K&F Conceptの小型カーボン製5段トラベラー三脚(型式:B210)の使用感想をブログで詳しくレビューしたいと思います。
トラベラー三脚は、本体の重量が1.1kg
。最低長が36cm
から最高長は155cm
まで伸縮可能です。また購入時に付属されるキャリングケースによって持ち運びが可能です。価格は1万円を下回る安い三脚となっています。
K&F Conceptのカーボン製 小型トラベラー三脚。1万円を下回る価格ながら、キャリングケースまで付属しており小型 ©
最大155cmまで伸縮できる ©
カメラと並べた写真を見ても分かる通り、驚くほどコンパクトで小さいサイズになっています。
パーツの一部を分解して、カメラ一脚として使用することも可能。 ©
購入は、Amazonや各ショップにて可能となっています。
収納時の高さが36cm、耐荷重5kg、重量僅か1.1kgのカーボン三脚。ニコン、キャノン、ペンタックス、富士などの一眼レフカメラに対応できます。「全高155cm、自由雲台」三脚は5段設計、ナット式ロック、高さ36cmから155cmまで調整できます。水準器や目盛り付きの自由雲台を装備するなど機能性も高いのが特徴です。
今回はK&F Conceptさんより三脚をご提供いただきました。当記事では購入時に使える割引クーポンを提供中です。期間限定となっていますが、ご購入を検討されている方は是非この機会にご利用ください。
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それでは、K&F Conceptの小型トラベラー三脚の各部の詳細を見ていきたいと思います。
目次:K&F Conceptカーボン製トラベラー三脚のレビュー&使い方の解説
K&F Conceptカーボン製トラベラー三脚で撮影した写真作例
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)は軽量で持ち運びに便利な袋が付属しており、旅行の時の手軽な三脚として使用したり、三脚などの荷物を軽くしたい時におすすめの製品です。
K&F Concept三脚へのカメラ装着例1 ©
K&F Concept三脚で撮影した写真撮影例1 ©
K&F Concept三脚へのカメラ装着例2:中央のポールは反対に装着も可能。 ©
K&F Concept三脚で撮影した写真撮影例2。低い位置からの撮影も楽しめる。 ©
実際に使用してみて、良かったと思えるポイントは以下の3つです。
おすすめの購入ポイント
- 収納時は36cmとコンパクトながら、最大155cmまで伸縮できる
- 価格が安くキャリングケースによって持ち運びに優れている
- ボール雲台や1脚への変形機能も充実
1つ気になる点があるとすれば、三脚の剛性でしょうか。軽量がゆえに三脚の足が細いので重たい機材を乗せると、振動が気になります。
K&F Concept三脚の足の高さ固定パーツはアルミ製のナットロックが用意されている ©
一般的なカメラとレンズを載せて撮影する用途であれば、十分使えますが、超望遠レンズや、それ以上の重量を搭載するときには更に剛性の高い三脚がオススメだと思います。あくまで旅行用でコンパクトな三脚を持ち運びたい時に最適です。
K&F Conceptカーボン製トラベラー三脚の各部について
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)の各部について見ていきたいと思います。
カメラ自由雲台が付属(360°水平パノラマとボール雲台)
まずは三脚に付属されるカメラ雲台を見ていきたいと思います。カメラ雲台では、カメラ本体を固定したり、回転&固定したりする操作が可能です。
K&F Concept三脚の付属雲台 ©
それでは各部を見ていきましょう。
三脚用カメラプレート(Arca Swissに対応)
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、カメラプレートが付属しており、上部には水平を確認するための水準器が搭載されています。
K&F Concept三脚のカメラプレート ©
水準器は実際に使用してみると、カメラ本体でも正常に水平を示していました。また、カメラプレートは着脱が可能で、中央のネジによって脱着と固定ができます。
K&F Concept三脚のカメラプレートは脱着が可能 ©
三脚のプレートは、カメラの裏側に装着していきます。
カメラプレートをカメラの裏側に装着する ©
またプレート形状はArca Swissと互換性があります。同型のプレートであれば別のカメラプレートも使用が可能になります。
ArcaSwiss互換のカメラプレート(別売)。三脚に装着できる ©
私の場合は上記の写真のように、別売りのカメラプレートと、PeakDesign(ピークデザイン)のアンカーリンクスを使って三脚へ取り付けを行ってみました。
カメラストラップを自由に取り外し可能になるアイテムです。カメラ本体とカメラストラップの間に装着して使います。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
上記のプレートとストラップ紐によって、カメラストラップの脱着も快適になります。
カメラストラップの脱着が簡単にできて便利 ©
カメラストラップの脱着が簡単にできて便利 ©
ボール雲台(自由雲台)
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、ボール雲台が付属しています。こちらは上部側面のノブによって締め付けや角度の自由調整ができるようになっています。最大調整角度は45°
です。
K&F Concept三脚のボール雲台は上部側面のノブによって締め付けが可能 ©
また、カメラの写真撮影において縦構図で撮影したいシーンでは、ボールを溝にそって移動すると、90°
に傾きを変更できます。
K&F Concept三脚のボール雲台は90度の角度変更が可能 ©
360°パノラマ回転機構(水平方向の回転機能)
K&F Conceptの小型カーボン製トラベラー三脚(B210)では、雲台の下部に水平方向へ回転できる360°パノラマ回転機能が搭載されています。
K&F Concept三脚の360°パノラマ回転機構。自由に水平回転が可能 ©
こちらは下部のネジを緩めると、雲台を水平方向へ回転させることができます。
K&F Concept三脚の360°パノラマ回転機構。下部のネジによって回転と締め付けロックが可能 ©
こちらは程よい抵抗感がありますので、水平方向のアングル微調整やビデオ撮影にも便利だと思います。
三脚やポールの高さ調整について
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、センターポール(中央の柱)や三脚の足が伸縮可能となっており、最も低い高さが35cm
。最も高い高さが155cm
まで調整が可能です。
三脚の高さ調整について(5段伸縮機能)
K&F Conceptの小型トラベラー三脚(B210)の足の部分では、4つの伸縮箇所と固定部が備わっており、必要に応じて三脚の高さ変更ができます。
更に、三脚のセンターポールは2箇所のノブによって高さの調整が可能です。例えば、下部のノブを回すと高さを上下に伸縮可能です。同様にして、上部のノブを回すと雲台付近の長さが調整できるようになります。
K&F Concept三脚の足の高さ調整機構。オレンジの部分を回すと脚を伸ばせる仕組みとなっている ©
まず始めに、三脚を通常の高さから、センターポールを伸ばしていく様子を見ていきましょう。
K&F Concept三脚の通常の高さ ©
センターポールを伸ばした様子 ©
センターポールを2段伸ばした様子 ©
実はこのセンターポール。さらに雲台の根本が伸びるようなのですが、撮影をし忘れてしまいました 😅 続いて、今度は三脚の足を伸ばしていきましょう。
K&F Concept三脚の足の高さ調整例。1段目を伸ばした状態 ©
K&F Concept三脚の足の高さ調整例。2段目を伸ばした状態 ©
K&F Concept三脚の足の高さ調整例。3段目を伸ばした状態 ©
K&F Concept三脚の足の高さ調整例。4段目を伸ばした状態 ©
いかがでしょうか!上記の写真は175cmくらいの男性の身長と比べている写真です。胸元から顔あたりまで三脚の高さを調整できますので、様々な撮影シーンで使えそうですよね!
三脚の足の回転について(簡易ローアングル)
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、三脚とポールの結合部分が回転する機構となっています。
K&F Concept三脚の足の回転機構 ©
脚の部分はおよそ180°
回転できますので、収納時にはセンターポールや雲台側に折りたたんでコンパクトに収納できるように工夫されています。
K&F Concept三脚の収納前の状態 ©
折りたたみ時の状態。足の回転機構は収納時にも役立つ ©
更に、この回転機構は撮影時にも役立ちます。回転機構によって低いアングルからの撮影が可能です。
通常の状態 ©
1段開いた状態 ©
2段開いた状態 ©
三脚の開閉は、通常の状態を含めた合計3段階で調整可能となっており、三脚足の根本にある溝によって、開いた角度をしっかり保持ができます。
ローアングル撮影(センターポール逆挿しによる低姿勢撮影)
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、三脚中央のポールを外して逆さに挿入することもできます。
センターポールを分解できる ©
これによって地面すれすれの低い位置から三脚を使って撮影することもできます。
中央のポールを逆さに挿入し、カメラを装着した様子 ©
地面すれすれの低い位置から写真撮影できる。 ©
三脚から一脚(トレッキングポール)への変形機能について
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、三脚の一部を分解してカメラ用の一脚として使用することができます。
分解して一脚として使用することもできる ©
同じく、三脚のセンターポールも分解します。分解の様子は、1つ前のローアングル撮影の時の写真をご覧ください。そして、分解した三脚の足とセンターポールを結合させると、一脚になります。
分解した2本のポールを結合すると、一脚に変わる ©
収納時のキャリングケース(折りたたみ機能)
またセンターポール側へ回転させることによって、コンパクトな収納サイズとなり、付属のキャリングケースへ収納して持ち運びが可能になります。
K&F Concept三脚の足はセンターポール側へ回転できる ©
付属のキャリングケースへ収納する際には、降り立たんでしまう事ができる ©
サンドバッグ搭載可能なフック
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚(B210)では、サンドバックなどの重りを搭載可能なフックが付属しています。
K&F Concept三脚のポール下部にはサンドバッグを吊るせるフックが付属 ©
K&F Conceptカーボン製トラベラー三脚の仕様
K&F Conceptのカーボン製トラベラー三脚脚(型式:B210)の仕様をまとめたいと思います。
仕様 | 内容 |
三脚高さ | 36cmから155cm (5段) |
収納時の高さ | 36cm |
本体重量 | 1.1kg |
耐荷重 | 8kg |
素材 | カーボン |
付属の雲台 | 360°パノラマ対応ボール雲台(水準器付属) |
付属品 | キャリングケース・六角レンチ2種類(三脚各部締め付け用)・サンドバック用フック |
一脚への変形機能 | 対応あり |
三脚については様々な製品がありますが、その他の製品については詳しくは以下が参考になります。