七工匠のパンケーキレンズ「7artisans 35mm F5.6 Eマウント」をSONY α7IIIに装着して写真を撮ってきましたので、簡単な撮影例をブログでご紹介します。

7artisans 35mm F5.6の特徴は、見た目が超薄型で軽量に造られており、重量はなんと128g。値段も1万円台で購入できるレンズです。

軽いレンズを装着して、気軽に散歩をしたり、ちょっとした旅行にオススメです ☺️

レンズ外観
レンズ外観 ©

こちらのレンズの面白いところはレンズを保護するカバーが内蔵されている事なんです。普通は外付けのレンズキャップが付いていることが多いのですが、こちらはマニュアルフォーカスのフォーカスリングを回していくと、徐々にレンズカバーが開閉できる仕掛けになっています!

その様子はYoutube動画を用意していますので、以下をご覧ください。

実際に撮影してみると、レンズカバーの開閉が、映像的にも面白いので、人の瞬きのような効果を演出したい時も使えそうだと思いました!それでは更に、もう少し細かい特徴も見ていきましょう。

目次:七工匠7artisans 35mm F5.6のレビュー

七工匠7artisans 35mm F5.6の外観とレンズ装着イメージ

まずは、このパンケーキレンズの外観を見ていきましょう。7artisans 35mm F5.6を購入すると、次のような箱に入っています。

七工匠7artisans 35mm F5.6の外観(レンズの包装は取り除いて撮影しています)
七工匠7artisans 35mm F5.6の外観(レンズの包装は取り除いて撮影しています) ©

レンズ元箱と説明書というシンプルな内容になっています。

レンズキャップ不要という手軽さが素晴らしい!

冒頭の動画でも、その様子をご覧いただきましたが、七工匠7artisans 35mm F5.6では、MF操作時にレンズを保護するカバーが動きます。撮影をしない時は、締めることができ、使うときには開くことができます。

レンズ外観(レンズカバー開放)
レンズ外観(レンズカバー開放) ©

レンズ外観 ピントリングを回すと、カバーが締まり始める
レンズ外観 ピントリングを回すと、カバーが締まり始める ©

カバーが締まる手前
カバーが締まる手前 ©

ピントリングの操作でカバーの開け締めができるのは、なかなか便利ですね!

レンズカバーの開閉が映像効果として面白い!

また、この内蔵式レンズカバーを映像効果として活用するのも面白そうです。詳しくは冒頭の動画でも、どんな風に映るのかご紹介しているのですが、写真でも撮影してみましたので以下を御覧ください。

カバーの閉まる様子を撮ってみた
カバーの閉まる様子を撮ってみた ©

カバーの閉まる様子を撮ってみた2
カバーの閉まる様子を撮ってみた2 ©

カバーが完全に閉まった状態
カバーが完全に閉まった状態 ©

レンズカバーが完全に閉まると、撮影した写真も真っ暗になります。似たような効果は、レンズ手前に黒い紙などをかざす事で再現できる場合もありますが、そのケースでは多少なりと、斜めから光が入ってしまいます。

七工匠7artisans 35mm F5.6では、周辺の光も完全にシャットアウトしているようで、このレンズでしか出せないユニークな映像が撮れそうですね ☺️

軽くて薄い!スナップに最適なパンケーキレンズ

フルサイズミラーレスに装着すると、小型で持ち運びが苦にならないサイズ感に収まっています。

カメラに装着してみた
カメラに装着してみた ©

カメラに装着してみた(上から)
カメラに装着してみた(上から) ©

七工匠7artisans 35mm F5.6は、ただ薄いというだけでなく、マニュアルフォーカスしやすいレンズの厚みと、アナログ操作でピントを追い込んでいく楽しさを味わうことができます。

レンズ側面
レンズ側面 ©

レンズ側面には、マニュアルフォーカス操作や、カメラの取り外しが行いやすいように、溝が彫り込まれています。

レンズ背面
レンズ背面 ©

ただし、レンズの後玉を見てもわかる通り、電子接点などが非搭載となっています。手ブレ補正を使いたい時には、カメラの手ブレ補正設定を手動で焦点距離を35mmに設定する必要があります。

七工匠7artisans 35mm F5.6の写真撮影例

実際に、SONY α7IIIへパンケーキレンズを装着して写真撮影を行ってみました。こちらのレンズは一見するとレトロな写りをするのかな?と思っていましたが、非常に素直な写りでした!!ちょうどこの時期は紫陽花が咲き始めるシーズンでしたので、近くの公園を散策してきました。

花を撮影してみると、そこそこ近寄れるので背景がキレイにボケます。

あじさいをパンケーキレンズで撮ってみた
あじさいをパンケーキレンズで撮ってみた ©

ただし、F値がF5.6と固定である事は、撮影時に注意が必要です。実はこちらのレンズ、F値を変えることができません 😨

パンケーキレンズの最短撮影距離で撮ってみた
パンケーキレンズの最短撮影距離で撮ってみた ©

つまり、ボケ味を楽しみたい時には対象物に近寄って撮影を行い、一方で全体を撮りたい時には対象物から少し距離を取るなどの工夫が必要になります。

35mmという程よい距離感によって、様々なアングルが楽しめる
35mmという程よい距離感によって、様々なアングルが楽しめる ©

同じ地点で撮影しても、高さや角度で雰囲気が一変しますので、これがスナップレンズの面白さでしょうか。

風景を撮るのにも便利。対象から距離があれば、全体にピントが合っているような写りとなる
風景を撮るのにも便利。対象から距離があれば、全体にピントが合っているような写りとなる ©

視点を足元の芝生にフォーカスすると、また違った雰囲気が楽しめる
視点を足元の芝生にフォーカスすると、また違った雰囲気が楽しめる ©

視点を足元の芝生にフォーカスすると、また違った雰囲気が楽しめる(2)
視点を足元の芝生にフォーカスすると、また違った雰囲気が楽しめる(2) ©

被写体との距離間で、色々な写真を撮りやすい「焦点距離=35mm」のレンズとなっているので、積極的に足を動かして写真を撮っていくのが楽しむ秘訣かもしれませんね 😄

あじさいもまだ満開には遠いようで…
あじさいもまだ満開には遠いようで… ©

こちらも色々な角度から楽しんでみました。
こちらも色々な角度から楽しんでみました。 ©

スナップポートレートも気軽に楽しめるパンケーキレンズ

それでは続いて、ポートレート撮影も楽しんでみましたので、撮影例をご紹介していきます。七工匠7artisans 35mm F5.6は、絞り値が暗いレンズなのですが、改めてこのレンズで人物にピントを合わせてみると、想像してたよりもボケるなと感じました。

レンズが軽いので、気軽に撮影が楽しめる
レンズが軽いので、気軽に撮影が楽しめる ©

標準画角ということもあり、目で見た感覚と似ているのもこのレンズの良いところですね。サッと、カメラを撮りだして瞬間瞬間を撮影することができました。

ちょっとしたワンシーンを撮るのにも便利
ちょっとしたワンシーンを撮るのにも便利 ©

薄暗い曇の天気でしたが、問題なく写真撮影ができます
薄暗い曇の天気でしたが、問題なく写真撮影ができます ©

距離をあけると、被写界深度も深くなってきますので、動きの早い瞬間も手動フォーカスで狙うことができます ☺️

ジャンプする瞬間を狙ってみた
ジャンプする瞬間を狙ってみた ©

ジャンプする瞬間を狙ってみた2
ジャンプする瞬間を狙ってみた2 ©

七工匠7artisans 35mm F5.6の解像度と写りについて

前半でも触れましたが、七工匠7artisans 35mm F5.6は意外としっかり写るレンズです。歪曲や周辺の光量落ちもありますが、解像度はけっこう高めだと思いました。

撮影サンプル
撮影サンプル ©

後から画像を見たら、遠くの人の顔までハッキリと写ってましたので、モザイク処理をしました😅このサイズ感のレンズとしては、予想以上にキメ細かい箇所まで写るレンズではないでしょうか。詳しくは、撮影写真の等倍データを用意していますので、以下からご覧ください。

七工匠7artisans 35mm F5.6は、SONY製品のミラーレスカメラ(E-mount)以外にも、Nikon Zマウントや、ライカMマウント(SIGMA Leica Panasonic L-mount)にも対応しています。機会があれば是非入手してみてください。