メダカの飼育を始めるときに揃えておきたい物を解説します。メダカを育てたいけど、何を揃えたら良いか分からない!という時の参考にしてください。
また、メダカについて大まかに知りたい時は以下をご覧ください。
目次
メダカには水槽・水・エサが必要
まずメダカを育てる際に、最低でも以下の3つが必要になります。
これらについて順番に解説します。
水道水は中和(カルキ抜き)しよう
特に注意したいのが水です。水道水には消毒の成分が含まれているので、メダカが死ぬ原因に繋がります。水道水を使うときは必ず、日光や風通しの良い場所に1日以上放置したものか、以下のような中和剤を使ってカルキ抜きを行いましょう。
水道水に含まれるメダカにとって有害な成分を取り除く事ができる
水合わせ:水の温度が違うとショック死も
また水を水槽に入れて、いよいよメダカのお引越し!という時に注意したい事があります。
それは水温です。移し元と移し先の水の温度や水質が違うと生き物が死んでしまう事があります。巷ではこれを水温ショック死と呼んでます。
ショック死を避けるためには、水合わせという作業を行いましょう。
具体的には移し元の生き物と水を、小さい袋や容器に入れます。次に移し先の水槽の中に袋や容器ごと入れます。そうすると水の温度がゆっくりと馴染んできます。更に100均で買ってきたスポイトで水をゆっくり交換して水質を馴染ませていきます。
水槽や容器について
メダカを入れる水槽や容器については、色んなものがありますが、例えばこちらがオススメです。
その他に詳しい解説をまとめていますので、こちらもご覧ください。
メダカの餌(えさ)について
メダカのエサは近くのホームセンターや100円均一ショップで手に入ります。また、メダカの稚魚に粉餌を使いましょう。詳細はこちらの記事をご覧ください。
赤玉土で水質の維持
その他にあると良いものをご紹介していきます。メダカ水槽にあると良いものは赤玉土と呼ばれる土です。
赤玉土に住み着いたバクテリアが、メダカの糞を綺麗にしてくれるので、水質維持におすすめです。他の土と違うのは、水が汚れにくく、バクテリアなどの細菌が住み着きやすいところです。
メダカの土選びについては以下の記事をご覧ください。
水草で養分を吸収
また、水草が水槽にあると、水中の有害な成分を吸収してくれるので水質維持に役立ちます。また産卵期にはメダカが卵を産みつける場所として役立ちます。
その他にもいろんな水草があります。詳しくは以下をご覧ください。
ヒメタニシとエビ
その他にも、水に住む生き物を入れておくのもオススメです。例えばタニシは、水槽の壁面や水中に増える藻を食べてくれます。
さらに、エビも追加しておくと完璧です。水草や土に増殖する、ヒゲのような苔を食べてくれます。
実はタニシとエビは好む藻の種類が違います。複数の生き物を入れておくと水質や水槽の外観が綺麗に維持しやすくなります。