SOUNDPEATS Air3 Deluxe(ワイヤレスイヤホン)の使用感想をブログでレビューしていきます。Air3 DeluxeはEQ調整が可能になったコンパクトなイヤホンです。

価格が5,000円を切る安い値段設定ですが、自然な音質で違和感なく音楽鑑賞できました!コストパフォーマンスも抜群に良いので非常にオススメです。一般的なイヤホンに比べて、コンパクトに作られており、気軽な価格のイヤホンを探している方にオススメです。

Bluetooth接続によって、スマホやゲームから簡単にワイヤレス接続できるので、使い方もシンプルです。耳と接する箇所の形状はインナーイヤー型と呼ばれていて、Apple AirpodsやiPhoneの純正イヤホンとよく似た形状となっています。

ワイヤレスイヤホン SOUNDPEATS Air3 Deluxe
ワイヤレスイヤホン SOUNDPEATS Air3 Deluxe ©

カナル型と呼ばれる耳栓タイプよりも長時間の音楽鑑賞、リモートワークなどに向いていて、イヤホンを付けていても疲れにくいのが特徴。iPhone用の付属イヤホンが好きな人には相性が良いと思います。Air3 Deluxeは、VGP 2022 SUMMERで金賞を受賞しているようで音にも定評があるそうです。

非常にコンパクトなワイヤレスイヤホン
非常にコンパクトなワイヤレスイヤホン ©

イヤホンのサイズ感を調べるため、iPhoneXs Maxと並べてみると、充電用の収納ケースもコンパクトで場所を取りません。通勤・通学時に持ち運びたいといったシーンでも有り難いですね!

女性のポケットにも軽く入りそうなサイズに造られています。実際に音楽をスマートフォンから再生してみた感想は、音質のバランスが良く、自然な音質で音楽を聴くことができました。この後でも紹介していきますが、イヤホンの音質を後から調整することも可能です。

五千円以下で手に入る値段が安いBluetoothイヤホンですが、音質についても特に不満点を感じないスペックに仕上がっていますので、手軽なイヤホンを探している方にはお勧めできます。当記事では、更に細かい部分まで見ていきたいと思います。

目次:SOUNDPEATS Air3 Deluxeのレビュー

イヤホンを付けても疲れにくい形状、そして自然な音質が楽しめる!

冒頭でも軽く感想を書いていきましたが、SOUNDPEATS Air3 Deluxeを実際に使ってみると、音質のバランスが良く、インイヤー型としては高音域から低音域もしっかり感じ取れる良好な音質です。

特に、長い時間音楽を鑑賞したり、アニメや映画を鑑賞しようと思っている時には便利で、イヤホンを装着していても「装着しているな」という感覚を忘れるほど耳の違和感が薄いのが良いところです。

また、このイヤホンには「aptX Adaptive対応」とある通り、ゲーム用途などの低遅延を意識した規格にも対応しています。スマートフォンやPCでゲームを楽しみたい!とうい方にも便利だと思います。

自然でフラットな音を楽しめる
自然でフラットな音を楽しめる ©

音質や使い勝手については目立った不満点がないので、この価格とサイズ感ながら結構完成度が高いんじゃないかと思いました。

防水防滴性能についてはIPX4となっていて、多少の汗や水滴で濡れる程度であれば問題ありません。また、音声通話にも対応しているので、後半で説明するイヤホンのタッチ操作で通話に出ることも出来ます。

インナーイヤー型の良さは、イヤーピース(耳栓)が含まれる密閉型に比べて耳の中が蒸れたりせず、耳への負担が少ないこともメリットです。特にイヤホンを装着した際の違和感が嫌な方にはおすすめできる商品だと思います。

EQを好みの音質に調整できるワイヤレスイヤホン

最近のSOUNDPEATS製品では、アプリから音質を調整できる機能が搭載されました!スマートフォンの「SOUNDPEATS」をインストールして、スマホとイヤホンをBluetooth接続しておくと、EQ調整や、プリセットから音質を変更することができます!

スマホアプリ「SOUNDPEATS」
スマホアプリ「SOUNDPEATS」 ©

アプリではイヤホンのバッテリー残量も確認できます。更にiOS用アプリでは左下にEQ調整用のメニューが用意されています。

EQ調整画面
EQ調整画面 ©

フラットなEQから±6の範囲内で低音や中音域、高音域をそれぞれ好きなようにカスタマイズ可能です。

大幅に変更することも可能
大幅に変更することも可能 ©

これまでイヤホンの種類によって音の出方に違いがあり、固定でしたが、EQ調整により音質が調整できるのは嬉しい進化ですね!自分自身で細かくカスタマイズできるだけでなく、予め用意されているパターンからも選択できます。

プリセットパターンから選択も可能
プリセットパターンから選択も可能 ©

これだけでも好きな音質が選べそうです!

SOUNDPEATS Air3 Deluxeの付属品と充電ケース

それでは、サウンドピーツのAir3 Deluxeの中身を見ていきましょう。

内容物および付属品
内容物および付属品 ©

購入すると、入っていたイヤホンや付属品の内容はシンプルな物になっていました。

  • 元箱
  • イヤホンケース (内蔵バッテリーによる充電機能つき)
  • イヤホン本体
  • USB Type-Cケーブル (充電用)
  • 取扱説明書 (日本語記載あり)

インナーイヤー型といって、耳に接触する箇所も樹脂で作られているため、耳栓のようなシリコンゴムは用意されていません。

ワイヤレスイヤホンの充電方法(ケース装着)

ワイヤレスイヤホンを充電するには、イヤホンをケースに仕舞えば充電が開始されます。さらに、ケースが内蔵バッテリーとなっているため、ケース自体も徐々にバッテリー残量が少なくなります。ケースを充電するには、背面の充電用端子から充電を行います。

SOUNDPEATS Air3 Deluxeのバッテリー持続時間は、イヤホン本体単体で5時間、ケースを併用して21時間連続使用ができます。

イヤホンケース底面には充電用のUSB Type-C端子が備わっている
イヤホンケース底面には充電用のUSB Type-C端子が備わっている ©

充電の方法をまとめると、次の2つのいずれかの手順で充電可能になります。

  1. イヤホンケースにしまうだけ

    ケース自体が充電器になっていますので、イヤホンをしまうだけで勝手に充電が開始されます。ケースにもバッテリーが内蔵されていますので、外出先でも充電ケーブルを使わずに4回のフル充電ができます。

    ケースから取り出すと使用できますが…
    ケースから取り出すと使用できますが… ©
    ケースにしまうと自動で充電が開始
    ケースにしまうと自動で充電が開始 ©
  2. イヤホンケースを充電ケーブルで充電

    イヤホンケースによる充電は、内蔵されたバッテリーが尽きてしまうと充電ができなくなります。充電ケースのバッテリー残量が少ない時には、ケースのLEDが赤色に点灯しますので、充電のタイミングを知ることができます。

    充電には付属のUSBケーブルと、別売りの一般的なUSB充電器を使って、ケースを充電することになります。

    ケース自体を充電する(充電器は別売り品やスマホ用の充電器が利用できる)
    ケース自体を充電する(充電器は別売り品やスマホ用の充電器が利用できる) ©

SOUNDPEATS Air3 Deluxeの説明書

SOUNDPEATS Air3 Deluxeでは、数カ国の言語に対応した取扱説明書が用意されていますが、日本語もしっかりと用意されていました。Bluetoothの接続方法やイヤホンの音量調整方法も説明されているので、購入後から操作や使い方に迷う事は少なそうです。

説明書(Bluetoothの接続方法や装着方法)
説明書(Bluetoothの接続方法や装着方法) ©
説明書(充電方法とバッテリー残量の確認方法、そしてQ&A)
説明書(充電方法とバッテリー残量の確認方法、そしてQ&A) ©

SOUNDPEATS Air3 Deluxeの音量調整方法や使い方

SOUNDPEATS Air3 Deluxeで音量を調整したり、再生を停止するには、イヤホンの表面(=タッチパネル)をタップします。

購入時に付属される説明書にも操作方法が説明されていますが、左側と右側で操作内容が異なりますので、確認しておくと良さそうです。

説明書(イヤホンの操作方法)
説明書(イヤホンの操作方法) ©
機能 イヤホンの操作など
電源オン イヤホンをケースから取り出す。手動では、タッチパネルを1.5秒長押し
電源オフ イヤホンをケースにしまう。手動では、タッチパネルを10秒長押し
再生・一時停止 イヤホンを取り外すか、タッチパネルを素早く2回タッチ
音量ー 左イヤホンのタッチパネルを1回タッチ
音量+ 右イヤホンのタッチパネルを1回タッチ
曲戻し(前の曲) 左イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し
曲送り(次の曲) 右イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し
着信の通話開始・終了 タッチパネルを2回タッチ
着信拒否 タッチパネルを1.5秒長押し
音声転送(音声出力を他のデバイスへ切り替え) 両方のイヤホンを取り外す
通話の切り替え タッチパネルを2秒長押し
手動でペアリング開始 タッチパネルを3秒長押し
端末の音声認識アシスタントを起動 右イヤホンのタッチパネルを3回タッチ
ゲームモード L側のタッチパネルを3回押し

1つ注意点としては、イヤホンが耳から着脱されたことを感知して、自動的に通話終了や、再生を開始・停止する機能が備わっています。これを知らないと、思わぬタイミングで音が停止したり、通話が止まってしまいますので、注意が必要です。