細設定(画面2) ©

レンズ画角の変更

画角設定アイコンではタップするたびに、超広角や広角、標準画角へ切り替えることができます。

カメラの詳細設定(レンズ画角の変更)
カメラの詳細設定(レンズ画角の変更) ©

顔認識とトラッキング

フェイストラッキングでは、顔を自動認識して追従させるかどうかを選択できます。

カメラの詳細設定(フェイストラッキング)
カメラの詳細設定(フェイストラッキング) ©

写真と動画の画質設定

画質(ビットレート)も変更することができます。

カメラの詳細設定(写真と動画の画質設定)
カメラの詳細設定(写真と動画の画質設定) ©

映像の表示エリア設定

ディスプレイ表示設定では、画面一杯にカメラ映像やプレビューを表示させるか、中央を中心に拡大表示するかを選択できます。

カメラの詳細設定(映像の表示エリア設定)
カメラの詳細設定(映像の表示エリア設定) ©

PROモード(マニュアル撮影モード)

PROモードでは、カメラの撮影設定をマニュアルモードに変更できます。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

PROモードを有効にすると撮影中の画面左側に黄色いアイコンが表示されます。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

黄色いアイコンをタップすると、Fy-logカラー(ログ撮影)への切り替えや、ホワイトバランス、露出(シャッタースピード)、内蔵マイクの音量を調整することができます。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

露出はAuto(露出補正モード)とシャッタースピード、ISOを手動設定できるマニュアル設定のいずれかに切り替えることができます。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©
カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

ホワイトバランスも色温度を手動で設定して撮影できるようになります。

カメラの詳細設定(PROモード)
カメラの詳細設定(PROモード) ©

画面の明るさ設定

最後にディスプレイの明るさを変更する項目が用意されています。

カメラの詳細設定
カメラの詳細設定 ©

Feiyu Pocket 3の仕様(スペック)

Feiyu Pocket 3は旧機種となるPocket2やPocket2Sとスペックを見比べていくと、センサーサイズが大きめであったPocket2に近いものを採用しており、従来よりもグレードアップしているように見えます。

仕様 内容
製品名 Feiyu Pocket 3
寸法サイズ 46.5 x 32.6 x 60.3mm(カメラ)、105.3 x 30.8 x 23.1mm(リモコン)
ジンバル可動域 パン軸:−220°〜+40°/チルト軸:−95°〜+50°/ロール軸:−45°〜+45°
振動抑制量 ±0.005°
最大制御回転速度 180°/秒
重量 82g(カメラ)、73g(リモコン)
本体材質 航空機用アルミニウム合金、PC
防水仕様 非対応
バッテリー容量 280mAh(カメラ)、750mAh(リモコン)
バッテリー充電時間 60分 (カメラ本体。1080p@30fps設定時)
充電時間 1.5時間・5V2A(カメラ)
センサーサイズ 1/2.3インチ CMOS
有効画素数 1200万画素
写真(静止画)の解像度 4000x3000ピクセル
画角(POV) 130° F2.0
焦点距離 16mm
ISO(感度) 100〜3200
シャッタースピード 1/8000 〜 16秒
動画の解像度 4K(3840x2160)@60・50・48・30・25・24fps、2.7K(2720x1520)@60・50・48・30・25・24fps、1080P(1920x1080)@120・60・50・48・30・25・24fps
記録できる動画の最大ビットレート 4K60fps@120Mbps
ファイルフォーマット FAT32またはexFAT
写真保存形式 JPG・JPG+DNG
ビデオフォーマット MOV、MP4
対応するSDカードと形式 MicroSDカード、最大512GB(U3以上の高速SDカードを推奨)
オーディオ 48kHz、AAC
液晶画面サイズ 1.3インチ 240x240ピクセル(カメラ)
Wi-Fi 2.4GHz、帯域幅:20MHz
その他の搭載・サポートされてる機能 パノラマ合成撮影、タイムラプス、スローモーション、モーションタイムラプス

いかがでしょうか。今回はコンパクトかつ機能性に富んだカメラ「Feiyu Pocket 3」の特徴や実際に撮影した作例を見ていきました。

コンパクトかつ機能性に富んだカメラ「Feiyu Pocket 3」
コンパクトかつ機能性に富んだカメラ「Feiyu Pocket 3」 ©

カメラ全体の重量は非常に軽く、リモコンと合わせて160g程度となってます。そしてカメラ部分とハンドルを分けて操作でき、離れた箇所から操作できるので、使い勝手はものすごく便利です!

付属されるアクセサリーを組み合わせると、色々なスタイルで動画や写真を楽しむことができますので、ぜひ入手されてみてください♪