磁石の力でレンズフィルターの脱着が簡単になった「K&F Concept ND1000・ND64・ND8 磁気フィルター」を使ってみました!

レンズ前面に取り付けるアダプターリングによって、NDフィルターが吸着し、使わない時には素早くフィルターを取り外す事が可能になります。今回は大は小を兼ねるという事で、φ82mmのフィルター口径を持つND1000フィルターとND64、ND8を選んでみました。

使い方としては、予め製品に含まれるアダプターリングをレンズに取り付けておきます。

磁石の力によってフィルターが吸着される!
磁石の力によってフィルターが吸着される! ©

実際に使ってみた様子は、以下のYoutubeでもご紹介しています。

そして、上記の画像のように、フィルターを近づけると、アダプターリングの磁力によって吸着されます。

フィルターを近づけると、吸着されます
フィルターを近づけると、吸着されます ©

NDフィルターは、その値が大きいほど暗くなり、シャッタースピードを遅く設定して撮影することができます。滝の流れや海面の潮の流れをゆっくり表現するのに役立ちます。

ND1000フィルターを使用した写真撮影例。カメラ:SONY α6600|画角:22mm F11.0|シャッタースピード:0.5秒|ISO 100
ND1000フィルターを使用した写真撮影例。カメラ:SONY α6600|画角:22mm F11.0|シャッタースピード:0.5秒|ISO 100 ©

撮影する時間帯や環境によっても明るさが異なりますので、ND1000やND64、ND8を揃えておくと、必要に応じて素早く撮影することができます。

当記事では、更にもう少し細かく特徴を見ていきたいと思います。

マグネットタイプのレンズフィルターのレビュー

マグネット対応レンズフィルターの内容物

それではまず、K&F Conceptのレンズフィルターの内容物を見ていきましょう。購入すると、次のような中身になっており、元箱とフィルターを保護する専用ハードケースが用意されています。

製品の中身
製品の中身 ©

フィルターを持ち運ぶ上ではシンプルで荷物にならないので、十分な内容だと思います。

フィルターの中身
フィルターの中身 ©

更に、嬉しいポイントは同梱されるフィルター類の他にレンズキャップも用意されています。こちらも裏面は磁石で吸着・脱着ができるものとなっており、非常に便利です。

磁気に対応したキャップ
磁気に対応したキャップ ©
やはりこちらも装着が簡単です
やはりこちらも装着が簡単です ©

まとめると、フィルターの中身は次の通りです。

  • フィルターケース

    付属される保護ケースです。持ち運びに便利で薄くて荷物にならない所が良いです。

  • アダプターリング

    カメラのレンズ前面に装着するリング状の製品。磁気を帯びており、脱着を容易にします。

  • フィルター本体

    ND1000フィルターやND64、ND8などが別々の製品として用意されており、減光効果によってスローシャッター撮影を行いやすくします。

    磁気フィルターはND1000・ND64・ND8が用意されている
    磁気フィルターはND1000・ND64・ND8が用意されている ©

    例えば、夜明けや夕暮れ時の撮影ではND1000が最適です。

    当記事で紹介しているフィルター以外にもCPLフィルターやプロテクターのセットブラックミストフィルター(ブラックディフュージョンフィルター)もあります。

  • レンズ保護キャップ

    ホコリや傷などからレンズを守ってくれます。こちらも磁気によって吸着・脱着が簡単です。

    キャップ裏面はアダプターリングやフィルター本体にハマるような形状となっている
    キャップ裏面はアダプターリングやフィルター本体にハマるような形状となっている ©

レンズフィルターは大きめのサイズを選ぶのがオススメ

レンズフィルターは使用するレンズによって、前玉の口径サイズが異なります。理想は、そのサイズにあったフィルターを、その都度購入する事なんですが、以下のようなステップアップリングを用意すれば、1枚のフィルターを使い回すことも可能です。