幸田凧揚げまつり(こうた・たこあげまつり)の駐車場や開催時期についてまとめます。幸田凧揚げ祭りは、毎年1月の第2日曜日に開催されている愛知県額田郡幸田町のイベントです。
駐車場は幸田町消防署と幸田町役場に臨時駐車場が設けられています。電車では、JR幸田駅からシャトルバスで移動することができます。30年以上の歴史があり、当初は地元の凧揚げ祭りだったそうです。現在では凧揚げをするために全国各地から競技者が参加される大規模なお祭りとなっています。
Kota Kite flying | SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art ©
見どころは大人数人で揚げる大凧(おおだこ)です。風が吹き上げるタイミングを見極める必要があり、揚げるのは簡単には行かないようですが、上空に舞い上がる凧の姿は迫力満点です。大凧の競技は地元企業のデンソーやアイシンも大凧競技に参加されています。また、小さい凧が数珠つなぎとなって、空へ舞い上がる連凧(れんだこ)も魅力的です。
こうた凧揚げ祭りの連凧士 | Nikon D600 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR ©
会場にはご家族・お子さんが凧揚げを楽しめるエリアも設けられています。また、団子やお汁粉などが食べられるテントも設置されています。
Sony a7 | DSC06867 青空へ届け! こうた凧揚げ祭り kite flying ©
興味がありましたら凧揚げを見にお出かけされてみては如何でしょうか?それでは会場へのアクセス方法や、詳しい様子を解説していきます。
目次
幸田たこあげ祭りの会場地図
会場は額田郡幸田町の菱池と呼ばれる田んぼ地帯です。お祭り開催日は現地への車の侵入は規制されています。
幸田凧揚げ祭りの駐車場とシャトルバス
車でお越しになる場合は、幸田町消防署(幸田町消防本部消防署)が最寄りの臨時駐車場です。幸田消防署だけでなく、幸田町役場(幸田町役所)も車を停めることが可能となっており、そこからシャトルバスが定期的に往来しています。
凧揚げでは長靴が必須アイテムに
凧揚げに参加する時にあらかじめ準備しておきたい物があります。それは長靴です。凧揚げ会場なるエリアは一帯が田んぼになっているため、足元が高い確率で泥だらけになります。お持ちでない場合は下記のようなものを用意しておきましょう。
折り畳みが可能でコンパクトでありながら雨の侵入も防げる長靴。バードウォッチングのみならず、写真撮影や雨天のライブや通勤時に愛用されているアイテムです。
大凧の撮影には超望遠レンズが必要に
こうた凧揚げ祭りの見どころは、大ダコです。幸田町のフォトコンテストも開催されており、迫力ある写真を撮ろうと考えていらっしゃるカメラマンさんも大勢いらっしゃるかと思います。
ですが、大凧はあまり近づくと頭上に凧が落下する恐れがあって大変危険な競技です。ここ数年では、安全面の観点から、大凧に近づいて撮影することは規制されるようになりました(もっともな流れです)。以前までは90mm程度のレンズでも撮影できましたが、近年は35mm換算で300mmから500mm以上のレンズが無いと撮影が不可能になっています。
大ダコが飛びだ出す瞬間を狙いたいとご検討の方は、下記のようなレンズを用意されると良いかと思います。
幸田凧揚げ祭りの様子が分かる写真
凧揚げと聞くと、昔は小学校の工作で作って飛ばしたのを思い出します。ただ、浮世絵の豪快な絵が描かれた凧を見る機会はありませんでした。それから数十年が過ぎ、撮影を切欠に知ったのがこうた凧揚げまつりです。ニュースや教科書で見たような光景がまさにそこで広がっていました。日本らしい文化がそこで毎年楽しまれていると思うと、何だか気持ちが熱くなりますね。
Kota Kite flying ©
凧は大勢の大人で飛ばします。風が無いと飛ばすのも一苦労。2014年は風が穏やかで苦戦しているようでした。
幸田凧揚げ祭りの連凧 | D600 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR ©
凧揚げ名人による連凧には驚きました。無数の凧が先端まで見えないくらい遠くまで飛んでいるのです(笑)カメラや写真好きな方には迫力がたまらないシーンでしょう。連凧と言っても形状は人それぞれで、今まで見たことないものばかりでした!
Kota Kite flying ジバニャンもいるw ©
妖怪ウォッチのジバニャンも飛んでいました(笑)子供の凧揚げ会場も用意されていますので、今年は子連れで見にいこうかなぁと思っています。みなさまも機会がございましたらお出かけください。