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MIDI2LRを使ってLightroomの操作へMIDIコントローラーを導入する際の注意点をまとめたいと思います。

Lightroom meets KORG nanoKONTROL
 Lightroom meets KORG nanoKONTROL  photo by tea ©

LightroomのプラグインMIDI2LRで扱う事ができるMIDIコントローラーには、いくつか抑えておきたい長所や短所がありますので、予め確認しておきましょう。また、LightroomのMIDIコントロールについては、下記の記事をご覧ください。

自身のブログ
LightroomをMIDIコントロールするプラグイン「MIDI2LR x nanoKONTROL」

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目次

MIDIコントローラーの注意点

LightroomをMIDIコントロールするプラグイン「MIDI2LR x nanoKONTROL」でもご紹介したMIDIコンですが、それぞれ注意点がありますので、詳しく解説していきたいと思います。

KORG nanoKONTROL

第1世代をオススメする理由は3つあります。

  • 価格が安価、小さく場所をとらない
  • 第2世代に比べてスライダーとツマミが1つ多い
  • シーン切換機能の搭載により操作部位が4倍に

があります。特にシーン機能のお陰で、2世代モデルに比べると4倍の操作部位をLightroom操作に割り当てることができます。第2世代モデルのnanoKONTROL2では、シーン機能が廃止されてしまったので、これは重要なポイントです。

シーン機能がどういったものなのかは、イメージが湧きにくいと思いますので、詳しくはLightroomをMIDIコントロールするプラグイン「MIDI2LR x nanoKONTROL」後半の「シーン1基本補正とプロファイル」で使用例と供に詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

大まかに説明すると、シーン機能が搭載されているMIDIコントローラーでは、以下のように4つのパターンで割りてが可能になります。

  • SCENE1

    つまみ9個、スライダー9個、その他ボタン18個
    →(アサインの例)Lightroomの基本補正の調整を割り当てる

  • SCENE2

    つまみ9個、スライダー9個、その他ボタン18個
    →(アサインの例)Lightroomの色相調整の操作を割り当てる

  • SCENE3

    つまみ9個、スライダー9個、その他ボタン18個
    →(アサインの例)Lightroomの彩度調整の操作を割り当てる

  • SCENE4

    つまみ9個、スライダー9個、その他ボタン18個
    →(アサインの例)Lightroomの明度調整の操作を割り当てる

nanoKONTROLのSCENE1 アサイン例:基本補正とプロファイル
nanoKONTROLのSCENE1 アサイン例:基本補正とプロファイル ©

nanoKONTROLのSCENE2 アサイン例:HSLパネル操作
nanoKONTROLのSCENE2 アサイン例:HSLパネル操作 ©

KORG nanoKONTROLの問題点と注意点

良いこと尽くめに見えるnanoKONTROLですが、幾つか注意点と問題点があります。購入前される方は、予め次の内容を確認しておくと宜しいかと思います。

新品が入手困難

nanoKONTROL第1世代は現在、廃版となっています。つまり新品が出回っていません。入手される場合は中古品を探す事になります。Amazonでもマーケットプレイスで中古品が販売されている事がありますので、小まめにチェックされると良いかと思います。

どうしても新品がご希望の場合は、この後で紹介する以下の機材をおすすめします。

つまみ操作が絶対値なので連動しない事がある

Lightroomで複数の写真を編集する際に気になるのが、つまみ(ノブ)の位置が絶対値でコントロールされてしまう点です。どういうことなのかは、下記の図を用意しましたのでご覧ください。

MIDI2LRのつまみ操作と同期状態
MIDI2LRのつまみ操作と同期状態 ©

上図は、次のようなLightroomの操作を図にしたものです。

  1. 1枚目の写真を明るく調整する (調整例:+1.0EV)

    つまみ操作(A0→A1)とLightroomの露光量の調整は問題なくリンクしている。写真の露光量は+1.0EVに調整された。

  2. 2枚目の写真に移動する

    Lightroomで2枚目の写真へ移動します。1番目の操作により、つまみの位置がA1にあるため、2枚目の写真の露光量値(±0.0EV)とリンクしていない状態からスタートする事になる。

  3. 2枚目の写真を暗く調整する (調整例:-0.5EV)

    A1→A0までのツマミ操作はLightroomに反映されない。2枚目の写真の露光量値の±0.0EVに対応するA0につまみ位置が触れた時点から操作可能となる。つまりA0→A2までの操作がLightroomでリンクする。

実はMIDIコントローラーは、製品によって操作位置の絶対値をコントロールできるツマミと、相対値をコントロールできるツマミに別れるようです。前述しているように、nanoKontrolシリーズは絶対値つまみタイプの製品です。

操作の様子は以下の動画をご覧ください。つまみ操作の一部でリンクしていない所がお気づきかと思います。

実際に、MIDI2LRで操作してみてツマミ操作が好みに合わない方もいらっしゃるかと思います。もし、nanoKontrolのツマミに馴染めない場合は、以下で紹介するベーリンガーのX-TOUCH MINIを導入すると良さそうです。

X-TOUCH MINIは相対値のつまみ位置をコントロールできる、珍しいMIDIコントローラーです。

Behringer X-TOUCH MINI

海外でnanoKONTROLに次いで人気が高いのが、ベーリンガーのX-TOUCH MINIです。先ほども解説した通り、相対値のつまみを備えた貴重なMIDIコントローラーです。つまみ操作には始点と終点が無く、無限回転できる仕様となっているのが特徴です。

日本でもX-TOUCH MINIを導入された方の貴重なレビューがありますので、ご覧ください。

T.Yamanaka氏のnote | note.mu
Lightroom現像用にセットアップしたX-Touch miniのラベルを作った

X-TOUCH MINIは、nanoKONTROLと同様に場所を取らずコンパクトで使い勝手が良さそうな印象です。youtubeではLightroomと伴に使われている動画を多く見ることができます。ただし価格はnanoKontrolの2倍くらい高いです。

 X-TOUCH MINIの注意点

X-TOUCH MINIをLightroomで使用するにはWindowsのPCからファームウェアのインストールが必要になるそうです。Mac OSXのみお持ちの方には敷居が高そうです。

Worlde EasyControl9

Worlde EasyControl9は価格も手頃で場所も取らず、nanoKontrol第1世代のシーン機能と似たものを備えているようです。ただし、マニュアルが海外のものしかなく、機材の使用レビューがまだまだ少ないのが気になるところです。

EasyControl9を導入された日本語のブログでは、以下のレビュー記事がとても参考になります。

やっさんの鳥撮りワールド
MIDIコントローラーでLightroomの操作

EasyControl9は、メーカーから提供されているソフトウェア「Easy Control Editor」でMIDI信号のカスタマイズも可能です。

EasyControl9はEasy Control EditorでMIDI信号をカスタマイズ可能
EasyControl9はEasy Control EditorでMIDI信号をカスタマイズ可能 ©

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MIDIコントローラーをLightroomに導入する際の注意点 - TPB
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