磁石によって取り外しが簡単なレンズフィルターが、K&F Conceptから登場しました。レンズフィルターが3枚用意されいるセット製品となっており、レンズプロテクターやND1000、CPL(サーキュラーPLフィルター)が含まれます。今回は大は小を兼ねるという事で、φ82mmのフィルター口径を選んでみました。
【5in1磁気カメラフィルターセット】マグネットにより、フィルターの脱着が簡単になります。パッケージ内容は、ND1000フィルター1枚、CPLフィルター1枚、MCUVフィルター1枚、フィルターバッグ1枚、アダプターリング1個。58mmだけでなく色々なフィルターサイズにも対応。
磁石の力によって脱着が用意になった ©
こんな感じでフィルターを近づけると、磁力によって吸着されます。
フィルターを近づけると、吸着されます ©
こちらのフィルターセットの良いところは、ND1000フィルターが付属してくるところです。ND1000フィルターでは、海岸や滝などの水の流れを面白い表現で楽しむことができます。
ND1000フィルターを使用した写真撮影例 ©
当記事では、更にもう少し細かく特徴を見ていきたいと思います。
マグネットタイプのレンズフィルターのレビュー
マグネット対応レンズフィルターの内容物
それではまず、K&F Conceptのレンズフィルターの内容物を見ていきましょう。購入すると、次のような中身になっています。
製品の中身 ©
レンズフィルターを収納するポーチは、側面に持ち運びやすい形状で作られています。
付属ポーチ ©
ポーチを開くと、4枚のレンズフィルターやアダプターが収納されています。
付属ポーチを開けるとレンズフィルターが収納 ©
レンズフィルターやアダプター ©
アダプター(左上)・CPLフィルター(右上)・レンズプロテクター(左下)・NDフィルター(右下) ©
フィルターの中身は次の通りです。
フィルターアダプター
付属される以下3枚のレンズフィルターをマグネットの磁力により装着できます。
ND1000 フィルター
水や海の流れを美しく表現したり、明るすぎる場面で減光することができます。
ND1000フィルターを使用した撮影例。 ©
海の波打ちがある場所でも、スローシャッターによって、静寂さを表現することができます。この製品の他にもキャップ付属のND64やND8フィルターを個別で入手して、磁気フィルターとして利用できます。
CPLフィルター
空の色合いを鮮やかに写真撮影したり、ガラスや水面の映り込みを消したりできます。
空を鮮やかに撮影できる ©
レンズプロテクター(UVコーティング有り)
ホコリや傷などからレンズを守ってくれます。
記事で紹介している製品以外にも、ブラックミストフィルター(ブラックディフュージョンフィルター)や各種NDフィルター(磁気タイプ)があります。同じようにマグネットによる脱着と装着の形状が同じですので、フィルターを重ねて使用することができます。
磁石タイプのレンズフィルターの使い方
このK&F Conceptの磁石タイプのフィルターを使う方法は、とってもシンプルです。横から見ていくと、各レンズフィルターやアダプターは薄型に作られています。
各フィルターやアダプターは薄型設計になっている ©
もし、既にレンズへレンズプロテクターを装着していた場合には、予め外しておくと良いかと思います。
既にレンズプロテクターを装着している場合は外してから使うと良いです ©
まずは、付属されるフィルターアダプターを装着していきます。
まずアダプターを装着していく ©
その次に、装着したいフィルターをはめていきます。冒頭でもご紹介している通り、磁力により脱着できるタイプなので、一般的なねじ込み式とは違い、脱着がとても手軽で短時間に行なえます。
続いてフィルターをはめていく ©
レンズフィルターは大きめのサイズを選ぶのがオススメ
レンズフィルターは使用するレンズによって、前玉の口径サイズが異なります。理想は、そのサイズにあったフィルターを、その都度購入する事なんですが、以下のようなステップアップリングを用意すれば、1枚のフィルターを使い回すことも可能です。
大きめのフィルターを1枚買っておき、このリングで様々なサイズのレンズに使い回す事ができるのが特徴。