富士フィルムのミラーレスカメラでオールドレンズを使う方法について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
オールドレンズを使うには、FUJIFILMのXマウント用のマウントアダプターという物をカメラとレンズの間に使います。
カメラとレンズの間にマウントアダプターが必要 ©
マウントアダプターはリングのような形状をしており、カメラとレンズの間に装着して使います。
また、最近ではマウントアダダプターが不要なレンズUtulens(写レンズ)も登場していて話題です。この記事がレトロでおしゃれな写真を撮るための参考になれば幸いです。それでは詳しく見ていきましょう。
目次
富士フィルムでおすすめのオールドレンズとアダプターについて
続いてフィルムカメラ時代のレンズについてです。
フィルム時代のレンズでレトロでおしゃれな写真を撮りたいけど、何を選んだら良いのか分からない、という方にはInstagramなどのSNSで人気の高いHELIOS(ヘリオス)というレンズをおすすめします。
フレアや優しい雰囲気の写真が撮れる人気のレンズです。オールドレンズとしては安い価格帯であり、富士フィルム用のマウントアダプターがセットになっているので、カメラですぐにオールドレンズが楽しめます。
太陽や強い光にレンズを向けた逆光の状態で撮影すると、ゴーストやフレアなど光が楽しめるレンズです。純正レンズとは変わった雰囲気の写りになるのでレトロなものが好きな方にはオススメです。
また、その他にもカメラに装着できるマウントアダプターやレンズは沢山あります。フィルム時代のレンズをカメラに装着したいけど、何を選んだら良いのか分からない!という方はこの後の内容をご覧ください。
富士フィルムXF用マウントアダプターの一覧
上記で紹介したレンズ以外にも、カメラで使えるオールドレンズとマウントアダプターは沢山あります。
マウントとは、レンズの形状のことです。レンズのメーカーによって形状が異なるため、形状に対応したマウントアダプターが必要になります。以下のリストでは、フィルム時代のレンズを富士フィルムのミラーレスカメラ使えるマウントアダプターについてまとめました。
フィルムの写りをFUJIFILMのミラーレスで楽しめるUtulens
フィルムのような写りを手軽に楽しめるレンズとしておすすめなのがUtulens(うつれんず)です。こちらは富士フィルムXマウント用レンズが用意されていますので改めてマウントアダプターを追加購入することは不要なのが良いところです。
Utulensは、フィルムカメラの写ルンですのレンズを実際に利用して造られたレンズです。実際にミラーレスで撮影してみると、ビンテージな世界観に引き込まれそうな写真が撮れました。
詳しくはこちらのレビューをご覧ください。
おしゃれな写りを楽しめるトイレンズ
こちらはオールドレンズではありませんが、トイレンズと呼ばれるジャンルのHOLGA(ホルガ)という商品があります。こちらもUtulensと同じように、フィルムカメラの写ルンですで撮影したような古めかしい写真が撮れるレンズです。
HOLGAのレンズを富士フィルムのミラーレスカメラで使うにはHOLGAキャノン用レンズと、以下のマウントアダプターが必要になります。
Canon EFマウントレンズをFUJIFILM(富士フイルム)のカメラで使うためのマウントアダプターです。電子接点がないため、MF(マニュアル)モードでご使用ください。
ビンテージ感溢れる写真を撮りたい方はぜひ使って見て下さい。
詳しくはこちらのレビューをご覧ください。
オールドレンズに対応しているキャノンのカメラについて
当記事でご紹介したマウントアダプターやレンズは、以下のミラーレスカメラで使うことができます。
カメラのシリーズ名 | モデル名 |
Fujifilm X-Proシリーズ | X-Pro1、X-Pro2、X-Pro2 Graphite Silver Edition |
Fujifilm X-T1シリーズ | X-T1、X-T2、X-T2 Graphite Silver Edition、X-T3、X-T4 |
Fujifilm X-T10シリーズ | X-T10、X-T20 |
Fujifilm X-A1シリーズ | X-A1、X-A2、X-A3、X-A5 |
Fujifilm X-E1シリーズ | X-E1、X-E2 |
Fujifilm X-M1シリーズ | X-M1 |
上記の中では、以下のようなカメラがラインナップされています。