防犯カメラとして使えるトレイルカメラで庭を監視してみました。結果的に猫のいたずらを撮影する事ができました。今回は、その時の撮れた映像も併せてレビューしたいと思います。
トレイルカメラの映像は1080PフルHD・静止画は20MP、2000万画素の圧倒的高解像度で、鮮明な映像を撮影することが出来ますさらにトレイルカメラに搭載された強力な2灯式赤外線LEDライトで、周囲に全く光がない真っ暗な環境でもくっきりとした映像を記録できます。
トレイルカメラは、単3電池やAC電源で動作させることが出来る小型カメラです。価格は本格的な防犯カメラに比べると安価に抑えられています。
単3電池でも動作させることができるので、配線や電源不要の防水カメラとして使えるのが嬉しいポイントです。屋外や庭へ簡単に設置でき、赤外線のLEDによって夜間の監視が可能になっています。
それではトレイルカメラについて詳しく見ていきましょう。
目次
暗い場所でも動画撮影や録画が可能
まずはYoutubeで撮影例をご覧ください。
実際に使ってみたところ、夜に猫が撮影できました。
赤外線は人の目には見えない光のため、暗い場所でも撮影に向いています。
防犯カメラを購入したきっかけ
防犯カメラを購入しようと思った理由は、庭が誰かに荒らされてしまった事でした。庭でメダカを飼っているのですが、1週間にほぼ毎日庭へ侵入されてしまい、被害に逢いました。
荒らされてしまった庭 ©
散乱しているのは水草のホテイアオイという品種です。なぜか水草だけが千切られてバラバラにされてました。
配線不要の防水カメラ
庭の荒らし被害がきっかけで、トレイルカメラを配置することにしました。見た目のサイズはスマートフォンを厚くしたような印象です。防水に対応しているので、野外でも設置OKです。
配線を気にせず配置できる ©
どこでも設置できる手軽さが良いのですが、心配だったのがカメラ自身を盗難されてしまう事でした。盗難防止のため、ワイヤー式の鍵で固定する事にしました。
トレイルカメラの使い方
カメラの使い方は次の通りです。電源ONは下にあるON-SETUP-OFF
のスイッチで可能です。
トレイルカメラの操作方法 ©
また、上下ボタンにより写真撮影または動画撮影のモードを切り替えることができます。
トレイルカメラの外観
私が購入したトレイルカメラは、黄色の迷彩柄でした。夏場の芝生に設置することをイメージして、この柄を選んでみましたが、想像以上に芝生と溶け込んでくれて良かったです。
カメラの外観と芝生に置いた例 ©
正面に付いているのは、上から順番に
赤外線LED
人の目に見えない光を発光して、夜間も撮影できます。テスト撮影や始動までのタイマーが把握できるように、赤色と青い色のLEDも用意されている。こちらは実際の撮影では発光しません。
カメラ
120度の視野角をもつカメラです。
動体検出センサー(3つ)
広い範囲で動くものに反応し撮影を開始できます。このセンサーによって動く物を発見したタイミングで動画や撮影が開始されます。
カメラ本体の側面には蓋が備わっています。簡易的に、鍵を装着できる環があります。
カメラの側面 蓋 ©
残念ながらWi-Fiは搭載しておらず、スマートフォンで閲覧などはできません。
付属品の外観
トレイルカメラを購入すると、取り付け器具やデーター転送用のUSBケーブル、日本語の説明書が付属します。
日本語の取扱説明書とUSBケーブル ©
本体と付属品 ©
取り付け器具は、自由にカメラを角度を変えられる2つのボール雲台と、ネジで固定できる皿が付属しています。製品にはネジも付属しています。
取り付け器具 ©
また付属品にはベルトも含まれており、太い木や電柱などに取り付けができそうです。
付属品のベルト ©
一緒に購入した方が良いもの
必要なもの ©
カメラを使うときに、一緒に購入した方が良いものはこちらです。
また、トレイルカメラにはAC電源から電源供給することができます。
AC電源 ©
メニュー設定方法と一例
メニューではカメラの各種設定ができます。ここでは主に使いそうな項目を見ていきたいと思います。まずは、動画や写真の撮影サイズです。
撮影サイズの変更ができる ©
また、タイマー動作も可能なので、夜間や指定時間帯だけ動作させることもできます。
タイマー設定により指定時間帯の監視が可能 ©
起動時間帯の設定例 ©
パスワード機能も搭載しています。設定すると、本体を起動したときに4桁パスワードの入力が求められます。
パスワード設定 ©
赤外線が光らない事があるなど不満点も
私が購入したCamparkトレイルカメラでは、赤外線が光らない問題がありました。
バッテリー残量 ©
色々試してみると、バッテリー残量が1つ減るだけで、Low Batteryと表示されて赤外線が光らないようです。満充電の時は問題なく夜間撮影ができます。
満充電のときは3、4回の夜間撮影が行えたものの、そこから引き続き夜間の撮影ができませんでした。AC電源に繋いで撮影を行うか、人感センサーライトなども活用しながら監視するのが良さそうです。
人感センサーとLEDライトを備え、ソーラーパネルやUSBで充電することができます。室内や太陽光が届かない影となる場所でも、配線を気にせずLEDを設置できます。
私も実際にいくつか購入して家の周りに設置してみました。詳しい内容は以下のレビューをご覧ください。
トレイルカメラは、モデルや機種によって赤外線の性能に差があるようです。購入の際にはレビュー評価などを注意して判断されることをオススメします。
以前はキューブ状の超小型カメラも試してみたことがあります。ですが、長時間の撮影には不向きでしたのでトレイルカメラにしてみました。実際にトレイルカメラを使ってみたところ、これはこれで使い方が難しいなと感じました。