SAMTIAN RGBビデオライトは、ポケットサイズのLEDライトです。250gと軽く、色合いを自由に変えられるLED照明です。保護ケースも付属しており、持ち運びも便利。価格が安く、バッテリーは内蔵しており、非常に長持ちするので、ちょっとした撮影や光を当てたいときに便利です。価格は、1万円以下で初心者の方にも優しいお手軽な値段の商品となっています。
Tiktokを始めとしたSNSの投稿時にライトを使って色鮮やかにコーディネイトするのも楽しそうですよね☺️
SAMTIAN RGBビデオライトの外観とカメラへの装着例 ©
実際に、SAMTIAN RGBビデオライトを使って光を当ててみました。LEDライトの色合いは自然な昼白色や青色、赤い色、緑色など、好きな色合いを作り出すことができます。付属品のホットシューアダプターによって、一眼レフやミラーレスカメラの上部に装着してラインティングを楽しむことができます。
SAMTIAN RGBビデオライトでは色や光量を自由に調節できる ©
設定している色合いや情報は、本体のディスプレイによって確認できます。
SAMTIAN RGBビデオライトで光を当ててみた撮影例 ©
当記事では、購入時に付属していくるアクセサリーや簡単な使い方について解説していきたいと思います。LEDライトはその他にも様々な製品がありますが、詳しくは以下の記事をご覧ください。
目次:SAMTIAN RGBビデオライトのレビュー
SAMTIAN RGBビデオライトの内容物と付属品
まずは、付属品などを見ていきましょう。SAMTIAN RGBビデオライトを購入すると次のような内容物になっています。
SAMTIAN RGBビデオライトのLED本体 ©
SAMTIAN RGBビデオライトのLED本体 操作箇所 ©
見た目は赤色のボディで艶もあり、カッコイ雰囲気です。カメラや自撮り棒に装着するとアクセントカラーになりおしゃれです。付属品は至ってシンプル。
SAMTIAN RGBビデオライトのLED本体と付属品 ©
LEDビデオライト本体は付属されるケースに入れて持ち運べる ©
取り扱い説明書は日本語に対応しており、LEDライトを初めて使う方にも優しい配慮が嬉しいです。
日本語に対応している説明書 ©
付属のUSBケーブルで充電を行う際に、ACアダプターは付属していませんので、充電には以下のようなACアダプターを用意すると良いでしょう。
場所を取らず、非常にコンパクトなUSB充電器です。
SAMTIAN RGBビデオライトのカメラ装着例
SAMTIAN RGBビデオライトのカメラのホットシューや三脚に装着してライトを点灯させることができます。
SAMTIAN RGBビデオライトをカメラのホットシューへ取り付けてみた ©
LEDライト本体の側面には、ライト発光面から見て下部と右側面に三脚ネジが用意されています。三脚ネジは1/4インチ
となっており、一般的なカメラ用三脚や自撮り棒に取り付けが可能です。
SAMTIAN RGBビデオライトの三脚ネジ(1/4インチのネジ穴) ©
側面にネジ穴がありますので、この類の製品としては珍しく、縦方向へ取り付けることができます。
SAMTIAN RGBビデオライトを縦に取り付けてみた ©
例えば、私の場合は、カメラだけでなく以下のような軽量なミニ三脚や小型の三脚に取り付けて使ってみました。
2.5kg以下のカメラ等を装着できる、軽量でしっかりした作りのミニ三脚です。脚の長さが5段階、開脚角度を2段階に変更可能。カメラ用の1/4ネジ穴付きが付いています。また、脚とボール雲台が切り離せますので、様々な活用ができるのも嬉しいポイントです。
SAMTIAN RGBビデオライトの使い方と操作方法
それでは、SAMTIAN RGBビデオライトの基本操作を見ていきましょう。
SAMTIAN RGBビデオライトの裏側に液晶と設定情報が見られます ©
電源オンとオフの方法
SAMTIAN RGBビデオライトでは、本体上部に電源ボタンがありますので、こちらを長押しします。
SAMTIAN RGBビデオライトの電源ボタン ©
明るさや色合いを調整する操作方法
SAMTIAN RGBビデオライトで明るさの調整を行うにはDIM
と記載されているダイヤルを回します。
SAMTIAN RGBビデオライトの光量調整ダイヤル ©
SAMTIAN RGBビデオライトの光量を50%にしたとき ©
光量は1%
から100%
まで細かく調整できます。
SAMTIAN RGBビデオライトの光量を100%にしたとき ©
更に、上部のFN
と記載されたダイヤルボタンを押したり、上下にスライドさせると、色合いや色相、彩度を調整できます。
SAMTIAN RGBビデオライトの各種設定ダイヤル ©
最後にモードボタンです。こちらは押すたびに、4つのモードへ切り替えることができます。
SAMTIAN RGBビデオライトのモード変更ボタン ©
モードについてはこの後で詳しく解説します。
SAMTIAN RGBビデオライトのカラーモード
SAMTIAN RGBビデオライトは、4つの発光機能があります。色合いを調整したり、自動発光させることができます。
色温度の調整モード(CCT)
暖色から寒色へ色を調光できる機能です。この機能はCCTモードと呼ばれています。CCTモードでは昼白色や電球色にしたい時に役立つモードです。
SAMTIAN RGBビデオライトのCCTモード 5600K ©
CCTモードで5600Kにして撮影した例 ©
ディスプレイに表示される数値が高くなるほど、ライトの色が青白くなります。
CCTモード 9900K ©
CCTモードで10000Kにして撮影した例 ©
これとは逆に、数値を低くすると、ライトの色合いがオレンジに近づいていきます。
CCTモード 2500K ©
CCTモードで2500Kにして撮影した例 ©
以上のように色温度は2500K
から10000K
まで自由に調整することができます。
カラー調整モード(HSI)
好きなカラーに発光できます。調整できる項目は、色相・彩度・明るさです。こちらのモードは、HSIモードと呼ばれています。
SAMTIAN RGBビデオライトのHSIモードの発光例 ©
カラー調整モード その2(RGBHW)
こちらも先程のモードと同じように、好きなカラーに発光できる機能です。異なるのは調整できる項目の数と、CCTモードで発光させるLEDも活用できる点です。
R
… 赤色の光量 G
… 緑色の光量 B
… 青色の光量 H
… 色相の反転 W
… 白色の光量(CCTモードで扱うLEDの利用)
RGBHWモードの発光例1 ©
RGBHWモードの発光例2 ©
RGBなどを個別に調整できるので個別に設定したい方はこちらのモードの方が扱いやすいでしょう。
RGBHWモードでR:255にして撮影した例 ©
RGBHWモードでG:255にして撮影した例 ©
RGBHWモードでB:255にして撮影した例 ©
もちろん、RGBやHWなどを細かく微調整して複雑な色合いを作り出すことも可能です。
RGBHWモードで複雑な混色をして撮影した例1 ©
RGBHWモードで複雑な混色をして撮影した例2 ©
自動発光モード
登録されている発光パターンの中から選び、自動でLEDライトを発光させる機能です。Sceneモードと呼ばれています。写真では伝わりにくいですが、赤色や青色など様々な色合いに切り替わります。
SAMTIAN RGBビデオライトのSCENEモード ©
搭載されている自動発光モードは下記を含めて15種類あります。
- 警告灯モード
- グラデーションモード
- 稲妻フラッシュモード
- RGBカラーフリッカーモード
- 特殊効果モード
SAMTIAN RGBビデオライトの仕様について
SAMTIAN RGBビデオライトの仕様は次の通りです。
仕様 | 内容 |
寸法(大きさ) | 134x78x15mm |
重量 | 250g |
色温度 | 2500Kから10000K |
カラー(RGB)表現数 | 0°から360°(360色) HSIとRGBHWによる指定 |
出力 | 12w |
バッテリー容量 | 内蔵リチウムイオン 3000mAh |
演色性(CRI) | 96+ (TLCI96) |
インターフェース | USB Type-C端子、1/4ネジ2点 |
付属品 | キャリングポーチ、ホットシュー自由雲台、USB Type-Cケーブル(0.5m) |