Worlde EasyControl9という中国の楽器メーカーが作ったMIDIコントローラーを目にする機会が増えました。
今回は、EasyControl9の機能やカスタマイズ方法についてまとめます。また、その他にも様々なMIDIコントローラーが存在しますが、MIDIコントローラーについては以下をご覧ください。
目次
EasyControl9のMIDIをカスタマイズする方法
MIDIコントローラーから送信できるMIDI信号のカスタマイズは、専用ソフトウェアが提供されています。
専用ソフトウェアを使うと、MIDIのマッピングを変更できます。例えば、以下はWorlde Easy Control Editorの使用例です。
EasyControl9はEasy Control EditorでMIDI信号をカスタマイズ可能 ©
中国メーカーということで、マニュアルも不親切ですが、使用上は特に問題なく扱うことができそうです。
EasyControl9と似てるnanoKontrol
Worlde EasyControl9と似た機材があります。KORG nanoKONTROLという製品なのですが、両者を見比べると操作できるツマミやスライダーの構成が非常に似ている事がわかります。
私も愛用しているnanoKONTROL(第1世代モデル)です。
こちらもMIDIのカスタマイズソフトが用意されています。
残念ながら現在では、KORG nanoKONTROLは製造終了となっています。中古品しか出回っていない現状を考えるとEasyControl9を使うのもアリだなと感じます。
どちらも、ツマミやスライダーやボタンで構成されており、MIDI信号によってPCのソフトウェアを自由に操作できます。EasyContorlには左側にホイールとフェーダーが備わっています。これに対して、nanoKontrolはボタンが多めです。
小さい見た目とは逆に、操作できる内容が豊富なのが特徴です。これは、両者の機種に搭載されている「シーン機能」や「バンク機能」のお陰です。シーン機能やバンク機能により、見た目のツマミやスライダーやボタン数の4倍の操作を割り当て(アサイン)可能です。