SIGMA MC-11のレビューをまとめます。MC-11はSonyミラーレスカメラでCanonのEFレンズを使うことができるマウントアダプターです。MC-11を使うと、Canonのレンズでオートフォーカスを使用できます。今回はMC-11の外観や撮影例を含めた使用感想を書きたいと思います。
キャノンレンズをα7シリーズで使うことができるマウントアダプターです。私も実際に使っています。日本メーカーで信頼性も高く、オートフォーカスやレンズ手ぶれ補正も使うことができるのが嬉しいポイント。
SIGMA MC-11 ©
Canonのレンズを使えるアダプターはその他にもあります。詳しくは以下が参考になります。
それでは、MC-11について詳しく見ていきたいと思います。
目次
MC-11の仕様と特徴
MC-11はキャノンの一眼レフ用レンズであるEFレンズを、Sonyのミレーレスカメラのα7やα9、α6000やα5000などで使用することができます。
TAMRON15-30mm(キャノン用)とSIGMA MC-11 ©
Sony α7IIIに装着した様子 ©
MC-11を使うと、レンズがしっかりと装着できるので安心してレンズを使うことができました。
MC-11のオートフォーカスの性能はどうなの?
MC-11使用時のオートフォーカスの追従性については、さすがに純正カメラボディほどの快適さはありませんが、動きの少ない被写体を捉えるには十分な性能です。望遠レンズやマクロレンズなどでは、更にオートフォーカス性能が落ちる傾向のようです。
一例ですが、こちらの動画はマウントアダプターMC-11とSIGMA 35mm F1.4 DG HSMを使用した例です。
(引用元:youtube | dcfever hk)
また、望遠レンズでは追従性がさらに落ちるというレビューが、デジカメinfoさんの方で紹介されています。
デジカメInfo
ソニーα9と他社製超望遠レンズの組み合わせによるAF性能のテスト
レンズによって動作感にばらつきがありますので、事前にYoutubeなどで下調べしてするのがおすすめです。
MC-11の外観
SIGMA MC-11 ©
SIGMA MC-11 ©
SIGMA MC-11 ©
USB接続でファームウェアのアップデートができる
SIGMA MC-11は内部のファームウェアを更新することができます。MC-11の側面ゴムカバーを外すと、USB端子があります。
USB端子 ©
購入時に付属されているUSBケーブルでPCと接続することで、ファームウェアのアップデートを進めることができます。
購入時にUSB端子が同梱されています ©
接続するパソコンには予め、SIGMA Optimization Proをインストールしておきます。
SIGMA
SIGMA Optimization Proダウンロードページ
SIGMA Optimization Proは、USB DOCKを介してパソコンと接続し、新ラインのレンズファームウェアアップデートや、合焦位置などをカスタマイズすることができる専用ソフトウェアです。