AKASO(アカソ) Brave7 4Kアクションカメラの使用感想をブログで書いていきます。紛らわしいですが、Brave7には2種類のモデルがあります。今回触れているAKASO Brave7は、従来製品のAKASO Brave7 LEと比較すると、外部マイクが使用できたり、防滴&防水性能がIPX7からIPX8へ強化されました。

詳しい使い方や撮影例は、以下のYoutube動画でもご紹介していますのでご覧ください!

冒頭でも触れた通り、AKASO Brave7 LEという旧製品もあります。以下の動画とも見比べてご検討ください 😄 繰り返しになりますが、名前がそっくりですが、今回ご紹介している製品の旧型モデルになります。

それでは話を戻しまして、AKASO Brave7の外観を簡単に見ていきましょう。

本体防水に対応のAKASO Brave7。前面に液晶パネルを備える
本体防水に対応のAKASO Brave7。前面に液晶パネルを備える ©
新たに外部マイク(別売り)へ対応した
新たに外部マイク(別売り)へ対応した ©
付属のリモコンアクセサリーは液晶画面を備えており、かなり気合の入った仕様に!
付属のリモコンアクセサリーは液晶画面を備えており、かなり気合の入った仕様に! ©

アクションカメラメーカーのAKASOホームページでも購入することができます。

Brave7 単品
AKASO Brave7 製品ページ

アクセサリーが必要な方は次の製品ページをチェックしてください。

アクセサリーセット品
AKASO Brave7 (Accessories Bundle)
AKASO Brave7に対応した専用防水ケースについては、上記の「14-in-1 accessories」と呼ばれるアクセサリー・パッケージ中に含まれています。

基本性能や特徴を挙げていくと次の通りです。

  • デュアルカラースクリーン

    背面液晶に加えて、自撮りの撮影が行いやすい前面の液晶ディスプレイが搭載されました。

  • カメラ本体がIPX8防水&防滴対応

    防水ケースを使用しなくても、カメラ本体を水深5Mの深さで、約30分間使用可能となっています。また別売りの防水ケースでは最大40Mまで防水に対応しています。5M〜40Mの水深でダイビングを楽しみたい方は、最初から防水ケースが付属しているAKASO Brave7 LEがオススメです。

  • 外部マイクの使用に対応

    従来モデルの「AKASO Brave7 LE」では非対応であった外部マイクに対応。別売りにはなりますが、専用マイクのUSB Type-C 長さ170cmのピンマイクが利用できます。VlogやYoutube等で自撮りに便利。

Brave7は、格安アクションカメラに分類されるのですが、そのカテゴリーの中でも非常に贅沢な高スペックモデルといった印象です。小雨や水に濡れてしまうちょっとしたアウトドアシーン(ダイビングやキャンプ、ロードバイクなど)でも、防水ケースは不要で撮影が楽しめるは魅力的です。

当記事では、Brave7に関する情報を随時更新していきますので、ぜひご覧ください。

AKASO Brave8が新登場!

AKASO Brave7の後継機種となる「AKASO Brave8」が登場しました。基本性能が底上げされ、画質も大幅に向上しました!目玉となる機能の比較を別の解説記事で行っていますので、そちらもご覧ください。

目次:AKASO Brave7 4Kアクションカメラのレビュー

AKASO Brave7で撮影した写真撮影例

AKASO Brave7 4Kアクションカメラを使うとどのような写真が撮れるのか試してみました。実際にカメラで撮影した、そのままのデータを掲載していきます。

AKASO Brave7の撮影例1
AKASO Brave7の撮影例1 ©

近くにいる人物へ近寄って撮影すると、迫力ある写真を撮ることもできました!

AKASO Brave7の撮影例2
AKASO Brave7の撮影例2 ©
AKASO Brave7の撮影例3
AKASO Brave7の撮影例3 ©
AKASO Brave7の撮影例4
AKASO Brave7の撮影例4 ©
AKASO Brave7の撮影例5
AKASO Brave7の撮影例5 ©
AKASO Brave7の撮影例6
AKASO Brave7の撮影例6 ©

撮影した写真を見ていくと、魚眼レンズの効果によって、広い範囲を撮影することができます。これは動画撮影でも同じような写りになります。橋やビルなどの人工の建築物を入れると湾曲しますが、カメラの設定で歪み補正をONにすると、歪みが少し改善されます。

写りを見ていくと、全体的にキメの細かい繊細な写りで素晴らしいのですが、気になるのが色合いです。厳し目に見ていくと、どの写真も青色や紫色に転びやすく、コントラストが高めとなる傾向のようで、陰影がキツめとなり、黒つぶれに近い絵作りとなります。

特に、明るい箇所と暗い箇所が同時に映り込むようなシーンでは、両方を撮影しようとすると苦戦しそうです。

この後の記事でも設定について触れていきますが、AKASO Brave7で撮影できる静止画データは、JPEGファイルに加えてDNGファイルというRAWデータで写真撮影することができます。

ただし、こちらのRAWデータも一癖二癖あります。データをLightroomというソフトで閲覧していくと、フィルムカメラで撮影したような色合いになります。これを目で見たような現実味のある色合いへ調整するのは、中々難しそうです 💦 (逆の見方をすると、メーカーさんも写真の絵作りについて、かなり苦労されてるんだなと言うことが伺えました)

もし、私が写真を撮るとすれば、今回はJPEGをそのまま使うことになりそうです。

AKASO Brave7の内蔵マイク音質と外部マイクについて

従来製品のAKASO Brave7 LEでは、動画を撮影すると、内蔵マイクの音質がいまいちでした。少しこもったような音質となり、風が強い場面では、風切り音を大きく拾ってしまいました。

今回レビューしているBrave7では、内蔵マイクが優秀で、音声を低音部までしっかりと録音してくれます。マイクの感度が高いので、風が強い場合は音割れしてしまいますが、その点に目をつぶると、マイクは非常に実用性が高い印象でした。

別売りとなるUSB Type-Cの外部マイク
別売りとなるUSB Type-Cの外部マイク ©

また、冒頭でも触れたとおり、Brave7では、別売りの外部マイクが装着できます。カメラの側面にあるUSB Type-Cケーブルで接続して使う形になります。

残念ながら、こちらのマイクの音質は、本体内蔵マイクに比べると、低音部が弱く、かなり軽い音質といった印象でした。ただ、口元の音声を確実に拾いたい場合には便利な手段となりそうです。

内蔵マイクと外部マイクを比べると明らかにカメラの内蔵マイクの方が音質が良いので、例えば内蔵マイクにスポンジを貼り付けて風切り音を低減するなどの工夫をすると、音声がきれいに録れるのではないかと思いました!

AKASO Brave7アクションカメラにおすすめのmicroSDカード

Brave7で写真撮影や動画撮影するには、SDカードが必要になります。アクションカメラの底面にバッテリーとSDカードの装着口がありますので、蓋を開けて装着します。

アクションカメラの側面には充電用端子やSDカードの挿入口がある
アクションカメラの側面には充電用端子やSDカードの挿入口がある ©

AKASO Brave7では、Class10またはU3に対応した規格のmicroSDカードが使用できます。容量は512GB以下の容量に対応しています。おすすめのSDカードは、私も使っているこちらのSAMSUNGのSDカードです。

AKASO Brave7アクションカメラの外観

続いて、AKASO Brave7アクションカメラの外観を簡単に見ていきたいと思います。

アクションカメラ本体
アクションカメラ本体 ©

本体の外観と各入力端子

開封すると次のようなカメラ本体が入っています。ボタンは上面に1つ、側面に2つという、実にシンプルな構成です。

アクションカメラ本体の外観
アクションカメラ本体の外観 ©

操作方法はこの後で簡単にご説明していきます。

側面
側面 ©

側面と底面は、IPX8の防滴防水を考慮した蓋で出来ています。スピーカーやUSB端子、SDカード、バッテリーを、ゴムパッキンによって水の侵入から守ってくれます。

側面の蓋を開放した様子
側面の蓋を開放した様子 ©
底面の蓋を開放した様子
底面の蓋を開放した様子 ©

従来モデルのBrave7 LEと同様に、側面や底面の蓋を開くと、ゴムパッキンによる水の対策を行っている点は、他のアクションカメラとは大きく異る進化ポイントです。

水圧は5mまで、使用時間は30分程度まで、水中に潜って使用することができます。ただし、5m以下の水深で使いたい時や、土や汚れ傷などを防ぎたい時には、別売りとなる防水ケースを購入されるのが良いかと思います。

残念ながら従来モデルのBrave7 LEでは、防水ケースが付属アクセサリーとして用意されていましたが、今回のBrave7では含まれていません。その辺りは注意が必要です。

Brave LEでは付属されていた防水ケース。今回のBrave7(当記事で話題に挙げている製品)では含まれていないので注意が必要
Brave LEでは付属されていた防水ケース。今回のBrave7(当記事で話題に挙げている製品)では含まれていないので注意が必要 ©

また、本体裏面は大きな液晶パネルを備えています。こちらは、タッチパネルの操作によって、撮影した写真動画や設定画面を好きなように切り替えることができます。

AKASO Brave7アクションカメラの使い方

AKASO Brave7では、本体に備わっているボタンの数が、ごくわずかなので、操作方法は非常に単純となっています。

アクションカメラのボタン外観。上面と側面にボタンが配置されている
アクションカメラのボタン外観。上面と側面にボタンが配置されている ©

AKASO Brave7アクションカメラの簡単な操作方法を見ていきたいと思います。アクションカメラには次のように3つのボタンが備わっています。

アクションカメラのボタンや各部(説明書より抜粋)
アクションカメラのボタンや各部(説明書より抜粋) ©
アクションカメラのボタンや各部2(説明書より抜粋)
アクションカメラのボタンや各部2(説明書より抜粋) ©

それでは、ボタン各部で何の操作ができるのかを見ていきましょう。

  • ①:電源・撮影ボタン・決定ボタン

    長押しするとカメラが電源ONとなります。さらに、カメラが起動中に1回押すと撮影を開始できます。また、設定画面中では、1回押すと選択項目の決定となります。

  • ⑨:上ボタン・Wi-Fiボタン

    設定画面の中で、項目の移動ができます。長押しするとWi-Fi接続待機モードとなり、スマートフォンアプリ「AKASO Go」と接続できます。Wi-fiに接続するには、接続パスワード「1234567890」を入力します。

    出来ることは従来製品と同じですので、上記の解説動画をご覧ください。

  • ⑩:下ボタン

    設定画面の中で、項目の移動ができます。

ただし、モード(動画・静止画・設定画面)の切り替えはタッチスクリーン操作が必要です。画面を左右にスワイプすると、静止画と動画の撮影モードを切り替えできます。設定画面へは、画面中の歯車のアイコンをタップします。

AKASO Brave7の操作方法は至ってシンプルで、撮影を開始したり電源のON・OFFが切り替えできます。付属のケースや、別売りの防水ケース上からでも、同様の操作ができるので、様々なシーンで困ることは少なそうです。

AKASO Brave7背面タッチパネルによる設定方法

AKASO Brave7アクションカメラでは、撮影に関する詳細設定やモード変更を背面液晶のタッチパネル操作で行うことになります。

まずは詳細設定を見ていきましょう。右下の歯車アイコンをタップすると、設定画面へ移行します。

右下の歯車アイコンをタップすると、設定画面へ
右下の歯車アイコンをタップすると、設定画面へ ©

購入時には各設定が英語表記となっていますので、表示される設定項目の中で、Lungageを選ぶと日本語に変更することもできます。

画質設定と手ブレ補正の設定

歯車をタップすると、表示されるのが設定画面となります。写真撮影モードまたは動画撮影モードによって、設定できる項目が変わりますが、例えば動画撮影では次のような項目が表示されます。

動画の撮影設定
動画の撮影設定 ©

ここでは動画設定の一部をご紹介していきます。

例えば、上記の画像では、オレンジ色の項目で手ブレ補正の設定ができます。動画撮影設定では手ブレ補正を使うかどうかの設定が用意されていますので、基本的にはONにして使うのがオススメです。

また、以下の動画設定では、4Kや1080pなどの記録したい解像度や画質を選択することができます。こちらのカメラでは4Kが最高画質となります。

動画の撮影設定 > 解像度
動画の撮影設定 > 解像度 ©

AKASO Brave7の画質設定(解像度・フレームレート)は次の設定ができます。

解像度 フレームレート
4K 30fps
2.7K 30fps
1080p 90fps
1080p 60fps
1080p 30fps
720p 120fps
720p 60fps
720p 30fps

手ブレ補正は30fpsで使用できます。

手ブレ補正の注意点

手ブレ補正は、動作画質設定で60FPSや90FPSなどの、高いフレームレートやスローモーションを選ぶと、手ブレ補正が使えなくなります。

モード変更(写真や動画撮影モード)

AKASO Brave7で撮影モードを写真や動画モードへ切り替えるには、画面上の設定文字の箇所をタップするか、左右にスワイプします。

撮影モードを切り替えるには、この箇所をタップする
撮影モードを切り替えるには、この箇所をタップする ©

以下の画面のように、動画撮影モード、写真撮影モードごとに、いくつかの機能が用意されています。

動画撮影モードの各機能
動画撮影モードの各機能 ©

通常の動画撮影モードに加えて、ループ録画、タイムラプス、スローモーションなどが使えます。

写真撮影モードの各機能
写真撮影モードの各機能 ©

通常の写真撮影に加えて、連写やタイムラプス撮影、セルフタイマー起動による撮影ができます。

写真撮影モードと設定

写真撮影モードに変更すると、同様にして、写真設定や詳細設定の画面も用意されていますので、細かい箇所まで変更することができます。

写真の撮影設定 画面
写真の撮影設定 画面 ©

面白いことに、AKASO Brave7では撮影した写真データのRAWデータ(DNGファイル)を記録できます。

写真データの出力ファイル形式を選べる
写真データの出力ファイル形式を選べる ©
JPEGとDNGを選ぶことができる
JPEGとDNGを選ぶことができる ©

写真の画質にこだわりたい場合は設定をJPEG+DNGにしておくと良いでしょう。DNGファイルは、あとから写真編集ソフトで、明るい部分と暗い箇所の補正などがしやすいと思います。

撮影したーデータの確認方法

撮影した写真データや動画を再生するには、画面の左にあるプレビューアイコンをタップします。

撮影したデータの確認は、こちらのアイコンをタップする
撮影したデータの確認は、こちらのアイコンをタップする ©
撮影データを選ぶと、写真や動画の再生ができる
撮影データを選ぶと、写真や動画の再生ができる ©

AKASO Brave7アクションカメラのアクセサリー

続いて、AKASO Brave7 4Kアクションカメラに含まれるアクセサリーについて見ていきたいと思います。Brave7の付属アクセサリーはシンプルな内容となっています。

付属されるアクセサリ一覧
付属されるアクセサリ一覧 ©

中でも、付属のリモコンが良く作られていて、液晶ディスプレイによる情報表示ができるようになっています。こちらで、撮影中なのかや、撮影時間、撮影枚数を確認することができます。

現在の時刻やバッテリー残量も確認できる
現在の時刻やバッテリー残量も確認できる ©
動画撮影中はリモコンのLED点灯でも把握できる
動画撮影中はリモコンのLED点灯でも把握できる ©
リモコンの使い方や機能
リモコンの使い方や機能 ©

Brave7のアクセサリーは、ヘルメットに装着したり、バイクに固定したりして撮影するなど、色々な用途に使うことができます。モトブログなどが流行ってるかと思いますが、バイクにもカメラの取り付けができます。

以下は説明書で説明されているアクセサリーの使用例です。

アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例1
アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例1 ©
アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例2
アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例2 ©
アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例3
アクションカメラに含まれるアクセサリー使用例3 ©

予備バッテリーと充電方法について

AKASO Brave7 4Kアクションカメラは予備バッテリーも付属しており、本体のバッテリーを含めると2つのバッテリーが用意されています。

アクションカメラのバッテリー
アクションカメラのバッテリー ©

充電する際には、付属されている充電器や、カメラ本体にUSBケーブルを接続して充電することができます。外出時はモバイルバッテリーを使って充電するのが大変便利です。

USB端子経由で充電したり、モバイルバッテリーで充電が可能
USB端子経由で充電したり、モバイルバッテリーで充電が可能 ©

私の場合は、以下のモバイルバッテリーを使っています。

またUSBからの電源供給によって、カメラを連続使用させることができます。USB接続を行っている場合は、バッテリーを入れなくても電源オンとなりますので、ドライブレコーダーとして活用できます。

AKASO Brave7の日本語取扱説明書(PDF)について

アクションカメラの取扱説明書はPDFで用意されています。詳しい操作方法は下記のPDFファイルを御覧ください。

AKASO
AKASO Brave7の日本語取扱説明書
121ページ以降に日本語記載の説明書があります。

痒いところに手が届く便利なアクセサリー

AKASO Brave7では、更にあると役立つアクセサリーがあります。気になった方は以下をチェックしてみてください。

AKASO Brave7で撮影した動画撮影例

AKASO Brave7 4Kアクションカメラで撮影した動画は、近日Youtubeで解説していく予定です。

  • 手持ちの簡単な撮影例
  • 手ぶれ補正の効果
  • アクションカメラ本体のマイクや、外部マイクの音声

上記の使用感想について分かる動画となっています。

アクションカメラは、その他にも様々な製品がありますので、詳しくはおすすめのアクションカメラ一覧をご覧ください。