Watch Pro1というSoundPeatsが作っているスマートウォッチを入手してみましたので、使った感想をブログでご紹介していきます。

Watch Pro1は、5,000円以下で購入できる安い価格設定。生活防水(IP68 防塵防水)に対応しており、水深5mまでの使用に耐えられるようになっています。そして時計の重量は53gと軽量でタッチディスプレイに対応した丸形の時計になります。

腕に装着した様子
腕に装着した様子 ©

面白いのは、消費カロリーや睡眠時間、心拍を自動で計測してくれることです。計測した結果はスマートフォンアプリや、時計本体で確認ができます。その他にも様々な機能が搭載されているのですが、SNSの通知を画面やバイブレーションで知らせてくれる機能が便利だと思いました!

まずは簡単に外観の写真を御覧ください。

SoundPeats Watch Pro1の外観。丸形で全面がタッチディスプレイになっている。
SoundPeats Watch Pro1の外観。丸形で全面がタッチディスプレイになっている。 ©
ダイヤルの外観は自由にカスタマイズできる(アナログ針表示の例)
ダイヤルの外観は自由にカスタマイズできる(アナログ針表示の例) ©
ダイヤルの外観は自由にカスタマイズできる(デジタル表示の例)
ダイヤルの外観は自由にカスタマイズできる(デジタル表示の例) ©

時計のタッチディスプレイ上で右にスワイプしていくと、歩数や脈拍数なども確認できます。

計測された脈拍数の記録を確認できる
計測された脈拍数の記録を確認できる ©

様々な機能がありますが、どんどんスワイプしていくと画面が切り替わります。下記は1日の歩数や消費カロリー、歩いた距離を時計内で確認できます。

歩数や消費カロリー、歩いた距離なども確認できる。
歩数や消費カロリー、歩いた距離なども確認できる。 ©

SNSの新着情報をスマートウォッチ内で知ることもできます。新たに通知があると、時計の表示やバイブレーション(振動)で気付くことができます。

SNSの新着通知も確認できる。表示させたいアプリは選択できる。
SNSの新着通知も確認できる。表示させたいアプリは選択できる。 ©

特にLINEやTwitter、Instagram、Youtube、Gmailなどの通知を手元で把握できるのは便利だと思いました!

LINEの新着も分かる
LINEの新着も分かる ©

いかがでしょうか。スマートウォッチというと、Apple WatchやGalaxy Watchが有名です。ただ、私自身は、時間の確認やSNSの新着情報のチェック、そして歩数が確認できれば機能として十分だったので、価格が五千円以下のこちらの製品でも満足しているところです。

Apple WatchやGalaxy Watchが高すぎる、オーバースペックだと感じてる方や、初めてスマートウォッチを使ってみたいという方にとっては、手軽な選択肢となると思います。

Watch Pro1の良いところ
  • シンプルな丸形のフェイスデザイン
  • タッチパネル操作対応
  • 操作性と反応はサクサクと機敏
  • 文字盤のデザインが変更可能
  • 腕を振り上げると画面が表示される

    → 腕振りによる画面表示の反応が良い

  • バッテリーが長持ち。1週間から30日程度

  • 防水・防塵に対応(IP68)
  • 通話着信やSNS通知を表示(バイブ対応)
  • 歩数計(万歩計)・心拍数・移動距離・睡眠時間・カロリー消費量の自動計測とグラフ表示
  • スマホの音楽再生と停止、曲送りが出来る
  • ストップウォッチの搭載
  • アラームの設定(曜日ごとに設定可能)
  • ディスプレイの輝度を4段階で調整できる

逆に以下のような機能はWatch Pro1では使えません。

Watch Pro1の欠点と出来ない事
  • 血中酸素・血圧の計測は非対応
  • ディスプレイの最大輝度が弱め。晴天下では少し見ずらい
  • タイマー(カウントダウン)機能がない
  • 天気予報(時間帯毎の降水確率)と週間予報などの確認
  • マルチタスク機能
  • スマホの音楽再生の音量調整
  • バッテリー残量表示が25%単位でざっくり
  • 竜頭は回せるが、これといった機能が搭載されていない

それでは、引き続きWatch Pro1の搭載されている機能を詳しく見ていきましょう!

SoundPeats Watch Pro1のレビュー

Watch Pro1の付属品と中身

それではまず、SoundPeats Watch Pro1を購入すると何が入っているのか、アクセサリー等も見ていきましょう。

Watch Pro1の中身
Watch Pro1の中身 ©

付属品は非常にシンプルで、充電用のケーブルと取り扱い説明書の2つになります。

充電ケーブルは、中央に充電端子、両端にマグネットを備えた特殊な形状です。USBケーブルとなっているのでスマートフォン用の充電器などから繰り返し充電して使うことができます。

充電用USBケーブル
充電用USBケーブル ©

スマートウォッチ本体のデザインはシンプルで、周りをグレーのケースと、ラバーベルトで構成されています。

Watch Pro1の外観
Watch Pro1の外観 ©

文字盤は比較的大きめなので、色々な情報を確認できます。男性の腕に装着するとちょうど良いサイズ感でした。

腕に装着した様子
腕に装着した様子 ©

裏側は脈拍数などのセンサーと充電端子が備わっています。

Watch Pro1の裏側
Watch Pro1の裏側 ©

先程ご紹介した充電ケーブルを当てると、磁石により吸着され、充電が開始される仕組みです。

Watch Pro1の裏側(充電中の様子)
Watch Pro1の裏側(充電中の様子) ©

日本語に対応した取扱説明書

取り扱い説明書については、日本語で記載されたページが用意されているので、初めてスマートウォッチを使う方も迷わず操作できそうです。

説明書の一部(使用方法解説)
説明書の一部(使用方法解説) ©
説明書の一部(操作方法解説)
説明書の一部(操作方法解説) ©

文字盤を右にスワイプしていくと呼び出せる各機能についても詳しく説明が用意されています。

説明書の一部(機能解説)
説明書の一部(機能解説) ©
説明書の一部(機能解説2)
説明書の一部(機能解説2) ©

Watch Pro1とスマホの接続方法

SoundPeats Watch Pro1を購入したら、次の手順が必須になります。

  1. スマホアプリ「SoundPeats SPORTS」のインストール

    アプリ「SoundPeats SPORTS」をインストール
    アプリ「SoundPeats SPORTS」をインストール ©
  2. アプリ内でメールアドレスとパスワードの新規登録

    初めてアプリを使う場合は各情報を登録する必要があります。

    はじめにメールアドレスとパスワードを登録する必要がある
    はじめにメールアドレスとパスワードを登録する必要がある ©
  3. スマホとWatch Pro1のBluetooth接続

    アプリを起動して接続を行います。

    Bluetooth接続する
    Bluetooth接続する ©
    接続が完了すると、成功を示す画面表示がされる
    接続が完了すると、成功を示す画面表示がされる ©

まず、接続を行う前に「SoundPeats SPORTS」というアプリをスマートフォンへインストールしておきます。アプリについては、説明書または、スマートウォッチを初めて起動した際に表示されるQRコードからもアクセスできます。

スマホアプリはQRコードからもインストールできる
スマホアプリはQRコードからもインストールできる ©

購入直後の状態では、スマートフォンアプリのインストール後に、Bluetooth接続が完了するまで、Watch Pro1のディスプレイでQRコードが表示されたままとなります。

アプリインストール後の接続まで、QRは表示されたままとなる
アプリインストール後の接続まで、QRは表示されたままとなる ©

上記の手順で接続を完了しておきましょう。

スマートウォッチのダイヤル外観の変更

Watch Pro1では、時計ディスプレイの文字盤デザインを変更することも出来ます。アプリで「スマートウォッチ」→「ダイヤル」の順にタップしていくと、変更画面が出てきます。

ダイヤルデザインは幾つか用意されておりタップすると、スマートウォッチ本体に反映されます。

また、時計本体のタッチディスプレイをタッチし続けると、数パターンのデザイン中から外観を変更できる機能も用意されています。今回の解説では、選択できるデザインが多い、スマートフォンアプリ内から変更を行ってみたいと思います。

ダイヤル外観のデザイン変更 選択画面
ダイヤル外観のデザイン変更 選択画面 ©
タップすると設定が反映される(転送→反映までに少し時間がかかります)
タップすると設定が反映される(転送→反映までに少し時間がかかります) ©

既に用意されているデザインの他にも、スマホ内の画像を使ったオリジナルのデザインも設定可能です。

オリジナルの画像をダイヤルに表示させることも可能
オリジナルの画像をダイヤルに表示させることも可能 ©

簡単な設定しかできませんが、背景の画像と文字の色を設定できます。

文字盤ダイヤルデザインの例

Watch Pro1に搭載されているデザインの一部を見ていきましょう。外観によって、秒針が動いたり、歩数やカロリー消費量、今日の天気などが確認できるデザインが用意されています。

ダイヤルデザイン例1
ダイヤルデザイン例1 ©
ダイヤルデザイン例2
ダイヤルデザイン例2 ©
ダイヤルデザイン例3
ダイヤルデザイン例3 ©

私の場合は、歩数とカロリー消費量、脈拍数、日付などが確認できる下記のデザインにしてみました。

ダイヤルデザイン例4
ダイヤルデザイン例4 ©

SNSの通知を時計で表示させる方法

スマートウォッチではSNSの新着情報を表示させることができます。

設定方法はとっても簡単で、アプリ「SoundPeats SPORTS」から、通知を受け取りたいアプリを有効にするだけです。

SNS通知設定
SNS通知設定 ©

設定後に、新たにツイッターやインスタグラムなどから通知があると、文字盤に表示されたりバイブレータで知ることができます。

表示させたいアプリの新着通知が時計内に表示される
表示させたいアプリの新着通知が時計内に表示される ©

また、通常の文字盤の画面から、下方向へスワイプしても通知の一覧を確認することができます。

歩数と心拍計と睡眠時間とカロリー消費量

スマートウォッチを右へスワイプすると、およその歩数やエネルギー消費量を知ることができます。こちらは1日の目標となる消費量に対して、現在どれくらいの値になっているかを把握できます。

歩数と心拍計とカロリー消費量
歩数と心拍計とカロリー消費量 ©

SoundPeats Watch Pro1では、アプリを初めて起動した際に、身長や年齢、体重を設定することになります。その情報を元にして、目標のカロリー消費量や歩数が決定されます。

歩数と心拍計とカロリー消費量
歩数と心拍計とカロリー消費量 ©

例えば、私の場合は8000歩250kcalが1日の目標に設定されました。クリアすると、次の様にリング上のグラフがフルに達します。

目標を達成すると、ゲージがフルになる
目標を達成すると、ゲージがフルになる ©

また、アプリ側でも詳細にカロリー消費量や、睡眠時間などが分かります。

スマホアプリ「SoundPeats SPORTS」でも確認できる
スマホアプリ「SoundPeats SPORTS」でも確認できる ©

睡眠時は心拍数が下がるようです。脈拍数を常に測っているので、熟睡しているのかもグラフで知ることができます。これは面白いですよね!

だた、これがどれくらい正確な値なのかは、私自身もよく分かりません(笑)あくまで目安だと捉えた方が良いでしょう。

運動量が分かるエキササイズモード

文字盤ディスプレイを右にスワイプしていくと、エキササイズモードが用意されています。こちらは13種類のスポーツやアクティビティーに応じた運動量を測り、そのカロリー消費量や移動距離、時間などを確認することができます。

エキササイズモード
エキササイズモード ©
測定結果
測定結果 ©

対応している内容は次の通りです。

  • ランニング
  • ウォーキング
  • 騎乗
  • 登山
  • ヨガ
  • 縄跳び
  • テニス
  • 野球
  • バスケットボール
  • 卓球
  • バドミントン
  • サッカー
  • ラグビー

その他の便利な機能

前述でご紹介した機能以外にも、いくつかの便利機能があるので簡単にご紹介します。

スマホの音楽を再生する

タッチディスプレイを右にスワイプしていくと、スマートフォンの音楽アプリを再生したり、停止、曲送りができる機能が用意されています。

スマートフォンの音楽アプリを遠隔操作
スマートフォンの音楽アプリを遠隔操作 ©

私の場合はiPhoneでApple純正の音楽アプリやSoundCloudで操作をしてみましたが、問題なく腕時計からリモート操作ができました。ただし、音量調整などの機能は対応していません。

アラーム機能

各曜日ごとに定期的なアラームを設定できます。

スマホアプリ「SoundPeats SPORTS」でも確認できる
スマホアプリ「SoundPeats SPORTS」でも確認できる ©

アラームは振動でも分かるので、睡眠時でも気づくことができます。

座りすぎ通知

健康上、長時間座り続けているのは良くないというこで、このスマートウォッチでは、一定時間座り続けていると知らせてくれる機能が用意されています。

一定時間の座り過ぎでアラームが入る
一定時間の座り過ぎでアラームが入る ©

腕上げ点灯(画面表示)

時計を胸元に振り上げると、文字盤ディスプレイが表示される機能です。通常は竜頭のボタンを押すとディスプレイが表示されますが、腕の動きを感知して表示してくれる便利な機能です。

腕を振り上げた時の画面表示を有効にするか設定できる
腕を振り上げた時の画面表示を有効にするか設定できる ©