比較的新しく発売されたレンズの中でも、古めかしい写りをするレンズをご紹介します。その名もオールドレンズ風レンズです。
オールドレンズ風レンズ ©
オールドレンズ風って何?と首を傾げる方も多いと思います。
Sony α7IIIやα7RIIIなどを代表とするα7シリーズやα9では、レトロな写真を楽しむことができます。一般的には、フィルムカメラ時代に発売されたレンズであるオールドレンズを活用する事によってフィルムライクな写真撮影ができます。
しかし、今回は少し変わったコンセプトでレンズをまとめてみたいと思っています。現行レンズにも関わらず、逆光で柔らかい写りをするものや、独特のクセを醸し出すレンズの魅力をお伝えします。
また、SonyのEマウントレンズについては、こちらが参考になります。
それではいってみましょう!
目次
α7やα9で写ルンですを楽しめるレンズ
フィルムカメラの写ルンですのレンズを再利用して作られた、ミラーレス専用のレンズです。実際のレンズを使ってるだけあって、フィルムっぽい写りを楽しめます。
撮影例は次の動画をご覧いただくと分かりやすいのですが、スマートフォンや一般のレンズとは全く違う写りが楽しめます!
びっくりするくらい、非常に軽量・小型のレンズです。旅行や散歩のスナップ撮影にもおすすめです。
GIZMON Utulens 02340 | Sony a7R2 + GIZMON Utulens 32mm f16 (写ルンです) ©
GIZMON Utulens 02338 | Sony α7R2 + GIZMON Utulens 32mm f16 (写ルンです) ©
α7やα9でトイカメラのゆるい雰囲気が楽しめるレンズ
こちらはデジタル一眼レフ用に作られたプラスチックレンズです。正確なジャンルはトイカメラレンズです。トイカメラで有名なHOLGAが作っており、写りは現代のレンズとは全く異なる優しい写りをします。
FHL 17.jpg | Sony A7R2 + Flare Holga 80mm ©
FHL 9.jpg | Sony A7R2 + Flare Holga 80mm ©
FHL 29.jpg | Sony A7R2 + Flare Holga 80mm ©
このレンズは一眼レフ用のレンズとなりますので、α7やα9に装着するためには、レンズとは別にマウントアダプターが必要になります。
α7やα9で逆光のフレアを楽しめるレンズ
中国メーカーから発売されているレンズです。最近発売されたレンズらしく、キメの細かい写りやボケ味にこだわったレンズなのですが、とても逆光に弱いレンズです。太陽を背に撮影すると高確率でフレアが入ります。
ボケを追求したレンズです。ボケ味に注目しがちですが、写りは新しいレンズらしく解像感や収差がしっかり抑えられています。また、逆光耐性の低さが弱点でもあり特徴的です。ポートレート撮影ではフレアを意図的に取り入れる事もできるため、オールドレンズを現代仕様に象ったかような印象を与えるユニークな1本です。 ラインナップはキャノン用・ソニーA用・ソニーE用・ニコン用・ペンタックスK用が用意されています。
story of rapeseed field | α7R2 + Laowa 105mm F2 Bokeh Dreamer ©
Summer inJapan 01003 | Sony A7R2 + LAOWA 105mm F2 Bokeh Dreamer STF ©
The Floral Garden 08504 | Sony α7R2 + LAOWA 105mm F2 Bokeh Dreamer STF ©
GLOWING AUTUMN | Sony A7R2 + Laowa 105mm F2 Bokeh Dreamer ©
Osu street | A7R2 + Laowa 105mm F2 Bokeh Dreamer ©
私はポートレート撮影でこのレンズを愛用しています。