カメラやTV、ゲームの映像をHDMIケーブルを使わずに無線で送受信できるワイヤレストランスミッター製品についてまとめました。映像のワイヤレストランスミッターではHDMI入力された映像をワイヤレス表示させたり、iPhoneやAndroidタブレットにカメラ画面を表示できる機器です。何を用意したら良いか分からない時の参考にしてください。
ワイヤレストランスミッターは例えば、次のような製品があります。
AndroidとiOSプラットフォームの両方に対応するアプリ「CineEye」によって最大4台のiPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットに映像を表示させることができます。価格が安く、内蔵バッテリーのため軽量。そしてアプリのモニタリング機能の完成度が高いのも特筆。ピント位置や露出、撮影フレーム、3DLUT表示・スマホ内で動画記録なども可能。詳細は解説レビューからもご確認ください。現在はバッテリーが交換でき、長時間撮影に最適なAccsoon Cine Eye2も登場しています。
使用感は、次の動画解説が参考になります。
その他にも様々なタイプの製品が存在しているのですが、詳しく見ていきましょう。
目次:HDMIケーブル要らず!無線映像送受信器 製品のまとめ
価格が安く機能も豊富でバランスの良いトランスミッター
まず、最初に紹介するのは、価格が比較的安くて、モニタリング機能も充実している以下の製品です。こちらは冒頭でもご紹介している製品なのですが、iPhoneやAndroidに映像を表示させたいという方にはおすすめです。
AndroidとiOSプラットフォームの両方に対応するアプリ「CineEye」によって最大4台のiPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットに映像を表示させることができます。価格が安く、内蔵バッテリーのため軽量。そしてアプリのモニタリング機能の完成度が高いのも特筆。ピント位置や露出、撮影フレーム、3DLUT表示・スマホ内で動画記録なども可能。詳細は解説レビューからもご確認ください。現在はバッテリーが交換でき、長時間撮影に最適なAccsoon Cine Eye2も登場しています。
カメラ映像をスマートフォンから確認できる ©
性能・特徴 | 説明 |
サイズ | 9cm x 6cm と小型 |
重量 | 125g と軽量 |
バッテリー | 内蔵 (USB充電可能) |
iOS・Androidスマホ・タブレットの受信表示 | 4台まで対応 |
HDMI端子出力・受信機 | 非対応 |
音声の伝送 | 非対応 |
アクセサリー | 1/4インチネジ対応 |
一言で特徴を説明すると、バッテリー内蔵のコンパクトなモデルです。
映像は無線によって1080p
の映像を送信可能。バッテリーは最大4時間持続し、USB Type-Cケーブルによって充電可能となっています。また最大4台のスマートフォンやタブレットに映像を写し出すことができる機能を有しています。ただ、出来ない機能としては音声の伝送、HDMI端子によるワイヤレスの出力です。
モニタリング機能については以下の機能に対応しています。
- 3DLUTファイルの読み込み
- グレースケール表示
- 偽色(フォルスカラー)
- フォーカスピーキング
- ゼブラ
- センターマーク
- セーフマーク(撮影範囲のフレーム)
AccsoonCineEyeのフォーカスピーキング ©
各機能や使い方については以下の解説が参考になります。
遠くでも安定した映像を無線配信できるHDMIトランスミッター
続いて、iPhoneやAndroidだけでなく、専用の送信機と受信機によって遠くの距離でも安定した映像を飛ばすことができるHDMIワイヤレストランスミッターです。幅広く活用したい方にとっては頼もしい製品です。
見通し150m,0.06秒の超低遅延4k UHDの30fpsまでワイヤレス映像伝送を可能にしたモデル。ACアダプター、NP-Fバッテリー、USB Type-Cの電源に対応し、Mars M1やMars400S PROとの互換性があります。使用感想はレビュー記事をご覧ください。
性能はまさに質実剛健そのもの。性能や機能を重視したい方にはオススメの1品です。私も撮影で愛用しています。
スマホや外部モニターに表示させてみた ©
使い方や特徴は動画でも解説していますのでご覧になってみてください。
性能・特徴 | 説明 |
重量 | 192g(送信機)・189g(受信機) |
バッテリー | 付属のAC電源アダプターと、別売りのNP-Fバッテリー(SONY Lシリーズ)に対応 |
iOS・Androidスマホ・タブレットの受信表示 | 4台まで対応 |
HDMI出力・受信機 | 対応 |
音声の伝送 | 対応 |
アクセサリー | 1/4インチネジに対応 |
一言で特徴を説明すると、様々な機能を網羅したプロ仕様モデルです。
こちらの製品もiPhoneやAndroidで各種モニタリング表示が可能で、更に受信機からのHDMIの映像出力も可能です。また音声の伝送もできます。離れた距離にあるTVや外部モニターに接続して映像を表示させてたい時には大変便利です。詳しい解説は、以下の記事が参考になります。
モニター画面と動画送信機能が合体したトランスミッター
モニター画面と映像のワイヤレス送受信機能が一体型となっている製品も存在します。カメラや映像を小型ディスプレイで画面表示しつつ、離れた場所からスマートフォンなどで映像を閲覧したい時にはこちらがおすすめです。
【TX、RX+モニターオールインワン】5.5インチ 1000-nit スクリーンを備えたMars M1モニターは送信機、受信機として使用できます。モニタリング画面で送信機または受信機の状態を自由に切り替えることができます。Mars 4KやMars400S PROとも互換性があります。使用感想はレビュー記事をご覧ください。
カメラの映像を離れたスマホからも映像確認ができる ©
使い方や特徴は動画でも解説していますのでご覧になってみてください。
詳しい使い方は以下の記事が参考になります。