8,000円前後と低価格で小型のアクションカメラTENKER N5 Pro 4K WIFI アクションカメラの外観レビューと簡単な使い方を解説したいと思います。
TENKER N5 Proは、防水対応アクションカメラの中でも値段が安い製品にあたります。また、手ぶれ補正に対応している事や、揺れを検出して撮影を開始する機能が搭載されています。こちらはドライブレコーダーとして活用できる機能です。写真撮影では2000画素に対応。動画は4Kという大きな動画サイズやHD(フルハイビジョン)、写真撮影ができますので、コストパフォーマンスに優れたカメラです。
TENKER 4K WIFI アクションカメラ 1080PフルHD 1200万画素(型番:N5 Pro) ©
アクセサリも付属しています ©
購入は以下からできます。
4K UHD映像や2000万画素の写真を撮影できるアクションカメラです。手ぶれ補正(EIS)や30m防水ケースが付属しています。動体検知機能により、ドライブレコーダーとしても活用できます。
今回はメーカーさんよりカメラの実機をご提供いただきましたので、TENKER N5 Proについて詳しくレビューしていきます。30m防水対応のケースにより、旅行先で水中撮影をしたり、サーフィン、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツや、ツーリングなどのカメラが濡れてしまうシーンでも、積極的に持ち出せます。また、中国メーカーのアクションカメラは、次のようなものがあります。
それではTENKER N5 Proについて更に詳しく見ていきましょう。
目次
TENKER N5 Proで撮影した動画
TENKER 4Kアクションカメラで撮影した映像をYoutubeにも公開していますので、宜しければご覧ください。
動画の撮影例では、4Kの映像や各動画撮影サイズごとの手ぶれ補正の効果が分かります。撮影した動画では、太陽が映り込むシーン(逆光)で、空のグラデーションが怪しげになるのが残念ですが、手ぶれ補正の効き目はなかなか良さそうです。撮影する際には太陽を背に撮影するとキレイな映像が撮れると感じます。
TENKER N5 Proで撮影した写真
TENKER N5 Pro 4Kアクションカメラを使うと次のような写真が撮れました。
TENKER N5 Proで撮影した写真1 ©
日付表示を写真に入れることも可能です。
TENKER N5 Proで撮影した写真2 ©
太陽に向かって正面に近い位置で撮影すると、青空のグラーデーションが芳しくありません。ここはちょっと残念な所です。
TENKER N5 Proで撮影した写真3 ©
TENKER N5 Proの使い方や外観
TENKER 4Kアクションカメラの外観と、使い方については以下の記事をご覧ください。
アクションカメラの操作方法 ©
取扱説明書は日本語となっており、操作方法が分かりやすく記載されています。
日本語の取扱説明書 ©
TENKER N5 Proのアクセサリー
TENKER 4Kアクションカメラに含まれるアクセサリーとその使い方については下記の記事で詳しく解説しています。
ヘルメットに取り付けるためのアクセサリー ©
バラバラにするとこうなります ©
予備バッテリーも付いていますので、本体のバッテリーを含めて2つのバッテリーが用意されています。
バッテリーが合計2個付属 ©
バッテリー1つの持続時間はフル充電で70分ほどです。2つで合わせて2時間程度撮影ができます。
充電する際には、カメラ本体にUSBケーブルを接続して充電します。外出時はモバイルバッテリーを使って充電するのが大変便利です。
スマホ用の充電器や、モバイルバッテリーで充電が可能 ©
私の場合は以下のモバイルバッテリーを使っています。
各ポート2.4A、合計で4.8A出力が可能なモバイルバッテリーです。フルスピード充電技術によって超高速充電を実現。缶ジュース1個分(350g)ほどの重さしかないのが特徴です。価格が抑えられたAnkerPowerCore13000も人気が高い。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
TENKER N5 ProにおすすめのmicroSDカード
また、撮影にはmicroSDカードが必要になります。TENKER N5 Proには32GBから64GBまでの容量に対応しています。
microSDが必要 ©
おすすめのSDカードは、私も使っているこちらの東芝製SDカードです。
4K動画などの大きな動画サイズを記録するのに適したmicroSDカードです。U3という規格に対応した製品の中でも、比較的お手頃な価格帯であり国産メーカーで安心できる製品です。また、パソコンにデータを保存する際にはSDカードリーダーがあると便利です。
TENKER N5 Proをスマートフォンからリモート操作する
アクションカメラをスマートフォンの専用アプリCamking(無料)から遠隔操作する事ができます。
スマホアプリから遠隔で撮影が可能 ©
また、撮影方法やスマートフォンへの写真・動画保存については下記の記事をご覧ください。
撮影時間の目安
付属のバッテリー1つで撮影できる時間はおよそ70分です。また撮影できる時間は次の通りです。
設定 | 連続撮影時間 |
4K・25fps | 70分 |
1080P・60fps | 90分 |
※32GBのmicroSDカード使用時の目安です。映像サイズ表記の意味については、下記の解説が参考になります。
総評:価格が安く手ぶれ補正に搭載した4Kアクションカメラ
私の感覚的な評価は次のとおりです。GoProやその他のライバル製品を使い比べた感想です。
画質:★★★☆☆ (3)
動画撮影は4K・25fps、2.7K・30fps、1080p・60fpsなどに対応。写真撮影は2000万画素に対応しています。また動画サイズとして一般的な1080P(HD)60fpsでは強力な手ぶれ補正が使えます。画質は太陽を背にした撮影では綺麗に撮れますが、太陽が入り込むような明るい箇所と暗い箇所が一緒に映り込むシーンは苦手のようです(詳しくは撮影動画サンプルを参照)。
操作性:★★★★☆ (4)
画面はGoProを意識したのようなアイコン表記や、日本語表記のメニューが分かりやすい印象です。カメラ本体にボタンが4つあり、防水ケースを装着した状態で撮影や設定が行えます。残念ながらタッチパネル操作には対応していません。
価格の安さ:★★★★★ (5)
価格が非常に安いです。8,000円前後で購入でき、アクションカメラの代表格であるGoProと比べて1/5程度と低価格。コスパは非常に優れています。
機能の豊富さ:★★★★☆ (4)
アクセサリーが豊富で使いやすいものが揃っており、防水ケースにより水中撮影も可能です。また、手ぶれ補正が搭載されている点やドライブレコーダー機能、Wi-Fi通信によってアプリから遠隔操作で各種操作が行えるなど機能は豊富です。ただし、アプリからの遠隔撮影では、4K動画の撮影ができない事や、撮影した写真や動画ファイルの保存が難しいことが難点です。
比較的安い価格帯で、一眼レフなどのカメラを使うのに抵抗感があるシーンや、お子さんへのカメラプレゼントとしてもオススメだと思います。修学旅行や留学時の撮影にいかがでしょうか。