ポートレート撮影で便利なLEDライト(カメラライト)を解説します。ポートレート撮影で人物撮影を行う際には、全身を明るくしたり、上半身に照明を当てたりと用途によって様々。今回は撮影シーンに応じておすすめしたいLEDライトを見ていきましょう。
ソフトボックスやアンブレラを使えるLEDライト
まず、はじめにオススメしたいのが、写真撮影などで既にクリップ・オン・ストロボを使わている方に最適なライトです。ソフトボックスやアンブレラをそのまま、はめ込んで使える大型のLEDライトです。
Godox VL150を使っている様子は、以下のYoutube動画が参考になります。
非常に明るく、発光量のわりには値段が安いというのが特徴です。デメリットとしては、色温度を変更できないという点です。
Godox VL150 LEDの本体外観(発光時) ©
Godox VL150にオクタゴン+ディッシュを装着した様子 ©
詳しくは下記の解説記事が参考になります。
ポートレートで全身・上半身を照らし出せるカラーLEDライト
続いて紹介するのが、RX-836よりも小さくてコンパクトなLEDライトです。
100Wの大型LEDライトです。発光面は610x460mm。巻いて収納することが可能で、収納ケースやハニカムグリッドも付属されています。色温度および色バランス調整可能、2800Kから10000Kまで色温度が調整可能です。さらにカラーバランスのG(緑)M(マゼンタ)を+1から-1の範囲で調整やRGBカラー調整、HSI(色相、彩度、明度)カラー調整にも対応。その他に大型のRX-824 (60cm x 60cm)もラインナップされています。
全身を照らすのは難しいですが、上半身は十分照らし出せます。また以下のLEDならば、更に全身を照らすのに適しています。
200Wの大型LEDライトです。発光面は1225x465mm。巻いて収納することが可能で、収納ケースやハニカムグリッドも付属されています。色温度および色バランス調整可能、2800Kから10000Kまで色温度が調整可能です。さらにカラーバランスのG(緑)M(マゼンタ)を+1から-1の範囲で調整やRGBカラー調整、HSI(色相、彩度、明度)カラー調整にも対応。
LEDという事もあり薄型で持ち運びがしやすいです。色合いの調整だけでなく、好きなカラーに変更することもできます。LEDライトとしては数少ないグリーンからマゼンダへの調整も可能なのが、このLEDライトの優れている所です。
Falconeyes RX-818の本体外観。大型の商品撮影やポートレートにも便利。 ©
詳しい使用感想は以下の記事をご覧ください。
ポートレートで顔をキレイに撮影できるLEDライト
最後に挙げるのが20x20cm程度の非常にコンパクトなLEDライトです。
発光面積が20x20cmほどのLEDライトです。パネル背面に搭載されたノブによって色温度や明るさ、カラーを自由に調整できます。更にスマートフォンのアプリからも色合いを変更できます。付属される電源コードによる電源供給だけでなく、別売りのNP-Fバッテリーで持ち運びが可能。ライトスタンド(三脚)・ソフトボックスにも対応しています。詳しくは使い方の解説レビューをご覧ください。
Neewer 660 RGB LEDライトの本体外観 ©
持ち運びもかなり楽で、小回りが効くLEDライトです。価格も非常に安価なので、初めてポートレート用にLEDライトを購入したいと考えている方にもオススメです。
小さい物から大きなLEDまで種類は様々
その他にもポケットに仕舞えるサイズのLEDまで色んな種類があります。LEDライト全般について知りたい場合は、以下の解説記事が参考になります。