1万円を下回る値段で買うことができる格安ドローンのDBPOWER Bugs6を使ってみました。今回は外観のレビューをまとめたいと思います。
Bugs6は安価でありながら疾走感を楽しめるレーシングドローン ©
Bugs6は、1回の充電で連続飛行できる目安時間が12分となっており、同価格帯のドローンに比べて長く飛ばすことができるのが特徴です。また、レーシングドローンという位置づけとなっている製品です。上昇スピードや加速感が凄いので、ラジコン感覚でドローンを遊んでみたい方にはおすすめです。
レーシングドローンと呼ばれる柔軟な飛行ができる安価なドローンです。遠隔操作距離は300〜500mm、最高時速は80km/hにも達します。
ただし、高度維持機能やホバリング機能はありませんので、上空で同じ位置にとどまり続ける事ができません。風が強いときは風向きを意識しないとドローンが流されてしまいます。ドローン初心者の方には操作の感覚を掴むのが難しい製品だと感じました(^-^;)
今回はドローンに小型HDカメラHayoku SQ11を取り付けて空撮してみました。地上を見下ろすようなアングルで映像を楽しむことができました。
Bugs6とミニカメラSQ11を組み合わせた例 ©
小型カメラは別売りの製品なのですが、空から地上の映像を撮影する目的として購入してみました。手軽な価格だったので良かったです。カメラについてはこちらをご覧ください。
ドローンに小型カメラを装着して動画撮影した様子はYoutubeをご覧ください。
目次
外観は無骨なデザイン
Bugs6は名前の通り、虫をイメージする無骨なデザインです。ドローン本体の大きさはA4くらいのサイズ感です。
Bugs6の外観 ©
プロペラは4機付属していて、消耗に強いブラシレスモーターと呼ばれるものが使われています。
Bugs6のプロペラ部分 ©
この後でも説明しますが、プロペラは予備品も4本付属しています。
12分飛行可能なバッテリーが付属
bugs6は連続飛行が12分可能となっています。ドローン本体の裏側に、バッテリーを取り付ける事ができます。
Bugs6の裏側にバッテリー装着箇所がある ©
実はドローンには電源スイッチやボタンが備わっていません。バッテリーのコネクタを本体に挿入すると、ドローン本体の電源がオンになります。
Bugs6にバッテリーコネクタを指すと電源が入る ©
電源の入れ方が分からない方は、バッテリーの線を後ろ側の挿入口に挿してください。
Bugs6の後ろ側にバッテリーコネクタ挿入口がある ©
また、バッテリーの充電方法は、付属の充電器を利用してUSBケーブルで行うことができます。
バッテリーの充電 ©
残念ながら、充電器(電源コンセントからUSB電源を供給するもの)が付属していないので、お持ちでない方は用意しておきましょう。充電器は以下のものがおすすめです。
スマートフォンやモバイルバッテリーなどの機器を充電できる充電器です。同時に2つのUSBポートで最大2.4Aの充電が可能です。世界各国の電圧(AC 100-240V)に対応しているので海外旅行にも最適。
こちらはドローン本体にバッテリーを装着した状態でも充電を行うことができるようになっています。ドローンを持ち運びしている最中に充電を行いたい場合は、下記のようなモバイルバッテリーを活用すると良さそうです。
各ポート2.4A、合計で4.8A出力が可能なモバイルバッテリーです。フルスピード充電技術によって超高速充電を実現。缶ジュース1個分(350g)ほどの重さしかないのが特徴です。価格が抑えられたAnkerPowerCore13000も人気が高い。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
予備のプロペラとガードが付属
プロペラは購入時にもう1セット付属しています。ドライバーも入っているので、工具を購入する必要がありません。またプロペラの接触を防いでくれるプロペラガードも付属しています。
Bugs6の付属品 ©
リモコン送信機(プロポ)
また、ドローンを操縦するためのリモコン操縦機も付属しています。
Bugs6のリモコン送信機 ©
こちらは単3充電池を4本必要とします。予め用意しておきましょう。
Bugs6の簡単な操縦方法
リモコン送信機でドローンを操作する方法は次の通りです。
- ドローン本体の電源を入れる
- リモコン送信機の電源を入れる(スイッチ・オン)
リモコン左上にある赤いロックボタンを押す
ロックボタンを押すと、ドローンのプロペラが回転します。
リモコンの左ジョイスティックを下に傾ける
スティックを下に傾けると、ドローンが上昇飛行します。
左スティックの上下で上昇・下降
- 右スティックで水平方向の移動
着陸するには左スティックを下に傾けながらロックボタンを長押し
徐々に下降してドローンが着地します。
Bugs6にカメラを装着する
Bugs6には残念ながらカメラが内蔵されていません。専用のカメラであるC5830 FPV 5.8GHzという商品も存在しますが、アマチュア無線の資格が無いと日本では飛ばすことが出来ないようです。
そこで、小型のミニカメラをドローンに装着してみました。
小型ミニカメラSQ11 ©
親指サイズの超小型カメラです。監視カメラや防犯カメラ・ウェアラブルカメラなど用途として使えます。縦22mm 横22mm 奥行16mmと非常に小型で軽量。カメラ本体の虹色のライン部分を剥がすことができます。詳しくはレビューをご覧ください。
SQ11を使うと、Bugs6で720P
または1080P
のHDフルハイビジョン動画を撮影することができます。Bugs6は、本体の上面カバーをドライバーで簡単に取り外すことができます。
Bugs6の上面カバーを外す ©
偶然ですが、Bugs6の僅かな空間にミニカメラがフィットします。面白いことに、難しい分解や改造作業は不要でした。
Bugs6にミニカメラを装着する ©
ミニカメラはクリップで後から脱着可能となっています。
カメラ装着後は次のような雰囲気になります。
小型ミニカメラSQ11とドローンBugs6 ©
カメラは下向き(地上に向かうアングル)となりますが、多少は角度を調整可能になります。
カメラは多少アングル調整が可能 ©
カメラは多少アングル調整が可能 ©