カメラのランプ光や背面液晶を覆う方法について、初心者の方にも分かりやすくまとめたいと思います。
カメラの光やスマートフォンのLEDライトや液晶の照明は、撮影時に迷惑となってしまうケースがあります。そこで、撮影時にはライトや照明を覆う工夫をするのがオススメです。
蛍や星空、そして夜景撮影など、暗い場所で写真撮影を楽しむ前に、当記事でご紹介するような光対策を行ってみましょう。
basecamp | A7R2 + Loxia 2.8/21 ©
また、一眼レフで蛍を撮影する方法や、一般的な撮影方法については以下の記事をご覧ください。
目次
足元を照らす夜景用ライトのマナーについて
暗い場所を歩く際に、用意しておいた方が良いのが足元を照らすライトです。
ライトは100円均一で売られている物やスマートフォンのLEDでも十分です。ただし注意したいのは人口の光が迷惑となってしまうケースです。光が他の撮影者に迷惑となってしまったり、生き物に影響を与える事があるので十分注意しましょう。
ライトの光量を抑える工夫について
まずは、ライトについてです。ライトは足元だけを照らし出せる最小限の光に抑えるように工夫してみましょう。
例えば上記のように、ライトの先端をアルミホイルで覆ったり、カラーセロファンで発光部分を覆って光の強さを弱めておくのがオススメです。
カメラの光を覆う工夫について
ライト以外にも、撮影に使用しているカメラの光を抑える工夫を行うと、より良いかと思います。ここではカメラの光を抑える方法について触れていきます。
- カメラの背面液晶の光について
- カメラの補助光について
カメラの背面液晶の光を抑える方法
カメラの背面液晶で写真を確認したい方は、大きめの黒いタオルを用意しておきましょう。
写真を閲覧する時は、タオルを覆った中でチェックするのがオススメです。タオルは100円均一で売ってる物でも十分ですし、身につけている上着を使って光を覆う方法でも良さそうです。
また、下記で紹介するような液晶確認用ルーペを遮光フードとして使うのもオススメです。
野外や日中昼間の太陽で液晶が見えない時に便利なアイテムです。シリコン製の遮光フードの中にレンズ(虫眼鏡)が入っているので、液晶が大きく見えます。カメラのピント合わせやビデオの撮影チェックにも役立ちます。また夜景や蛍の撮影では、液晶の光を覆って遮る目的としても使えます。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
私も一眼レフを使う時は実際に使っています。
液晶ルーペを使うとカメラの液晶を覆う事ができる ©
通常は日差しが強く、背面液晶が見えづらいシーンや、液晶を拡大したい時に愛用されているアイテムです。液晶ルーペの中を覗き込むと、下記の動画のような感じで見えるようになります。
基本的には液晶を見たい時だけ、ルーペを液晶に置いて使います。ルーペには付属のストラップも付いているので携帯する事もできるようになっています。
液晶ルーペを使った様子 ©
カメラの背面液晶をOFFにする
ミラーレスのカメラでは、背面液晶を常時OFFに設定できるカメラもありますので、予め設定しておきましょう。
残念ながらOFFにできないカメラも中にはあります。そういった場合はファインダーについているセンサー(黒い箇所)をアルミホイルでふさいでおくと、背面液晶を非表示にする事ができますのでお試しください。
カメラの補助光を抑える方法
さらに、カメラの正面に付いているランプ(補助光)は意外と明るいので、周りの迷惑になってしまう光の一つです。
カメラの補助光は暗闇では意外と明るい ©
下記の動画の1分59秒
以降では、暗い場所で撮影している風景です。カメラの補助光をふさいでいないと、ランプの光が数m先を照らし出しているのが、分かるかと思います。
カメラの補助光はアルミホイルやマスキングテープで塞いでおきましょう。一例ですが、こんな感じでOKです。