磁石によって取り外しが簡単なレンズフィルターが、K&F Conceptから登場しました。レンズフィルターが3枚用意されいるセット製品となっており、レンズプロテクターやND1000、CPL(サーキュラーPLフィルター)が含まれます。今回は大は小を兼ねるという事で、φ82mmのフィルター口径を選んでみました。

磁石の力によって脱着が用意になった
磁石の力によって脱着が用意になった ©

こんな感じでフィルターを近づけると、磁力によって吸着されます。

フィルターを近づけると、吸着されます
フィルターを近づけると、吸着されます ©

こちらのフィルターセットの良いところは、ND1000フィルターが付属してくるところです。ND1000フィルターでは、海岸や滝などの水の流れを面白い表現で楽しむことができます。

ND1000フィルターを使用した写真撮影例
ND1000フィルターを使用した写真撮影例 ©

当記事では、更にもう少し細かく特徴を見ていきたいと思います。

マグネットタイプのレンズフィルターのレビュー

マグネット対応レンズフィルターの内容物

それではまず、K&F Conceptのレンズフィルターの内容物を見ていきましょう。購入すると、次のような中身になっています。

製品の中身
製品の中身 ©

レンズフィルターを収納するポーチは、側面に持ち運びやすい形状で作られています。

付属ポーチ
付属ポーチ ©

ポーチを開くと、4枚のレンズフィルターやアダプターが収納されています。

付属ポーチを開けるとレンズフィルターが収納
付属ポーチを開けるとレンズフィルターが収納 ©
レンズフィルターやアダプター
レンズフィルターやアダプター ©
アダプター(左上)・CPLフィルター(右上)・レンズプロテクター(左下)・NDフィルター(右下)
アダプター(左上)・CPLフィルター(右上)・レンズプロテクター(左下)・NDフィルター(右下) ©

フィルターの中身は次の通りです。

  • フィルターアダプター

    付属される以下3枚のレンズフィルターをマグネットの磁力により装着できます。

  • ND1000 フィルター

    水や海の流れを美しく表現したり、明るすぎる場面で減光することができます。

    ND1000フィルターを使用した撮影例。
    ND1000フィルターを使用した撮影例。 ©

    海の波打ちがある場所でも、スローシャッターによって、静寂さを表現することができます。この製品の他にもキャップ付属のND64やND8フィルターを個別で入手して、磁気フィルターとして利用できます。

  • CPLフィルター

    空の色合いを鮮やかに写真撮影したり、ガラスや水面の映り込みを消したりできます。

    空を鮮やかに撮影できる
    空を鮮やかに撮影できる ©
  • レンズプロテクター(UVコーティング有り)

    ホコリや傷などからレンズを守ってくれます。

記事で紹介している製品以外にも、ブラックミストフィルター(ブラックディフュージョンフィルター)各種NDフィルター(磁気タイプ)があります。同じようにマグネットによる脱着と装着の形状が同じですので、フィルターを重ねて使用することができます。

磁石タイプのレンズフィルターの使い方

このK&F Conceptの磁石タイプのフィルターを使う方法は、とってもシンプルです。横から見ていくと、各レンズフィルターやアダプターは薄型に作られています。

各フィルターやアダプターは薄型設計になっている
各フィルターやアダプターは薄型設計になっている ©

もし、既にレンズへレンズプロテクターを装着していた場合には、予め外しておくと良いかと思います。

既にレンズプロテクターを装着している場合は外してから使うと良いです
既にレンズプロテクターを装着している場合は外してから使うと良いです ©

まずは、付属されるフィルターアダプターを装着していきます。

まずアダプターを装着していく
まずアダプターを装着していく ©

その次に、装着したいフィルターをはめていきます。冒頭でもご紹介している通り、磁力により脱着できるタイプなので、一般的なねじ込み式とは違い、脱着がとても手軽で短時間に行なえます。

続いてフィルターをはめていく
続いてフィルターをはめていく ©

レンズフィルターは大きめのサイズを選ぶのがオススメ

レンズフィルターは使用するレンズによって、前玉の口径サイズが異なります。理想は、そのサイズにあったフィルターを、その都度購入する事なんですが、以下のようなステップアップリングを用意すれば、1枚のフィルターを使い回すことも可能です。