愛知県の篠島で、ウミホタルを見に行ってきました。

SINO UMIHOTARU | α7R2 + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

海ほたるは、刺激を与えると青白く発光する生き物です。見た目は米粒を大きくしたような形状をしています。詳しい生態については、以下のサイトで解説されていますのでそちらをご覧ください。

Source of Wonder -ウミホタルの光-
ウミホタルについてのかんたんなせつめい
静岡大学 阿部研究室出身の有志の方による貴重な資料です

目次

篠島の写真家

今回はブログ「島写」で篠島の魅力と日常を発信されているミチタカさんにお会いし、現地でウミホタルの事や島についてお話を聞かせて頂きました。

SINO UMIHOTARU | α7R2 + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

ミチタカさんにお会いする事ができたのは、ブログ「島写」が切欠でした。愛知県に長年住んでいても気づかない事が沢山あると感じるのが、カメラあるあるですね(笑)このような幻想的光景が見られるとは驚きでした。

ウミホタルの時期とアクセス

篠島のウミホタルは4月から5月(GW)が見頃です。気象条件によって見られる時と見られない時があるのですが、機会がありましたらお出かけください^^

移動手段については、愛知県知多半島にある師崎港から船(名鉄海上タクシー)で向かうことができます。

 篠島の地図をブラウザまたはアプリで開く

また、夜間の撮影ではカメラのバッテリーが急激に減ってしまうケースが多いので、モバイルバッテリーやCASE RELAYがあったら便利だと思います。

海を満喫しながらゆったり旅

当日は篠島の三船亭さんで一泊させていただきました。三船亭さんはウミホタルが見られる海岸から、目と鼻の先にある旅館です。

三船亭 | 愛知県南知多 篠島 ふぐ・穴子料理が自慢の旅館
https://www.mifunetei.com/

旅館内では

  • ゆったりできる和の空間
  • 海の幸が満喫できる料理
  • 常滑焼で出来た湯船のお風呂

がとても素敵でした。特に料理は、穴子の刺身というのが初めてで新鮮でした。コリコリした食感と味がとても印象に残っています。改めて訪れる際には食べてみたい一品です^^

ちなみに、三船亭さんのロビーではミチタカさんの写真を鑑賞することができます。

SINO UMIHOTARU | α7R2 + Loxia 2.8/21
SINO UMIHOTARU | α7R2 + FE 90mm F2.8 MACRO G OSS

日が昇ってから、改めて篠島の海岸の砂浜を眺めてみると本当に綺麗でした。子供も思わず走り回りますw

SINO UMIHOTARU | α7R2 + FE 90mm F2.8 MACRO G OSS
SINO UMIHOTARU | α7R2 + Loxia 2.8/21
SINO UMIHOTARU | α7R2 + FE 90mm F2.8 MACRO G OSS

この日は見ることができませんでしたが、海岸にウミガメがやって来ることもあります。

島の思いとウミガメ

ミチタカさんによると、ウミガメやウミホタルが見られるようになったのは最近の出来事だそうです。それでは、なぜ昔から見ることができなかったのでしょうか?

SINO UMIHOTARU | α7R2 + FE 90mm F2.8 MACRO G OSS

篠島では観光客によるゴミの放棄が頭を抱える問題となっています。継続的にボランティアの清掃活動が行われているものの、海岸にはゴミが散見されるのが実情です。

中でも、お話を聞いていて衝撃だったのが、BBQコンロを丸々放棄されたというエピソードでした。

しかし、粘り強く清掃活動を続けていった結果、ウミガメが海岸で産卵するようになったそうです。カメの赤ちゃんがゴミに絡みつかずに海へ辿り着けるようになった事が、理由の一つだと考えられています。

SINO UMIHOTARU | α7R2 + FE 90mm F2.8 MACRO G OSS

本島から漂着したゴミも沢山ありそうな雰囲気でした。場所に関わらず、ゴミは消して捨ててはいけないと改めて思いました。

とうことで

今回は愛知県篠島のウミホタルと、ウミホタルが見られるようになった経緯についてご紹介しました。

ウミホタルが見られるようになったのは、島の方々の清掃活動のお陰だったという事実を知り、とても熱い気持ちになりました。これからも素敵な風景が見られる場所であって欲しいなと思いました。