MUSON(ムソン)から新たに登場した防水対応のアクションカメラ「MUSON ULTRA1」4K WIFI アクションカメラの外観や使用感想をブログで解説していきます。
MUSON ULTRA1は、カメラ本体自体が10M水深に対応した防水性能を誇るカメラです。従来までは、アクセサリーの装着により、ダイビングや海、雪山などのアウトドアで水の侵入を防ぐことができましたが、今回のUltra1から、防水ケースが不要となりました。
動画の最高画質は4K・60fpsと高画質で、カメラ本体の防水性能が、新たに10M水深へ対応。手ブレ補正に対応しています。その他に、アクセサリーにマイクが付属しているMUSON MAX 1(詳細解説へ)などがあります。
MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラの外観。本体が防水対応となり、水しぶきや水滴の中でも使用できる ©
また、6軸の手ぶれ補正「EIS」に対応し、手持ち撮影でもある程度はブレを抑えてくれます。動画の画質は、最高品質で4K60fpsまでの動画撮影を行うことができます。USBケーブルから直接給電を行い、ドライブレコーダーとして活用したり、カメラ映像をHDMI出力できるようになりました。HDMIキャプチャーを組み合わせれば、Webカメラとしても活用できそうです。
アクションカメラ本体側面にHDMIやUSB端子が備わっているが、防水対策用のゴムパッキンが用意されてる ©
MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラの外観(2) ©
写真撮影やタイムラプスにも対応。動画は4Kという大きな動画サイズやHD(フルハイビジョン)、写真撮影ができますので、様々な撮影に使用できます。どのような撮影ができるのかや、MUSON Ultra1の使い方は、Youtubeでも解説していますので、以下の動画をご覧ください。
今回のモデルからは別売りのアクセサリーとなりましたが、40m防水対応のケースへ装着すると、旅行先でダイビングの水中撮影を楽しむこともできます。それではMUSON ULTRA1について詳しく見ていきましょう。
目次:MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラのレビュー
MUSON ULTRA1で撮影した写真撮影例
海辺で撮影してみた ©
MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラを使うと次のような写真が撮れました。全体的に自然な写りをしており、一般的に撮影が難しい太陽を入れた逆光の状態でも、キレイな写りをしていると感じました!
写真の方はMUSON ULTRA1本体で撮影した、そのままの画像を掲載させて頂きます。設定の方はオート(自動)で撮影しているので、購入直後から難しい操作をすることなく、こういった写真を楽しむことができます。
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
太陽の位置をずらすと、ゴーストらしき物も映り込みますが、まずまずの描写です。
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した写真例 ©
MUSON ULTRA1で撮影した動画の画質について、少し詳しく感想を挙げてみたいと思います。
写真と動画の画質は、同じく昨年発売されているMUSON MAX1と非常に似ています。もしかしたら、カメラの中身は同じスペックかもしれませんね。
手ブレ補正は強力に効くので、普通に歩行しながら撮影していても、ブレをかなり抑えてくれました。そしてMUSON MAX1でも特徴的だったのが、4K60FPSの画質よりも4K30FPSの方が、高画質できめ細かい写りになるという点です。繊細な動画を撮りたい場合には、動画の撮影設定で、4K30FPSを選択して撮影すると良さそうです。
少し画質を落として、1080Pで撮影すると、全体的に彩度が下がった絵に変化します。好みにもよりますが、撮影時に予め確認しておくと良さそうです。
写真と動画に関しても、全体的に見れば写りが自然な色合いなので、とても良好な写りと感じました。ムソン製のカメラは、中華アクションカム製品の中でも、リアリティがある描写をしてくれるカメラだと思います。少し気になるのが、マイク入力端子が無くなってしまった点です。声をはっきりと撮りたい方は、マイクも付属しているMUSON MAX1の方が良いかもしれません。
また、MUSON Ultra1の内蔵マイクは背面液晶から見て、右側面の上部にあるため、カメラを持つ際に指で塞いでしまいやすいので注意が必要です。私も動画撮影時にマイクを何度も塞いでしまいました 😅
MUSON ULTRA1アクションカメラにおすすめのmicroSDカード
また、撮影にはmicroSDカードが必要になります。MUSON ULTRA1には128GBまでの容量に対応しています。おすすめのSDカードは、私も使っているこちらのSAMSUNGのSDカードです。
日本サムスン正規品。10年保証が付属。また、microSD本体に加えてSD変換アダプターとクリアケースが含まれます。同等の機能を持つSDカードとしてサンディスク製のmicroSDカードもおすすめです。
MUSON ULTRA1アクションカメラの外観
MUSON ULTRA1アクションカメラの外観を簡単に見ていきたいと思います。
アクションカメラの元箱 ©
ULTRA1の本体外観と各入力端子
開封すると次のようなカメラ本体が入っています。
アクションカメラ本体の外観(フレーム付属) ©
購入時には上記の画像のように、カメラの周りを包むフレームアクセサリーが装着されています。こちらは取り外してカメラ単体にすることもできます。
アクションカメラ本体 ©
従来の製品では、SDカードやHDMI、USB端子がむき出しになっていましたが、MUSON ULTRA1では防水パッキンを備えた蓋によって保護されています。
アクションカメラ本体の右側面に端子が備わっている ©
側面にはmicro HDMI出力端子と、micro USBの充電端子が備わっています。こちらの両端子は、十分な間隔が確保されているので、一般的なUSBケーブルやHDMIケーブルの同時使用ができます。
- バッテリーを使わずUSBから給電して使用
- 給電しながらHDMI出力
カメラ底面は、バッテリーとSDカードの挿入口があります。こちらも同じように、防水対策がされています。
カメラの底面 ©
こういった用途にも使えます。また本体裏面は液晶となっており、撮影画面や設定画面を確認できます。
アクションカメラ本体の背面液晶 ©
MUSON ULTRA1アクションカメラのアクセサリーの内容
続いて、MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラに含まれるアクセサリーについて見ていきたいと思います。商品を開封すると、次のようなアクセサリーが付属されます。
アクションカメラに含まれるアクセサリー ©
バッテリーや、リモコン、その他の拡張や固定に必要なものが含まれていますが、具体的な使用例は次の解説をご覧ください。今までのアクションカメラに比べると、マイクや防水ケースが省略されているようです。
本体が防水に対応した代わりに、防水ケースが省略された ©
MUSON ULTRA1のアクセサリーと使い方
後半でも解説しますが、アクセサリーが豊富に揃っていますので、色々な使い方ができます。例えば、以下のようなアクセサリーを組み合わせると
アクセサリーの組合わせ例1 ©
ベルトを使って、ヘルメットや太い場所へ巻きつけてカメラを固定できるようになります。
アクセサリーの組合わせ例1(結果) ©
自撮り棒や三脚へ装着して持ち運ぶ
続いて、次のアクセサリーを使用すると
アクセサリーの組合わせ例2 ©
別売りの三脚や自撮り棒へ装着することができます。
アクセサリーの組合わせ例2(結果) ©
バイクやパイプにアクションカメラを固定する
続いて、次の変わった形状をしたアクセサリーを使用すると
アクセサリーの組合わせ例3 ©
自転車やバイクなどのパイプへ固定してカメラを装着できます。
アクセサリーの組合わせ例3(結果) ©
アクセサリーの使い方は様々!説明書にも解説あり
今回はMUSON ULTRA1のアクセサリー使用方法の一例をご紹介しましたが、その他にも様々な使い方ができます。詳しくは付属されている日本語の説明書をご覧ください。
アクセサリーの使用例(説明書) ©
MUSON ULTRA1アクションカメラの使い方
MUSON ULTRA1アクションカメラの簡単な操作方法を見ていきたいと思います。アクションカメラには次のように4つのボタンが備わっています。
アクションカメラのボタン ©
こちらは付属されるフレームアクセサリーからも同じ操作ができます。
ケースの外からもボタン操作が可能 ©
操作できる内容は次の通りです。
電源・モード切り替えボタン
長押しするとカメラが電源ONとなります。また1回押すごとに「動画撮影モード」→「写真撮影モード」→「設定」の画面へ切り替わります。
撮影ボタン・決定ボタン
動画または写真撮影モード時に押すと、撮影が始まります。設定画面では選択した項目の決定ができます。
上ボタン・Wi-Fi接続・拡大
設定画面では選択項目の移動ができます。また、長押しするとWi-Fi接続待機モードとなり、スマートフォンアプリと接続できます。
下ボタン・縮小
設定画面では選択項目の移動ができます。また、撮影中にはボタン長押しでリモコンの使用が有効になります。リモコン操作が有効になると、カメラの液晶内に赤いアイコンで「R」と表示されます。
リモコンの使用 ©
MUSON ULTRA1の設定画面
MUSON ULTRA1では、背面液晶のタッチディスプレイ操作には非対応となっています。撮影設定などは、モード切り替えボタンや、上下ボタンを押して該当の設定を選択する形になります。以下の写真は設定時の画面です。
設定画面トップ ©
動画の画質設定(4Kや2.7Kや1080Pなど)
例えば、動画撮影設定では、画質を選ぶことができます。4Kや2.7K、1080Pといったモードを選択することができ、4Kが最高の画質となっています。
画質選択画面 ©
手ブレ補正(EIS)の設定
また、手ブレ補正の設定も有効・無効の選択ができます。手ブレ補正は、1080P・120FPSなどのスローモーションでは使用できないので注意が必要です。
手ブレ補正(EIS)設定画面 ©
静止画の解像度の設定
その他に、写真撮影モードでは、静止画の画素数を選ぶことができます。20MPが最高画質となります。
静止画の画質設定画面 ©
上下反転モード(例:ドライブレコーダー用途)
その他に、ドライブレコーダー向けの設定も用意されています。液晶の向きを反転させる機能です。
上下反転の設定 ©
Wi-Fiの接続方法とアプリの使用
MUSON ULTRA1では、Wi-Fiに接続して専用アプリで撮影したり、撮影データの読み込み(転送)ができます。アプリはiPhoneやAndroidで「iSmartDV」を検索してダウンロードします。
iSmart DV ©
MUSON ULTRA1のWi-Fiへ接続するには、まずカメラの上ボタンを長押しします。
カメラの上ボタンを長押しすると、Wi-Fi接続待機モードとなる ©
上記のようなWi-Fi接続待機画面となりますので、スマートフォンからWi-Fiへ接続します。接続パスワードは、PWD:
と表示されている内容を入力します。
Wi-Fiの接続 ©
予備バッテリーと充電方法について
MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラは予備バッテリー付属しており、本体のバッテリーを含めると2つのバッテリーが用意されています。
バッテリーはカメラに装着されたものと、予備を合わせた2個が付属 ©
MUSON ULTRA1のバッテリー仕様は次の通りです。
充電する際には、カメラ本体にUSBケーブルを接続して充電します。外出時はモバイルバッテリーを使って充電するのが大変便利です。
スマホ用の充電器や、モバイルバッテリーで充電が可能 ©
私の場合は、以下のモバイルバッテリーを使っています。
各ポート2.4A、合計で4.8A出力が可能なモバイルバッテリーです。フルスピード充電技術によって超高速充電を実現。缶ジュース1個分(350g)ほどの重さしかないのが特徴です。価格が抑えられたAnkerPowerCore13000も人気が高い。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
またUSBからの電源供給によって、カメラを連続使用させることができます。USB接続を行っている場合は、バッテリーを入れなくても電源オンとなりますので、ドライブレコーダーとして活用できます。
日本語の取扱説明書について
取扱説明書は日本語となっており、操作方法が分かりやすく記載されています。
日本語の取扱説明書 ©
運転時の撮影などに役立つ。あると便利なアクセサリー
MUSON ULTRA1では、更に持っていると役に立つアクセサリーがあります。詳しくは以下の記事が参考になります。
MUSON ULTRA1の動画撮影例と画質
MUSON ULTRA1 4Kアクションカメラで撮影した動画は冒頭に掲載されたYoutubeレビューをご覧ください。
- 使い方
- 手ぶれ補正の効果
- スローモーション撮影
- 本体内蔵マイクの音質
- ドライブレコーダーとして使用した撮影例
- 4K60FPSや4K30FPSの画質の違い
上記の使用感想についてまとめていきます。その他にアクションカメラはその他に次のようなものがあります。