SONYのミラーレス一眼カメラ(Eマウント対応カメラ)で、写真や動画撮影する際におすすめの超広角レンズを一覧にまとめました。今回はα7・α9シリーズなどのフルサイズ用とα6000やα5000シリーズ等のAPS-C用に分けて解説していきます。初心者の方にも参考にしてください。
LAOWA 10-18mm 08749 | Sony α7R2 + LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoom ©
超広角レンズでは、人の視野角よりも広い範囲を撮影することができます。手前の風景が大きく写り、奥の対象物が小さく写るのが特徴です。後ろへ引き下がって撮影できないシーンや、迫力ある写真や全体を広く撮影したい時に超広角レンズが役立ちます。
(例)Sony α7IIIとFE 12-24mm F4 G ©
また、その他のSonyのEマウントレンズについては、こちらが参考になります。
目次:超広角レンズのおすすめEマウントレンズ
SONYフルサイズにおすすめの超広角レンズ(Eマウントレンズ)
ソニーα7RIVやα7III・α7sII、そしてSony α9でおすすめの超広角レンズをまとめます。
広い範囲を撮影できるFE 12-24mm F4G
FE 12-24mm F4Gは見た目がコンパクトで、12mmのかなり広い範囲からやや広い画角の24mmまでズームできるSONY純正レンズです。私も実際に愛用しているレンズがこちらです。
12mmで始まる超広角レンズです。軽量は565gと、コンパクトでありながら迫力のある写真を収めることができます。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
12-24mmのレンズ外観 ©
とにかく広い範囲を贅沢に楽しみたい!という方や、動画撮影ではクロップされて画角が狭くなるシーンでも活躍できます。デメリットとしてはレンズフィルターが装着しにくい点です。詳しくはこちらが参考になります。
レンズ保護フィルターを装着して撮影したい方は、この後で説明するFE 16-35mm F4Gがおすすめです。
標準から超広角までズームできる FE 16-35mm F4G
まず始めにオススメしたいのが、FE 16-35mm F4Gです。こちらは使いやすさとバランス感の取れた汎用性の高さが魅力です。無難な超広角レンズをお探しの方には良い選択肢になるかと思います。
Sonyの超広角ズームレンズです。比較的軽量で絞ると光芒が美しいレンズです。迫力ある風景写真などを楽しみたいときにオススメのレンズです。
先ほど挙げた12-24mmに比べると、広い範囲は撮れないのですが、35mmという使いやすい標準画角までズームできるのが良い点です。魅力としては、レンズ前面にフィルターを装着できるため、NDフィルターやCPLフィルターを使用した撮影を行いたい方にも最適です。
また、ボケ味や画質を更にこだわりたい方にはFE 16-35mm F2.8 GMというレンズがおすすめです。
ソニー純正の標準〜超広角レンズです。F2.8と明るい絞り値となっており、ボケと繊細な描写を併せ持つハイクオリティなレンズです。
安い価格で超広角レンズを楽しめる LAOWA 10-18mm
より広い範囲を撮影したい、価格を安く抑えたいという方にはLAOWA 10-18mmがおすすめです。こちらのレンズはSONYのフルサイズEマウントに対応しています。
一般的なレンズでは珍しい10mmから撮影できるズームレンズです。レンズ後玉にレンズフィルターを装着でき、軽量な構成で撮影が楽しめます。詳しくは詳細レビューをご覧ください。2019年8月よりニコンZマウントにも対応しました。
こちらはオートフォーカスに非対応のレンズですが、SONYの純正品レンズと比べると安価で購入できるレンズです。超広角レンズとしては例を見ない10mmからの撮影が楽しめるのも、このレンズならではの特徴となっており、個性的なパース感を楽しみたい方におすすめです。
Sony α7IIIとLAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoomの装着例 ©
詳しくは以下のレビューで作例や使い方が解説されています。
SONY APS-Cにおすすめの超広角レンズ(Eマウントレンズ)
続いて、ソニーα6000やα5000シリーズに対応しているおすすめの超広角レンズについてまとめます。
小型コンパクトで画質も良好な E 10-18mmF4G
APS-Cのカメラにおすすめの超広角レンズはこちらです。見た目が小さく255g
と軽量に出来ているので、持ち運びの負担にならないので手軽に持ち出せるのが良いところです。
また、望遠側は18mmまでズームさせることが出来るため、旅行やお出かけの時に自然な撮影をしたいときにも利用できます。更に手ぶれ補正が備わっているので、α6400のような手ぶれ補正非対応のカメラでも安心して使えるのもポイントです。