360度の写真撮影や動画撮影が楽しめるRICOH Theta SC2(リコー・シータ)を使ってみましたので、ブログでレビューしていきます。Theta SC2は手のひらに収まるコンパクトなカメラながら、本体のボタン1つで繋ぎ目のないVR撮影を開始でき、アプリを使うとスマートフォンへ撮影データを読み込むことができます。
360度の写真を撮ることができるカメラです。コンパクトなので、旅行や集合写真で楽しい瞬間を凝縮できるのが魅力です。
360度の写真・動画が楽しめるTheta SC2 ©
見た目は可愛く、持ち運びにも邪魔にならないサイズ感なので、旅行時にも手軽に思い出を残すことができてオススメです ☺️ スマートフォンアプリの「Theta」を使うと、視界360°全て確認できるので、その場の雰囲気を記録するのに便利なカメラです。例えば、このような動画が撮れちゃいます!
重量は104g
と非常に軽量で、寸法サイズは45.2 x 103.6 x 22.9 mm
とコンパクトです。従来製品と比較すると、まず目につくのは液晶画面です。こちらで動画や写真撮影モードなどの設定や、バッテリー残量が確認できるようになりました。
本体の液晶画面でバッテリー残量や、撮影モードが把握できるようになった ©
今回の記事ではTheta SC2の撮影例や本体の外観をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
目次
RICOH Theta SC2の特徴と進化ポイントは?
Theta SC2は全4色からなるカラフルなボディカラーが用意されています。SDカードは搭載されていませんが、本体の内蔵メモリー容量を14GB
備えており、撮影したデータを記録することができます。
SCはThetaシリーズのエントリーモデルという位置づけなのですが、従来モデルのTheta SC(第一世代)に比べると内蔵メモリーが8GB
から14GB
に増えました。
Theta SC2の仕様(公式より) ©
Theta SC2の寸法サイズと重量(公式より) ©
公式によれば、写真撮影データが静止画で260枚
、動画撮影データは60分
まで記録できます。撮影データはスマートフォンにも転送できるので、データ容量としては十分といった感じがします。
撮影時に大きく変わった点はHDR機能です。従来製品のTheta Vやその他のカメラと比べて、明るい箇所と暗い箇所を自然に撮影できるようになりました。
Theta SC2のHDR機能について(公式より) ©
Theta SC2はコンパクトなカメラなので、車内の狭い空間でも360°撮影できて便利です。最近増えてきた、建築物や物件の雰囲気を伝える360度のコンテンツ撮影にも便利そうですね。
Theta SC2のビジネス活用例(公式より) ©
また、カメラの外観を見ていくと、この後でもご紹介していきますがセルフタイマーボタンが新たに追加されました。そして冒頭でも触れたように簡易的な液晶画面も追加され、使い勝手が向上しています。
RICOH Theta SC2の外観と付属品
Theta SC2を購入すると次のような付属品が入っています。
Theta SC2の付属品 ©
左から順番に見ていくと次のような内容で、至ってシンプルです。
- カメラ本体
- ソフトケース
- 充電・データ転送用のUSBケーブル
- 取り扱い説明書 (日本語表記あり)
Theta SC2のケースは持ち運び時の衝撃や傷から守ってくれる ©
Theta SC2の充電は底面のUSB端子で可能
まずカメラ本体の底を見てくと、USB端子と1/4インチネジがあります。USB端子では充電を行ったり、撮影データをPCに取り込むのに使います。
Theta SC2の底面にはUSB端子と1/4インチネジを備える ©
Theta SC2に自撮り棒とミニ三脚を使う
Theta SC2を手で持って撮影する事もできるんですが、底面にある1/4インチネジに自撮り棒や、ミニ三脚を付けて撮影すると便利です。
別売りの自撮り棒とミニ三脚 ©
別売りの自撮り棒とミニ三脚 ©
上記のような小さいミニ三脚を組み合わせると、三脚自身も映り込みを減らすことができますので、自然な雰囲気で写真や動画を撮影できて好きです。例えば海岸でカメラを置いて撮影すると、このような雰囲気になります!
全天球(小惑星やリトルプラネットと呼ばれます)のような雰囲気に仕上げたり、Youtubeにアップすると360度で再生したり、VRゴーグルで360°の映像を鑑賞することができるんです。1つのカメラで沢山楽しめますよね 🙌🏻
Theta SC2のマイク
カメラ本体の上部には穴が空いており、こちらがマイクになります。
本体上部にマイクが備わっている ©
Theta SC2のボタンと操作方法について
Theta SC2では本体正面から見て、右側にボタンがあります。
本体側面のボタン ©
各ボタンを上から順番に見ていくと、次のような機能が備わっています。
電源ボタン
長押しするとThetaが起動します。更に長押しすると、電源が切れますが、内部のシステムがシャットダウンするには少し時間が掛かります。
Wi-Fiボタン
押すとWi-Fi通信が始まり、スマートフォンとの通信ができます。アプリの「Theta」から撮影を開始したり、データーを読み込みたい時に使います。
Wi-Fiに接続するにはパスワードが必要で、Theta SC2本体の底面にある番号を入力します。
Modeボタン
押すたびに写真撮影モードと動画撮影モードが切り替わります。撮影モードは、Theta SC2本体のOLEDディスプレイで確認ができます。
写真撮影モードの時の表示 ©
動画撮影モードの時の表示 ©
セルフタイマー・ボタン
タイマー撮影を行いたい場合にはこちらを押します。
Thetaシリーズのラインナップ
Thetaラインナップ ©
RICOH Thetaでは、Theta SC2以外にも次のようなモデルがあります。防水のハウジングケースなどは雪山や海中のダイビングなどに役立つので、アウトドアで使用される場合には便利なアクセサリーです。