10月上旬から中旬になると、長野県の白駒池や御射鹿池では紅葉が始まります。今回は三河のフォトサークルであるteam覚醒の写真イベントに参加させていただきました。
御射鹿池はまだまだ青々としていましたが、白駒池はまさに見頃(11月上旬)を迎えており、緑・黄・赤の三色に色付いていました。
Colorful lake ©
こちらの写真はFlickr Exploreやオンライン・パズルゲームのJigsaw Explorerにて、コンテツとなりました。
この日は紅葉シーズン真っ盛りということで、渋滞を避けるため前日の深夜に現地入して車内泊しました。白駒池の駐車場からも星空が綺麗でしたが、翌日のために体を休めておきます。駐車場は白駒池から北西のメルヘン街道沿いにありました。
場所やアクセス方法は?
風景撮影の強い味方FE90マクロ
わずかに風が吹き付ける中、穏やかになる瞬間を狙ってみました。池面も水鏡となって紅葉が写り込むので、とても幻想的な風景を眺めることができました。それにしてもマクロレンズのFE 90mm FE 90mm F2.8 Macro G OSSは凄まじい解像感の写真を吐き出します。
SONYフルサイズ用のマクロレンズです。特に開放F2.8で色収差が見られない点や隅々まで解像する良所は、マクロ撮影や風景撮影で威力を発揮してくれるはずです。また本体内蔵のフォーカスリミッタースイッチを活用すると動く人物に対してAFの追従性が高いのも見逃せないポイントです。マクロや風景以外に子供の撮影にも活躍できるFEレンズの中でもおすすめレンズです。
α7RIIの等倍画像で見ると木の枝までしっかり写ってます(笑)。寄っても楽しいんですが、風景写真でも積極的に使いたいと思える1本です。よろしければスマホなどでピンチイン(拡大)してご覧ください。
等倍表示 α7RII + SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G Lightroomでシャープを無効にして書き出したもの ©
3枚連写からのHDR合成
この日は教えてもらったブラケット連写を実践。α7RIIのEVブラケットで3枚連写し、後からLightroomのHDR合成で現像してみました。ただ、こちらの写真のように太陽光や強い日差しの入らない場面では、1枚の撮影でもハイライトからシャドーまで十分確保できてしまいます(詳しくは以下の2枚目の画像)。正直なところ3枚連写は無駄打ちだった気がしますが、今回はとりあえず練習ということで、HDRにトライしてみました。HDRと聞くと後処理が色々難しいイメージだったんですが、実際に挑戦してみるとあっさり輝度が繋がってしまいます。凄いですよねLightroom。どんどん便利になっていきます。
α7RII EVブラケット (Exposure bracketing) -EV ©
α7RII EVブラケット (Exposure bracketing) ±EV 輝度情報が全て1枚に収まっている ©
α7RII EVブラケット (Exposure bracketing) +EV ©
一枚のJPEG画像(撮って出し)で挑むなら、3枚目くらいの露出よりも更に明るめがいいですかね?空は曇っているので真っ白だったのがちょっと残念でしたが、白駒池ならではの風景を楽しむ事ができて良い一日を過ごす事ができました。