SmallRig RGBビデオライト(SmallRig M160 3157)は、ポケットサイズのLEDライトです。250gと軽く、色合いを自由に変えられるLED照明です。保護ケースも付属しており、持ち運びも便利。価格が安く、バッテリーは内蔵しており、非常に長持ちするので、ちょっとした撮影や光を当てたいときに便利です。

SmallRig RGBビデオライトの外観
SmallRig RGBビデオライトの外観 ©

Tiktokを始めとしたSNSの投稿時にライトを使って色鮮やかにコーディネイトするのも楽しそうですよね☺️

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実際にLEDライトを使って次のような撮影を行ってみました!

一般的なカメラ用のストロボを使うと次のような写真になりますが…

LEDライトを使わず、単色のストロボで撮影した例
LEDライトを使わず、単色のストロボで撮影した例 ©

LEDライトを使うと次の写真のような華やかな印象に変化しました!

SmallRig RGBビデオライトを使った撮影例
SmallRig RGBビデオライトを使った撮影例 ©

小物を撮影するのに便利です!LEDライト商品は数多く存在しますが、この製品の特に良いところは次の点です。

  • 他の機器へ充電させることができるUSB Type-A出力端子の搭載
  • ハニカムグリッドやソフトボックスが付属
  • マゼンダやグリンへの偏りが少なく使いやすい
  • 底面と側面の1つに1/4インチカメラネジを搭載

機能面では、過去にご紹介したFalconeyes F7に近い内容となっていますが、色の偏よりが少なく、自然に見えるのが長所です。当製品の方が値段も安く抑えられています。

価格は1万円前後となり、決して安い商品とは言えませんが、LEDライトとして欲しい機能性を多く網羅しており、価格設定は納得感のある仕上がりにまとまってると思いました。

SmallRig RGBビデオライトの外観とカメラへの装着例
SmallRig RGBビデオライトの外観とカメラへの装着例 ©

実際に、SmallRig RGBビデオライトを使って光を当ててみました。LEDライトの色合いは自然な昼白色や青色、赤い色、緑色など、好きな色合いを作り出すことができます。付属品のホットシューアダプターによって、一眼レフやミラーレスカメラの上部に装着してラインティングを楽しむことができます。

設定は本体側面のつまみダイヤルから操作する
設定は本体側面のつまみダイヤルから操作する ©
SmallRig RGBビデオライトでは色や光量を自由に調節できる
SmallRig RGBビデオライトでは色や光量を自由に調節できる ©

設定している色合いや情報は、本体のディスプレイによって確認できます。

本体内の設定情報を確認できるディスプレイ
本体内の設定情報を確認できるディスプレイ ©

当記事では、購入時に付属していくるアクセサリーや簡単な使い方について解説していきたいと思います。LEDライトはその他にも様々な製品がありますが、詳しくは以下の記事をご覧ください。

目次:SmallRig RGBビデオライトのレビュー

SmallRig RGBビデオライトの内容物と付属品

まずは、付属品などを見ていきましょう。SmallRig RGBビデオライトを購入すると次のような内容物になっています。

SmallRig RGBビデオライトのLED本体
SmallRig RGBビデオライトのLED本体 ©

本体の側面には底面と側面の1つに1/4インチネジが備わっています。また充電用のUSB Type-C端子の他に、他の機器へ充電させることができるUSB Type-A端子が用意されています。この端子を使うと、スマートフォンやカメラを充電させることも可能です。

SmallRig RGBビデオライトのLED本体
SmallRig RGBビデオライトのLED本体 ©

見た目は黒色の落ち着いたボディ、渋くカッコイ雰囲気です。カメラや自撮り棒に装着するとアクセントカラーになりおしゃれです。付属品は至ってシンプル。

特に良いのが、ハニカムグリッドとソフトボックスが付属されているところです。

SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品
SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品 ©

用途に応じて光の広がり方をアレンジできます。ライト全体を覆うようなデザインですが、各スイッチはしっかりと操作することができます。

LED本体と付属品のハニカムグリッド
LED本体と付属品のハニカムグリッド ©
ハニカムグリッド装着時
ハニカムグリッド装着時 ©

ハニカムグリッドとソフトボックスでどのような効果が得られるのかについては、過去の製品レビュー動画が参考になりますので、そちらをご覧ください。

続いて、箱に含まれるアクセサリーを見ていきましょう。

SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品
SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品 ©
SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品
SmallRig RGBビデオライトのLED本体と付属品 ©

取り扱い説明書は残念ながら日本語に対応していませんが、LEDライトを初めて使う方にも感覚的でわかりやすいプロダクトにまとまっています。付属品を見ていくと、次の通りです。

  • LEDライト本体
  • 収納袋
  • 取扱説明書(英語・中国語)
  • ホットシュータイプの自由雲台

    カメラにLEDライトを固定するのに使います。

  • USB Type-Cケーブル

    USBコンセントやモバイルバッテリーからLEDライト本体を充電できます。

付属のUSBケーブルで充電を行う際に、ACアダプターは付属していませんので、充電には以下のようなACアダプターを用意すると良いでしょう。

SmallRig RGBビデオライトのカメラ装着例

SmallRig RGBビデオライトのカメラのホットシューや三脚に装着してライトを点灯させることができます。

SmallRig RGBビデオライトをカメラのホットシューへ取り付けてみた
SmallRig RGBビデオライトをカメラのホットシューへ取り付けてみた ©

LEDライト本体の側面には、ライト発光面から見て下部と側面片側に三脚ネジが用意されています。三脚ネジは1/4インチとなっており、一般的なカメラ用三脚や自撮り棒に取り付けが可能です。

SmallRig RGBビデオライトの三脚ネジ(1/4インチのネジ穴)
SmallRig RGBビデオライトの三脚ネジ(1/4インチのネジ穴) ©

側面にネジ穴がありますので、この類の製品としては珍しく、縦方向へ取り付けることができます。

SmallRig RGBビデオライトを縦に取り付けてみた
SmallRig RGBビデオライトを縦に取り付けてみた ©

例えば、私の場合は、カメラだけでなく以下のような軽量なミニ三脚や小型の三脚に取り付けて使っています。三脚以外にもジンバルなどのアクセサリー端子に装着するのにも向いています。

SmallRig RGBビデオライトの使い方と操作方法

それでは、SmallRig RGBビデオライトの基本操作を見ていきましょう。

SmallRig RGBビデオライトの裏側に液晶と設定情報が見られます
SmallRig RGBビデオライトの裏側に液晶と設定情報が見られます ©

電源オンとオフの方法

SmallRig RGBビデオライトでは、本体上部に電源スイッチがありますので、そちらで電源の入り切りができます。

SmallRig RGBビデオライトの電源操作
SmallRig RGBビデオライトの電源操作 ©

明るさや色合いを調整する操作方法

SmallRig RGBビデオライトで明るさの調整を行うにはDIMと記載されているダイヤルを回します。

SmallRig RGBビデオライトの光量調整ダイヤル
SmallRig RGBビデオライトの光量調整ダイヤル ©
SmallRig RGBビデオライトの光量を50%にしたとき
SmallRig RGBビデオライトの光量を50%にしたとき ©

光量は1%から100%まで細かく調整できます。

SmallRig RGBビデオライトの光量を100%にしたとき
SmallRig RGBビデオライトの光量を100%にしたとき ©

更に、上部のダイヤルボタンを押したり、上下にスライドさせると、色合いや色相、彩度を調整できます。

SmallRig RGBビデオライトの各種設定ダイヤル
SmallRig RGBビデオライトの各種設定ダイヤル ©

最後にモードボタンです。こちらは押すたびに、3つのモードへ切り替えることができます。

SmallRig RGBビデオライトのモード変更ボタン
SmallRig RGBビデオライトのモード変更ボタン ©

モードについてはこの後で詳しく解説します。

SmallRig RGBビデオライトのカラーモード

SmallRig RGBビデオライトは、3つの発光機能があります。色合いを調整したり、自動発光させることができます。

色温度の調整モード(CCT)

暖色から寒色へ色を調光できる機能です。この機能はCCTモードと呼ばれています。CCTモードでは昼白色や電球色にしたい時に役立つモードです。

SmallRig RGBビデオライトのCCTモード
SmallRig RGBビデオライトのCCTモード ©
CCTモードで5200Kに設定した時
CCTモードで5200Kに設定した時 ©

ディスプレイに表示される数値が高くなるほど、ライトの色が青白くなります。

CCTモードで8500Kにして撮影した例
CCTモードで8500Kにして撮影した例 ©

これとは逆に、数値を低くすると、ライトの色合いがオレンジに近づいていきます。

CCTモードで2500Kにして撮影した例
CCTモードで2500Kにして撮影した例 ©

以上のように色温度は2500Kから8500Kまで自由に調整することができます。

カラー調整モード(HSI)

好きなカラーに発光できます。調整できる項目は、色相(H)・彩度(S)・明るさ(I)です。こちらのモードは、HSIモードと呼ばれています。

SmallRig RGBビデオライトのHSIモードの発光例
SmallRig RGBビデオライトのHSIモードの発光例 ©
青色に設定してみた例
青色に設定してみた例 ©
緑色に設定してみた例
緑色に設定してみた例 ©
赤色に設定してみた例
赤色に設定してみた例 ©
紫色に設定してみた例
紫色に設定してみた例 ©
オレンジ色に設定してみた例
オレンジ色に設定してみた例 ©

このように、自由に色合いを決めることができます。色相以外にも鮮やかさも調整できます。

自動発光モード

登録されている発光パターンの中から選び、自動でLEDライトを発光させる機能です。Sceneモードと呼ばれています。写真では伝わりにくいですが、赤色や青色など様々な色合いに切り替わります。

SmallRig RGBビデオライトのSCENEモード
SmallRig RGBビデオライトのSCENEモード ©

搭載されている自動発光モードは下記を含めて、いくつかの発光パターンが用意されています。

  • 警告灯モード
  • グラデーションモード
  • 稲妻フラッシュモード
  • RGBカラーフリッカーモード
  • 特殊効果モード

SmallRig RGBビデオライトの仕様について

SmallRig RGBビデオライトの仕様は次の通りです。

仕様 内容
寸法(大きさ) 158x80x12.4mm
重量 230g
色温度 2500Kから8500K
カラー(RGB)表現数 0°から360°(360色) HSIによる指定
出力 12w
バッテリー容量 内蔵リチウムイオン 3800mAh
演色性(CRI) 95+ (TLCI98)
インターフェース USB Type-C端子(充電ポート)、USB Type-A端子(電源出力ポート)、1/4ネジ2点
付属品 キャリングポーチ、ホットシュー自由雲台、USB Type-Cケーブル(0.5m)
充電時の入力規格 DC 5V/3A(最大15W)
出力時の規格 DC 5V/2.4A(最大12W。本体LED消灯時)
照度 1350 LUX @0.5m