音楽制作で使われるMIDIコントローラーについて解説します。MIDIコンとは何か?や写真の編集、RAW現像などのレタッチ作業との新たな関係についてご紹介していきます。
また、実際にレタッチでMIDIコントローラーを活用する方法については下記の記事が参考になります。
目次
MIDIコントローラーってなに?
MIDIコントローラーの一般的な使い方はこんな感じです。
(引用元:Soundrope)
今では、スマホの音楽アプリを使って手軽に音楽が作れる時代になりました。
MIDIコントローラーは音楽トラック制作や照明演出に愛用されている機材です。その特徴は、ツマミやスライダーの操作をアプリやソフト操作の好きな箇所に割り当てる事ができることです。
MIDI機材は様々なものがありますが、例えばこちらが有名です。
私も愛用しているnanoKONTROL(第1世代モデル)です。
その他の機材については以下をご覧ください。
MIDIコントローラーのメリットとは
音楽制作やその他の作業で、度々困るのが操作性です。PCのソフトを操るのにはマウスやキーボードを使うことになり、感覚的ではありません。
また、スマートフォンやタブレットでは、タッチパネルの機能性が高いとは言っても、全ての操作を画面上で行うのは使い勝手が悪いでしょう。そこで、今でも愛用されているのがMIDIコントローラーです。
…と、音楽制作で話題になるMIDIコントロールなのですが、現在ではLightroomやPhotoshop、Illustratorなどの写真・グラフィック分野でもMIDIコントローラーの活用が注目されています。
Lightroom meets KORG nanoKONTROL ©
MIDIコントローラーで写真編集ソフトを遠隔操作する
写真編集ソフトのLightroomではMIDIを使って遠隔操作できるMIDI2LRが登場しています。
前半でもご紹介したnanoKONTROL(ナノコントロール)と、Lightroomの各操作を連動させてくれるMIDI2LR(ミディトゥーエルアール)と呼ばれる無料プラグインを使っています。
以上の内容をまとめると、次の通りです。
それでは、nanoKONTROLとMIDI2LRを使うと、どのような操作ができるのでしょうか?その様子は下記の動画をご覧ください。
(引用元:youtube | MIDI2LR)
見慣れたLightroomの画像編集や調整を、nanoKONTROLのスライダーで操作しているのが確認できるかと思います。