SoundPEATS(サウンドピーツ)から出ているワイヤレスイヤホン「Gamer NO.1」を入手してみましたので、ブログで感想をレビューしていきます。Gamer NO.1は、Bluetooth接続によって、スマホやゲームからワイヤレスで繋がり、音声を楽しめるイヤホンです。

ワイヤレスイヤホン SoundPEATS
ワイヤレスイヤホン SoundPEATS ©

ゲーミングイヤホンを意識しているだけあって、LEDのカラフルなデザインが目を惹きますよね 😇

イヤホン本体も白と赤色で光ります(時間がしばらく経つと消灯します)
イヤホン本体も白と赤色で光ります(時間がしばらく経つと消灯します) ©

私自身、イヤホンの初心者なのですが、AirPodsと似ていて、ケースに充電できるタイプ。そして、耳栓のようにゴム状の素材で耳を塞ぐタイプ(カナル型)が好きだったので、この製品にしてみました。

ワイヤレスイヤホン SoundPEATS
ワイヤレスイヤホン SoundPEATS ©

ワイヤレスイヤホンと言うと、片方だけ落として無くしてしまいそうで不安だったのですが、紛失したイヤホンがAirpodsのように値段が高い製品だと、ショックが大きいと思います。これに対して、SoundPEATS Gamer NO.1は、価格が5,000円以下で購入できる安いイヤホンなので、これくらいの価格なら割り切れそうです。

では、実際の音質はどうでしょうか。使ってみて良かったところ、気になったところも、おちゃカメラブログ内でご説明していきます。それでは、詳しく見て行きましょう!

目次:SoundPEATS Gamer NO.1のレビュー

SoundPEATS Gamer NO.1の音質やメリット

では早速、イヤホンの使ってみて良かったところや、気になった所を見ていきたいと思います。

ケースを開くとカラフルに光るデザインがおしゃれ!
ケースを開くとカラフルに光るデザインがおしゃれ! ©

音質のバランスと高音域の伸びが良い

私の場合は家事の合間に、音楽を聞いている事が多いので、次のような感じでスマートフォンのSoundCloudで流した音楽を、イヤホンで聞いてみました。

SoundCloudで音楽を聞いてみた
SoundCloudで音楽を聞いてみた ©

今までは、TaoTronicsから出ている2,000円代のイヤホンを使っていました。左と右がケーブルで繋がっている製品でしたが、Bluetoothイヤホンは、断線などの故障も少なく想像以上に長持ちするんですよね 😲 Amazonの購入履歴から振り返ると、驚くことに2018年くらいに購入したものを未だに使っておりました(笑)

それで、今回のSoundPEATS Gamer NO.1の音質と聴き比べてみると、確かに音質は良い感じがします。言葉では説明しにくいですが「立体感」があるなーと思いました。

高音域の伸びが良い
高音域の伸びが良い ©

音の専門家ではないのですが、立体感を感じた理由は次の理由があると考えています。

  • 高音域の伸びが良い
  • 高音から低音までの音の繋がりが自然

全体のバランスは、Gamer NO.1の方が良い感じです ☺️ 特に高音域はこのイヤホンの得意分野のようで、私が今まで使っていたイヤホンでは聞こえなかった高い音がクリアに聞こえます。高い音から、低い音まで自然に聞こえるので、従来のイヤホンで聞き直してみると「あれ?歪んでるかも!?」と感じるようになりました 😲

ただし、良いところもある一方で気になる点もあります。ここからは購入前に知っておきたい内容も感想としてお伝えしておきたいと思います。

低音域は…?
低音域は…? ©

厳しい目で見ていくと、重低音は苦手なのか?…低音の厚みは僅かながら欠ける印象でした。クラブ・ミュージックやドラム音、ベース音を好む方には、有線ケーブルタイプのイヤホンやヘッドフォンに比べて、物足りなさを感じてしまうかもしれません。高音域がよく出ているだけに、相対的に低音の弱さが目立ってしまっているような気がします。

もう1つ気になる点は、このイヤホンには低音域と高音域を強調してドンシャリ感を出せるゲームモードという音質設定が用意されています。ゲームモードは、左のイヤホンを3回タップして呼び出せる機能です。

この音質も人によって評価が別れそうです。元々、重低音が出ないところへ、無理やり低音域を強調させているようで、結果的に低音が歪んでしまい、心地よい音だとは思えませんでした。私の場合はノーマルモードで音を聞いています。

しかしながら、全体的に見れば、これはBluetoothで聴けるイヤホン音質や、このサイズの製品の限界なのかもしれません。価格・サイズ・ワイヤレスである事を踏まえると、ほとんどの方が十分な音質だと評価されるはずです。

充電やBluetooth等など機能が盛りだくさん

このイヤホンを使っていて、特に良かったのは機能性です。SoundPEATS Gamer NO.1は、音質以外の機能もよく考えられているようで、価格と機能のバランスが非常に良いと感じます。

機能について良かったところ
  • ケースに入れるだけで充電できる
  • Bluetoothの接続設定がとても簡単
  • イヤホンの側面をタッチすると各操作が可能

機能に関しては不満に感じるところはありませんでした。

ケースとワイヤレスイヤホン本体
ケースとワイヤレスイヤホン本体 ©
イヤホンマイクの拡大。裏側は半透明になっている
イヤホンマイクの拡大。裏側は半透明になっている ©

イヤホンの裏側を見ていくと、スケルトン(半透明)になっていて、内部の部品も透けて見えるデザイン。内部で2つ丸い物が見えるのはデュアルドライバーと呼ばれている部品のようです。表面に丸く金色の光沢となっている2点は充電用の接点です。この接点は、ケースの突起によって収納時に自動充電される仕組みとなっています。そしてイヤホンの下部先端は、マイクの集音部となっているようです。

ケースにしまうだけで充電される。シンプルで良いです!
ケースにしまうだけで充電される。シンプルで良いです! ©

ケースに装着すると、マグネット(磁気)によって吸着固定されるので、うっかり落として紛失してしまう心配も無さそうです。

付属のケースに入れると、自動で充電し繰り返し使用することができます。SoundPEATS Gamer NO.1のバッテリー持続時間は、イヤホン本体単体で5時間。更に充電ケースで充電しながら併用していくと25時間まで長持ちします。外見は、光るデザインを採用しており、ケース開放直後や電源ON直後だけ光ります。

イヤホン初心者でも迷わず使えるシンプルさ

今までイヤホンは、Bluetoothのペアリング接続(=スマホとの無線同期設定)が難しかったり、ボタン操作が必要で操作方法が面倒な製品も多いイメージだったのですが、SoundPEATS Gamer NO.1は、簡単であっという間に接続設定が完了できました。

これは特に、初めてワイヤレスイヤホンを使ってみようと思ってる方にはありがい工夫だと思います!

具体的なペアリングの流れを説明すると、イヤホン本体はケースから取り出すだけでペアリング待機状態となります。あとは、iPhoneやiPadではBluetoothのリストの中から「SoundPEATS Gamer NO.1」をタップするだけでペアリングが完了します。

Bluetooth接続(ペアリング)も1ステップで簡単にできる
Bluetooth接続(ペアリング)も1ステップで簡単にできる ©

この辺りの工夫も、使ってみて良かったと感じる部分です。

Bluetooth接続の設定は、一度行ってしまえば、あとは不要になります。それ以降は、本体のケースから取り出せば、イヤホンの電源がONとなり、自動でスマートフォンや使っている機器と自動接続されるようになります。

使わない時には、付属のケースに入れておくだけで、イヤホンの機能がOFFとなります。

付属のケースに入れるとBluetooth接続が切れる
付属のケースに入れるとBluetooth接続が切れる ©

以上のように、Bluetoothのペアリングや電源OFFなどの操作が不要なのは、とても考えられてる工夫で気に入りました。

SoundPEATS Gamer NO.1の中身と付属品

それでは、サウンドピーツのGamer No1の中身を見ていきましょう。

内容物および付属品
内容物および付属品 ©

購入すると入っている内容物は至ってシンプルです。

  • 元箱
  • イヤホンケース(内蔵バッテリーによる充電機能つき)
  • イヤホン本体
  • 交換用イヤーピース (極小・大・極大サイズ)
  • USB Type-Cケーブル (充電用)
  • 取扱説明書 (日本語記載あり)

イヤーピース(耳栓)は4種類のサイズが用意

イヤホンの耳を塞ぐ素材はゴム製になっており、購入時に装着されているイヤーピース(中サイズ)を含めると、4種類のサイズが用意されています。

イヤーピースは取り外して交換が可能
イヤーピースは取り外して交換が可能 ©

日本人男性であれば、購入時に装着された中サイズまたは大サイズ。女性や子供であれば極小サイズがフィットすると思います。

ワイヤレスイヤホンを充電する方法

イヤホンケースの背面には充電用の端子が用意されています。

イヤホンケース背面には充電用のUSB Type-C端子
イヤホンケース背面には充電用のUSB Type-C端子 ©

このタイプのワイヤレスイヤホンを始めて使う方は、戸惑うかもしれませんが、イヤホンのバッテリーを充電するには、次の2通りの方法があります。

  1. イヤホンケースにしまうだけ

    ケース自体が充電器になっていますので、イヤホンをしまうだけで勝手に充電が開始されます。ケースにもバッテリーが内蔵されていますので、外出先でも充電ケーブルを使わずに4回のフル充電ができます。

    ケースにしまうと自動で充電が開始
    ケースにしまうと自動で充電が開始 ©
  2. イヤホンケースを充電ケーブルで充電

    イヤホンケースによる充電は、内蔵されたバッテリーが尽きてしまうと充電ができなくなります。充電ケースのバッテリー残量が0%〜10%と少ない時には、LEDが赤色で素早く点滅を繰り返しますので、充電のタイミングを知ることができます。

    充電には付属のUSBケーブルと、別売りの一般的なUSB充電器を使って、ケースを充電することになります。

    ケース自体を充電する(充電器は別売り品やスマホ用の充電器が利用できる)
    ケース自体を充電する(充電器は別売り品やスマホ用の充電器が利用できる) ©

冒頭でも触れましたが、バッテリー持続時間はイヤホン本体で5時間、ケースを併用して25時間使えます。

ワイヤレスイヤホンの操作方法と機能

サウンドピーツGamer No.1では、イヤホンの側面をタップすると、各設定や機能を呼び出すことができます。

イヤホンのタップできる箇所
イヤホンのタップできる箇所 ©

タップ操作ができる領域が少し分かりにくいのですが、LEDによって光る箇所よりも中腹に反応エリアがあります。こちらは、説明書上でマルチファンクションボタンと呼ばれていますが、当記事では簡易的に「ボタン」と呼ぶことにします。

ボタンと言う割には、押し込める形状にはなっていないので、耳にイヤホンを装着しながら操作するには、少し慣れが必要です 😅 さて、イヤホンで呼び出せる機能は、説明書に記載されているアイコンが分かりやすいです。

イヤホンの機能
イヤホンの機能 ©

具体的な説明は説明書にも記載されているのですが、次のような事ができます。

機能 イヤホンの操作など
電源オン イヤホンをケースから取り出す。手動では、ボタンを1.5秒長押し
電源オフ イヤホンをケースにしまう。手動では、ボタンを10秒長押し
再生・一時停止 ボタンを素早く2回タッチ
音量ー 左イヤホンのボタンを1回タッチ
音量+ 右イヤホンのボタンを1回タッチ
曲戻し 左イヤホンのボタンを1.5秒長押し
曲送り 右イヤホンのボタンを1.5秒長押し
着信の通話開始・終了 ボタンを2回タッチ
着信拒否 ボタンを1.5秒長押し
通話の切り替え ボタンを2秒長押し
手動でペアリング開始 ボタンを6秒長押し
ゲームモード(高低音の強調) 左イヤホンのボタンを3回タッチ
端末の音声認識アシスタントを起動 右イヤホンのボタンを3回タッチ
イヤホンのLED照明ランプを消す ボタンを4回タッチ (※ペアリング中であること)

音量操作や、再生の停止、そしてスマートフォンで電話の通話を開始したりも出来ます。また、LED装飾のON・OFFまで出来るようになっているので、イヤホンとしての機能は申し分なさそうです。

初心者の方や、操作を覚えるのが大変な方は、端末(例えばスマホ)を直接触れば通常通り操作ができますので、それでも十分かと思います ☺️

イヤホンでも操作できるが…
イヤホンでも操作できるが… ©
スマホ操作でも問題なくコントロールが可能。電源オフはイヤホンを仕舞うだけでOK
スマホ操作でも問題なくコントロールが可能。電源オフはイヤホンを仕舞うだけでOK ©

電源オフやBluetoothの切断も、イヤホンをケースに収納するだけでOKですので、その辺りは安心かと思います。

片耳だけイヤホンを使いたい

あと、細かいところまで使い勝手が良いなと思ったのが、片耳機能。これも使い方は単純で、左(L)または右(R)のイヤホンをケースから取り出すだけで、どちらか一方のイヤホンのみで音声を聞くことができます。

イヤホンを片方だけ使うこともできる
イヤホンを片方だけ使うこともできる ©

初心者にも優しいワイヤレスイヤホンの定番

ということで、今回はワイヤレスイヤホンのGamer No1をご紹介していきました。今回はいつもどおり音楽を聞いてみた感想をまとめましたが、たまに音楽を作ったりするので、今度は遅延速度なども調べて見たいと思います。

ゲーム用としても低遅延を意識した仕様となっているようで、実用性はかなり高そうです。

カラフルに光る様子はアイディアを掻き立てる
カラフルに光る様子はアイディアを掻き立てる ©

中でも、ケースに閉まっておくだけで4回ほど満充電にできるというのも便利な機能ですよね。通勤時などの移動する場所でも使いやすそうなイヤホンだと思いました。

日常のちょっとした用途にもおすすめ
日常のちょっとした用途にもおすすめ ©