Macを使ってる方限定の小ネタになりますが、Adobe Lightroomで写真を書き出したら、iPhoneやiPad、Androidなどのスマホで完了したことを知らせる方法を書きたいと思います。

マニアックなのですが、お役に立てましたら光栄です(^^)

iphone notification with lightroom | Sony α7R2 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
 iphone notification with lightroom | Sony α7R2 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM ©

目次

大量の写真をLightroomで処理する

Lightroomの写真書き出しは、書き出す写真が数枚であれば短時間で済みます。ところが、現像すべき写真が大量にあると、相当な時間が必要になる事もありますよね!

そこで今回は、Macの純正アプリ「Automator」と外部サービスの「IFTTT(イフト)」を使って、レタッチ作業完了時にスマホや携帯電話へ通知メッセージを送るような設定にしてみたいと思います。

詳しい手順は別の記事で解説していますので、そちらもご覧ください。当記事では大まかな流れをご紹介していきたいと思います。

Lightroomの書き出しが完了した事を、スマホに連絡する方法の概要

今回は手順の概要を簡単にご紹介していきたいと思います。まずはIFTTTの通知アプレットを設定していきます。

IFTTTは好きな条件(this)を元に、アクション(that)を発生させる事ができる
IFTTTは好きな条件(this)を元に、アクション(that)を発生させる事ができる ©

Automatorには、下記のような感じで、IFTTTへメールを送信するワークフローを予め作っておきます。

メールを送信するAutomatorワークフロー
メールを送信するAutomatorワークフロー ©

続いてAutomatorでアプリを保存しておきます。今回の例ではsendNotification.appという名前にしてみました。

Automatorワークフローを「sendNotification」という名前で保存する
Automatorワークフローを「sendNotification」という名前で保存する ©

あとは、Lightroomの書き出し設定の中のLightroomの書き出し設定 > 後処理でAutomatorアプリを設定しておけば、準備OKです。Lightroomの写真の書き出し後に、Automatorアプリ呼び出され、メール受信したIFFFTがスマホ通知を行ってくれます。

Lightroomの書き出し後設定で、先程保存したAutomatorアプリを登録しておく
Lightroomの書き出し後設定で、先程保存したAutomatorアプリを登録しておく ©

Lightroomの書き出し中は、席を外したり、買い物に出かけたり、他のことに集中することができて大変便利です(^ ^)ぜひお試しください。LightroomとAutomator、そしてIFFFTを連携すると上記で紹介したような動作以外にも応用ができるかと思います。IFFFTの使い方はこちらも参考にしてください。

Windowsユーザーの方はバッチ処理などから同様の処理が行えるかもしれません。もし宜しければお試しください。