Vemicoの互換性バッテリーF970-3を使ってみたのでブログで感想や使い方をレビューします。SONY純正のビデオバッテリー「Lシリーズ・バッテリー」である、NP-F970やNP-F570、NP-F330と同様の形状に対応したバッテリーで、USBケーブルから直接充電したり、バッテリー残量の確認機能がメリットです。またスマホやタブレットの充電も可能です。

Vemicoのバッテリーと聞くと、オレンジ色のバッテリーが有名ですが、新しいモデルでは一般的なバッテリーと同じく黒い外観になりました。

vemico互換性バッテリーの外観
vemico互換性バッテリーの外観 ©

購入時にはご覧の通り、底面のバッテリー接点を保護する蓋も付属されています。

ビデオバッテリーはハンディカムや業務用ビデオカメラだけでなく、外部液晶モニターやLEDライトの発光用として使うことができ、様々な製品で使うことができます。形状が共通しているので、バッテリーを1つ持っていると色々使えるのが便利です。

動画の撮影や照明用のバッテリーとして非常に便利です。当記事ではVemico F970の特徴を更に詳しく見ていきます。

目次:Vemico互換性バッテリー「F970-3」のレビュー

バッテリー残量を確認できるNP-Fバッテリー

まず、Vemico NP-F互換性バッテリーの良いところとして挙げられるのが、バッテリー残量を知らせてくれるインジケーターです。青色のLED点灯によって、4段階で把握できます。

バッテリー残量が確認できる
バッテリー残量が確認できる ©

通常は点灯しませんので、確認したい時に丸い箇所を押します。丸い箇所がボタンになっています。

NP-FバッテリーをUSBケーブルで直接充電できる

更に優れているのが、USBケーブルで直接充電ができること。Vemico互換性バッテリーのF970-3やF970-1では、バッテリー自身にUSB micro端子を搭載しています。

充電用(入力)のUSB端子
充電用(入力)のUSB端子 ©

NP-F970やNP-F570バッテリーでは、一般的に次の写真のような充電方法となります。専用のバッテリー充電器にバッテリーを装着して充電を行います。

一般的な充電方法
一般的な充電方法 ©

しかし、今回話題に挙げているVemico互換性バッテリー「F970-3」では、専用の充電器は不要で、USBケーブルから直接充電することが可能になっています。

Vemico互換性バッテリーは直接充電できる
Vemico互換性バッテリーは直接充電できる ©

もちろん、充電中はバッテリーの残りを知ることができます。

他の機器に充電させる事ができるUSB端子

2つ目に凄いのが充電させる機能です。iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、タブレットを充電させることができます。

(例)スマホに充電できる
(例)スマホに充電できる ©

充電させる時には、バッテリー上面の丸いボタンを押します。出力用の端子は、一般的なUSB端子形状になっています。

バッテリーの充電用出力端子
バッテリーの充電用出力端子 ©

このように、Vemico互換性バッテリーのF970では、USB端子が合計2つ用意されています。USB端子はバッテリーの両側面に、入力用の端子と、出力の端子が備わっています。

VemicoバッテリーのUSB端子
VemicoバッテリーのUSB端子 ©

NP-F970バッテリーと比較すると分厚く高さがある

非常に便利な機能が多く搭載されているVemico互換性バッテリーのF970-3ですが、一般的なNP-F970バッテリーと並べてみると、僅かに分厚くて高さがあります。

Vemicoバッテリー(左)と一般的なNP-F970バッテリー(右)との比較
Vemicoバッテリー(左)と一般的なNP-F970バッテリー(右)との比較 ©

Vemicoバッテリー(左)と一般的なNP-F970バッテリー(右)との比較2
Vemicoバッテリー(左)と一般的なNP-F970バッテリー(右)との比較2 ©

ただし、重量はそれほど違いが無く300gに抑えられています。

Vemico互換バッテリーはPSEもしっかりと表記

Vemico互換性バッテリーの底を見ていくと、PSE表記も確認できます。ひとまずバッテリーの安全性に関しても、自社で検証を行っているようです。

Vemicoバッテリーの底面
Vemicoバッテリーの底面 ©

Vemicoバッテリーの持続時間を検証した結果

続いて、Vemico F980-3のバッテリー容量と、LED照明に装着して何時間使用できるのか検証してみました。今回はNEEWER 660 RGB LEDライトで100%の発光量に設定して照明が消えるまでの時間を調べてみます。こちらの照明は最大で40Wの出力照明です。

まず結論としては5時間連続で使用することができました。ここまで使えるなら十分ですね!

LEDライト照明にVemicoのバッテリーを装着
LEDライト照明にVemicoのバッテリーを装着 ©

開始した時間はこちらの画像にある通り、18時57分に開始しました。

18時57分に検証開始。LEDライト照明にVemicoのバッテリーを装着する
18時57分に検証開始。LEDライト照明にVemicoのバッテリーを装着する ©

20時58分ごろになると、Vemico F980-3のバッテリー残量が半分くらいになりました。

20時58分(およそ2時間経過)
20時58分(およそ2時間経過) ©

23時05分でも、まだバッテリー残量が残っています。

23時05分(およそ4時間経過)
23時05分(およそ4時間経過) ©

完全にLED照明が消えたのは23時50分でした。およそ5時間くらいLED照明を発光し続けることができました。

23時50分に消灯した(およそ5時間経過)
23時50分に消灯した(およそ5時間経過) ©

LEDの照明は消えてしまいましたが、Vemico F980-3のバッテリー残量インジケーターはLEDが1つ点灯している状態です。ここから更に、あとの検証のため、他の機器を使って可能な限りバッテリーの放電をさせます。

トランスミッターへバッテリーを装着
トランスミッターへバッテリーを装着 ©

Vemico F980-3のバッテリー容量の計測結果

最後に、Vemico F980-3のバッテリーがある程度放電された状態から、バッテリーチャージャーで充電を行っていきます。検証には以下の、バッテリー容量やバッテリー劣化具合を調べられる製品を使ってみました。

NITECORE USN3 PROの使い方とバッテリー容量の測定

NITECORE USN3 PROは、NP-F970バッテリーやNP-F570などのバッテリーを、同時に2つ充電できる充電器です。更に、この充電器の優れているところはバッテリー容量を計測できるところです。以下の画像のように、充電中の入力電流値(単位はmA)やバッテリー容量(単位はmAh)も確認できます。

まずは、バッテリーが十分に放電されて、空になった状態から充電を開始していきます。

バッテリーが空の状態から充電スタート
バッテリーが空の状態から充電スタート ©

一般的に、バッテリー残量が少ないほど、入力される電流の値が大きくなり、バッテリーが満充電へ近づくと電流値が小さくなっていくようです。このとき、NITECORE USN3 PROでは、充電した累積の値を、バッテリー容量として確認することができます。

充電を行っていくと、表示されるバッテリー容量(mAh)が徐々に増えていく
充電を行っていくと、表示されるバッテリー容量(mAh)が徐々に増えていく ©

充電が完了すると、FULLと表記してくれます。

満充電になると、入力電流値がFULLと表記され、充電完了を知らせてくれる
満充電になると、入力電流値がFULLと表記され、充電完了を知らせてくれる ©

NITECORE USN3 PROを使って、Vemico F980-3のバッテリー容量を計測した結果は6343mAhとなりました。バッテリーの状態もGoodと表記されています。

バッテリー容量計測結果
バッテリー容量計測結果 ©

メーカー仕様では7800mAh/7.4vとなっていますが、メーカー公称の81%程度のバッテリー容量という測定結果になり、少し及ばない値になりました。多少誤差があるのかもしれませんが、実際の使用感想としては、けっこう長い時間、バッテリーを使い続ける事ができたので大変満足しています。