本格的なドローンはDJIのMavic Airが有名ですが、値段が10万円を超えてしまう高い商品です。

これに対してドローンのTelloは、価格が1万円前後でとても安いのですが、ホバリングや手ぶれ補正に対応しているので、安定した飛行や飛行中の写真や動画撮影が楽しめる製品です。またドローンメーカーとして大手のDJIが関わっている製品なので、安心感も高めです。

また、iPhoneやAndroidなどのスマホで飛行中の映像を確認しながら飛行できます。見た目は80gと軽く小型なので片手に乗るサイズ感で非常にコンパクトです。本格的なドローンが高くて買えない方にも入門機としておすすめです。

目次

Telloの主な特徴

Telloの特徴は次の通りです。

  • 10分〜13分間飛とばせる
  • 電子ブレ映像補正機能を搭載。飛行中もブレの少ない映像が楽しめる
  • 飛行できる高さは10m以内
  • 720Pの動画や500万画素の静止画が撮影できる
  • GPSは非搭載
  • 無風では安定性が高い
  • ブラシレスモーターではない
  • microSDカードに非対応
  • レンズを下方向へ手動調整できない

Tello購入時に併せて買っておくと便利なもの

ドローン購入時に買っておくと便利なものは次のとおりです。特に予備のバッテリーを購入しておくと、一度に飛行できる時間を伸ばせるのでおすすめです。

複数のバッテリーを一度に充電できる、充電ハブも便利です。

また、ドローンの持ち運びに便利なケースも購入しておくと、移動時に楽です。

その他にコントローラーや予備のプロペラがあると安心です。

Telloの動画撮影でコマ落ちを防ぐにはWi-Fi中継機

TelloはWi-Fi接続時にカクカクした映像やコマ落ちしたような現象が起こるときがあります。

これについては、Wi-Fiの電波干渉や飛距離に原因があるようです。室内で映像を改善するには、Wi-Fi無線ルーターなどの機器を一旦オフにすると上手くいく場合もあるようです。

また、野外で映像を綺麗に撮るにはWi-Fi中継機があると、コマ落ちせず安定した映像を楽しめるようです。

Wi-Fi中継器は、上記のようなUSBから電源を供給できる小型のものがおすすめです。

Telloで使えないスマートフォンがある!?

Telloで安定した映像を確認できるスマートフォンには限りがあり、動作検証された推奨機種というのが公開されています。

Ryze Tech
Telloダウンロード・コントローラーについて

具体的には次のような機種でTelloのコントロールができるようです。

OS 対応機種
iOS(Apple) iOSバージョン9.0以降のiPhone5S、iPhone SE、iPhone6、iPhone6Plus、iPhone6s、iPhone6sPlus、 iPhone7、iPhone7Plus、iPhone8、iPhone8Plus、iPhoneⅩ、iPad mini4、iPad mini4Wifi+Cellular
Android(Google) Androidバージョン4.4.0以降のSamsung S5、Samsung S6edge、Samsung S7、Samusung Galaxy note3、Samusung Galaxy note4、Huawei Honor8、Huawei Honor9、Huawei P8Max、Huawei P10、Huawei Honor V8、Huawei P9、Huawei nova2、Redmi 4A、OnePlus5、Xiaomi6、Xiaomi Note3、 vivoX6、Google Pixel1XL、Google Pixel2