水槽に虫や鳥などの動物が入るのを防ぐ、簡単な対策方法について書きたいと思います。

屋外のビオトープは、メダカの天敵であるヤゴの卵を産み付けられたり、鳥が侵入する心配が耐えませんよね。そんな時に備えて防御の準備をしておきましょう。

また、水槽の選び方については、こちらをご覧ください。

目次

ヤゴの動画

こちらがヤゴの様子が分かる映像です。屋外にメダカ水槽があると、ヤゴが発生することがあります。ヤゴはトンボの幼虫ですが、トンボが水槽に卵を産み付けてしまい、メダカを捕まえて食べてしまう事もあります。

6月から7月にかけて大きくなり、最後はトンボになります。小さい時はサカマキガイなどの貝を食べてるところを見かけました。

虫や鳥の侵入を防ぐ簡単な方法

メダカ水槽に虫や鳥を入れない対策としてオススメなのは、水槽の上にビニール袋を被せるという方法です。

私の場合は下記のようなプチプチを使っています。

ポイントは、下層に網目状のものを配置することです。100円均一ショップに行くとワイヤーネットという商品が売られていますので、私はそちらを使っています。

水槽の上にビニールを被せる方法は、冬の越冬時期に風を防ぐ目的としても役に立ちます。

大きい水槽や睡蓮鉢は箱と網で虫対策

これは少し手間が掛かる方法ですが、水槽を箱で覆ってしまう方法も効果的です。

私の場合はホームセンターに売られている木材と、網戸に使われる網で簡単な箱を作りました。先程もご紹介したワイヤーネットを何個か組み合わせても箱のような形状が作れますので、そちらもオススメです。

また以下のように、カラス避けの箱が売っていますのでそちらを使うのも良さそうです。

すだれを睡蓮鉢にかぶせる

木材で枠組みを作るのは大変という方には、100円均一ショップに売られている簾(すだれ)を活用するのもおすすめです。

ヤゴと似てるカゲロウの幼虫

また、これまで見たことがない虫が水槽に泳いでいる事もありました。動きはヤゴにそっくりです。メダカやタニシ、そしてミナミヌマエビを別容器に移した後で、苦労の末ようやく発見したのが、こちらの幼虫です。

尾は3つに分かれており、お腹の辺りにエラみたいなものがウネウネしているのです。あれ…何かヤゴと違うような…。

フタバカゲロウの幼虫

調べたところ、カゲロウの幼虫であることが分かりました。カゲロウはメダカに危害を与えないそうです。

カゲロウの幼虫は蟻地獄(アリジゴク)のように地中で生きる生き物だと思ってたんですが、どうやらカゲロウという生き物は水中で幼虫となるようです。そしてアリジゴクの成虫となるウスバカゲロウは、カゲロウとは別カテゴリの生き物だそうです。全然知らなかったです…

カゲロウ - wikipedia
昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられている。幼虫はすべて水生。
(中略)
クサカゲロウやウスバカゲロウも、羽根が薄くて広く、弱々しく見えるところからカゲロウの名がつけられている。ただし、これらは完全変態をする昆虫で、カゲロウ目とは縁遠いアミメカゲロウ目に属する。