ミラーレス一眼レフやカメラの操作画面を記録できる映像キャプチャー製品をまとめました。
カメラのライブビュー(LV)やミラーレスのファインダー像を保存するには、カメラ本体に備わっているHDMI端子からの映像出力を保存することで記録可能となります。
外部の映像データを保存できる製品をキャプチャーやレコーダーと呼んでいます。
今回は、映像分野で使われるモニター付属の本格的な製品から、価格が安いものまで参考になるものをまとめたいと思います。
目次
Blackmagic Video Assist 4K
まず始めにオススメしたいのが、機能面とコストパフォーマンスのバランスが最も優れていると感じたBlackmagicの製品です。
SDカードに映像を記録できる、液晶一体型の非圧縮(ProRes)Full HD(1080p)レコーダーです。
Ultra HD(4K)ビデオをSDカードに収録できるモニター兼レコーダーです。
液晶モニター付属となっており、映像方面で利用されているキャプチャー機材です。モニターは、カメラのホットシューに固定する事ができる大きさとなっています。特徴的なのが記録できる媒体がSDカードに対応している事です。
ATOMOS NINJA V
次におすすめしたいのが、アトモス製のNINJA V(ニンジャファイブ)です。
ATOMOS NINJA Vとミラーレスカメラの装着イメージ ©
Blackmagicと同様に4K映像を記録できます。また液晶モニターを備えており、画面はキャリブレーション可能となっています。モニターにこだわりたい方にオススメです。
HDMI入出力が可能なモニター・一体型の映像レコーダーです。重量は360g。最大で4K 60PのProRes/Avid DNx・8bitまたは10bitの4:2:2でSSDや専用設計されたSSDminiに収録が可能。液晶モニターは5.2型フルHD IPS液晶によりHDRの表示が可能。3D LUT適用機能やi1 DisplayやSpyderでキャリブレーションできます。詳細はレビュー記事をご覧ください。
詳しくはYoutubeの解説動画や記事をご覧ください。
ATOMOS製品では、専用のパーツがいくつか必要となるため、どのような付属品が必要か予め把握しておく事が必要です。詳しいことは下記でまとめました。
ATOMOS Ninja StarとNinja2
こちらもアトモス製品です。先程ご紹介したATOMOS NINJA ASSASSINとは違いフルHDの記録となってしまいますが、持ち運びできる本格的な外部レコーダーとしては最もお手軽だと思います。
小型液晶付きの非圧縮(ProRes)Full HD(1080p)レコーダーです。
NINJA STARは更にモニターを省略した製品となっています。
液晶を省略した小型の非圧縮(ProRes)Full HD(1080p)レコーダーです。
Blackmagic Ultra Studio MiniRecorder
続いてこちらは、MacのPCをお持ちの方専用の機材ですが、HDMI経由の動画をPCに記録できる製品です。パソコンを接続して安く済ませたい方にはオススメです。
HDMI端子の映像をMacのThunderbolt端子に変換して入力が可能なFull HD(1080p)キャプチャーハードウェアです。仕様はこちら
GV-HDREC
今回紹介する製品の中で、最も価格が安い製品です。SDカードにフルHDをキャプチャーすることができます。本来の用途は、ゲームの映像を記録するために使われる製品となっており、液晶が付属していない事や、専用の電源コードが必要となる点が注意です。
Full HD(1080p)をSDカードに記録できる映像キャプチャー。液晶が搭載されておらず電源コードも必要ですが、室内でゲーム機などの映像を記録できる製品としては最もコストパフォーマンスが良い製品です。現在は液晶ディスプレイを備えた製品も登場しています。
ただし、室内でカメラの操作画面をキャプチャーするのでしたら、こちらが一番お手軽でオススメです。
また、動作保証外の使い方ですが、液晶パーツとモバイルバッテリーを活用して、ポータブルなHDMIレコーダーにする事も可能なようです。
必要なもの ©
出来上がったレコーダー側面 ©